#ことば
「すぎる」が多すぎる?
このところよく目にする言い回し「~~すぎる〇〇」が何となく気になる。
美しすぎる○○
美味しすぎる〇〇
楽しすぎる〇〇
......
「~~すぎる」からダメと後に続くのかと思いきや、そうではない。もっぱら誉め言葉として、「〇〇」のところを強調したいときに使う。
よく使われる強調表現「すごく」、「本当に」、「とても」、「超」などは強調したい言葉の前に付ける。それに対して、これは後ろに付けるとい
「夜には晴れるでしょう」と言われても...
天気予報でたまに耳にする表現、「夜には晴れるでしょう」には微妙な引っ掛かりを覚える。
天気用語には厳密な定義があるようだ。そのうえで公式の予報でアナウンスしているのだから、正しい言い方なのだろう。
「晴れ」ということばでほとんどの人が頭に描くのは、青空だろう。日も差しているはずだ。そもそもこの漢字の中には「日」も「青」も入っている。
だから引っ掛かる。
澄み切った夜空を表すのに「晴れ」以外
「せいぜい」頑張ってください
だいぶ前にテレビで観たオリンピック代表選手の壮行会だったか。時の首相が挨拶の中で、「せいぜい頑張ってください」というのを聞いて微妙な引っかかりを覚えた。
大急ぎで言い足すが、このことば遣いはまったく正しい。あらためて辞書を引くまでもなく、力の限り頑張ってほしいと言っているわけだから、何らいちゃもんをつける筋合いはない。しかし何だ、この違和感は。
日常生活で「せいぜい頑張れ」と言うのは、期待して