小田原貴

フットボールプレイヤー/ 【東京都府中市出身】

小田原貴

フットボールプレイヤー/ 【東京都府中市出身】

最近の記事

今の思い

Twitterでも報告しましたが、モルディブでのシーズンを終え日本に帰国しています。 今シーズンは、フィリピンからモルディブのクラブへとプレーの場を移し、更にシーズン途中での加入だった事もあり、なかなか自分に余裕を持つことができなかった、一杯いっぱいのシーズンだったかなと思います。 それ故にSNSの更新もなかなか出来なかったのかなと、、、 せっかくのモルディブライフをピッチ内外でもう少し発信したかった、、、 モルディブではリーグ戦優勝(無敗優勝)、AFCカップグループリ

    • アジアチャンピオンズリーグ出場権獲得

      昨日のリーグ優勝から一夜明けました。 試合が終わってから今まで寝れていません。 多くの選手が、試合後はよく眠れないと言いますが、私は基本的にはそんなことはあまり無くよく眠りにつけることが多いです。 ただ今回は外が明るくなるまでになってしまいました。 私の中で 今年リーグ優勝を果たした事は本当に大きな意味がありす。 この一年を簡単に振り返りたいです。 シーズンのスタートはアジアチャンピオンズリーグ予備予選から。 ミャンマーチャンピオン、タイチャンピオンを下し、FC東

      • 契約

        昨日Twitterにて公表しましたが、この度United City FCと契約しました。 前所属Ceres Negros FCが経営破綻によりチームが解散、契約破棄になったのが5月末の話です。 恐らくチームの幹部の中で話し合いがあったとは思いますが、選手は突然にチームの消滅を知りました。 今現在も続くコロナウイルスの影響を考えるとフィリピンのプロサッカークラブが存続していくのは大変な事だと言うのは理解しています。 私は突然に仕事を失ったわけですが、 解散の事実を知らさ

        • 「MVP」 2019年11月18日 Davaoから解約された1年4ヶ月後 プロキャリア初の個人タイトル獲得 Copa Paulino Alcantara(日本でいうルヴァン杯) 優勝でシーズンの幕を閉じた。 必ず見返してやると 内に秘めた思いを我慢しながら 焦らず準備してきた結果が最後に表れた。 2019年7月末 一通のメッセージがTwitterを通して入ってきた。 「アジア枠が空いている。チームに加入して欲しい」

        今の思い

          東南アジアドリーム

          シーズンオフに入り日本に帰国し、 来季に向けてトレーニングをすると共に JPVoltesFCとの契約を更新するか また新たな移籍先を探すか悩んでいた。 そんな12月のある日 一通のメールが届いた。 「来季うちのチームの外国人枠として加入して欲しい」 同じフィリピンリーグに所属し 今年できたばかりの新興クラブであったが 来シーズンの国内タイトル、国際大会への切符を 獲得するため潤沢な資金と戦力補強により 強化を図るチームからのオファーだった。 後に

          東南アジアドリーム

          無念と充実感

          JP Voltes FCで迎える3シーズン目に向け オフ期間中の約1か月は 「何かを変える」 必要があった。 自分のチームにおける立ち位置は決して 安泰ではない。 昨シーズンの個人での成績を見ると ギリギリの契約延長と見ていいだろう。 オフ期間中を使い 身体を変えて行くことを決めた。 私は身長の割に線の細い選手で海外での 荒々しい球際やコンタクトに 苦しむ事が多かった。 身体を変えていく ちょうどシーズンオフになる前に 高校時代のチームメイトに パーソナルトレーニ

          無念と充実感

          焦りと不安

          1部昇格を決め チームは高いモチベーションでプレシーズンを 迎えた。 外国人枠の選手を新たに獲得し Jリーグ経験者や海外で長くプレーする選手が 入団し競争も激しくなった。 (フィリピン1部リーグは3国籍関係無+1アジア国籍) フィリピン人選手も補強し、 今まで目指していたチームの形がより 高いレベルで表現できるようになっていた。 1年目はCBやボランチでのプレーが多かったが 2年目となるシーズンではトップ下で 起用されることが多かった。 CBとボランチに経験

          焦りと不安

          チャンスはどこに転がってるか分からない

          大学4年の夏のある日 その日は午前に試合、午後に練習の2部練だった。 その日は去年主将でサッカー部を卒業した先輩と 他に2名の方が試合と練習を見に来ていた。 先輩は大学を卒業後フィリピンのプロクラブと 契約し活躍していた。 夏前はチーム状況も良いとは言えず、 また個人的にもJクラブの練習や試合にも参加できていなかった不安もありながらも 就活をせずにサッカーに専念していたので とにかく毎日の練習に必死だった。 試合と練習を終えグランドから ロッカーへ戻ろうとした際に 先輩

          チャンスはどこに転がってるか分からない

          不甲斐なさ

          4年生 学生生活最後の年にキャプテンに就任した。 関東リーグに復帰した昨年度 残留を目標にしていたチームは 一丸となり素晴らしい成績を残した。 そして始まる新シーズン キャプテンとして迎える最終学年 自分達の代で結果が残せるか? 個性的な選手が多かった自分達の代をまとめれるか? チーム全体をまとめれるか? とにかく不安だった 新チームが始動してから 自分はチームのキャプテンとしての自覚ある行動が 取れなかった。 自分の中で良し悪しの基準をはっきり持てな

          不甲斐なさ

          更なる成長

          東京農業大学サッカー部は 私が入学する前年に関東2部リーグから東京都1部リーグへ降格してしまいました。 関東リーグに所属する学校ともなると、 当然ながら全国から優秀な選手達が集まります。 個人としても全国レベルの選手達が居る集団で プレーした事が無かったので入学当初は 「いい選手がたくさん居るな」 と素直に感じました。 プロを目指していたので、なるべく早く試合に絡めるように普段の練習、試合ととにかく必死に喰らいついてきました。 1年生の頃はセンターバックとしてプレー

          更なる成長

          変化

          府ロクジュニアユースでの全ての活動も終え、 高校に入学するまでに時間があったため 中学3年の卒業を前にしてFCトリプレッタの活動に 参加させてもらっていました。 FCトリプレッタのチームスタイルはとにかく攻撃、 パスを繋いで常に前進する。 見ている人を魅了するサッカーをモットーに活動 していました。 そのため個々の選手がボールを止めて蹴る能力が高く またチームとしても上下関係の無い非常に馴染みやすいクラブでした。 このサッカースタイルと環境が自分に合

          伸び悩み

          中学生になった私は 府ロクジュニアユースに所属しました。 当時の私はFC東京ジュニアユースの選考に落ち なかなか気持ちの切り替えも上手くできずにいたかもしれません。 きちんと現実を受け入れて そして自分の夢、目標に向かって何をするか? 中学生時代の私にはここの気持ちの整理が 上手くできませんでした。 入団当初は 「俺は東京トレセンだったからこのチームでは間違いなく中心選手だ」 と何もチームに残していなのに本気でそう勘違いしていました。 当然最初はみんなよりも少し能力は高

          伸び悩み

          挫折

          小学生の全ての大会を終えて 中学生へ進学するにあたり 私はどこでサッカーを続けるか考えました。 サッカーを始めた頃から 私の一番身近にあったプロフェッショナルクラブ、 それはFC東京です。 小学校の頃には多くのホームゲームを 家族全員で観に行っていましたし、 スタジアムで味わうあの雰囲気が好きでした。 得点が入った時、試合に勝った時 その瞬間の盛り上がりと一体感は 当時の私には忘れられない衝撃でした。 サッカーとはこういうものだというのを 東京スタジアムで感じました。

          転機

          小学校4年生から5年生になる時に 所属していた白糸台グレミオから 府ロクというチームに移籍します。 ここが一つサッカー人生で大きな転機です。 なぜ移籍したか? まず今まで所属していた白糸台グレミオは 週4回の活動でしたが、 府ロクでは週5回以上練習があり単純に 練習量が増えとても充実しました。 また1度練習参加に行った際も 個人技を中心に基礎技術を向上させる 練習を多くしていたため自分にプラスに なると感じました。 そして今までやっていたゴールキーパーから FWへと

          はじめに

          現在私はフィリピンでプロサッカー選手として 生活しています。 プロサッカー選手になって5年、ようやく選手として 成果が出始めた頃だと思います。 これまで全くの無名だった私がAFC Champions LeaugeプレーオフのFC東京戦まで進み、一選手としてほんの少し注目されました。 その際SNS等でも多くの方に注目して頂けるようになりました。 現在コロナウイルスの影響を全世界が受け、 多くの国のリーグ戦、カップ戦が延期、中止に なっています。 フィリピンも例外ではあり

          はじめに