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挫折

小学生の全ての大会を終えて
中学生へ進学するにあたり
私はどこでサッカーを続けるか考えました。

サッカーを始めた頃から
私の一番身近にあったプロフェッショナルクラブ、
それはFC東京です。

小学校の頃には多くのホームゲームを
家族全員で観に行っていましたし、
スタジアムで味わうあの雰囲気が好きでした。
得点が入った時、試合に勝った時
その瞬間の盛り上がりと一体感は
当時の私には忘れられない衝撃でした。
サッカーとはこういうものだというのを
東京スタジアムで感じました。

そして必然と憧れのクラブになっていました。

プロになってここのピッチに立ちたい

強く想うと共にこのクラブが及ぼす
私への影響は本当に大きかったです。

FC東京のジュニアユースチームに絶対行きたい。

そこしか見えていませんでした。
だから他のクラブを一緒に受けるという
選択はしませんでした。

私はFC東京ジュニアユース1本に絞りました。

セレクションには本当にたくさんの選手が
受けに来ていて独特の雰囲気だったのを
覚えています。
東京トレセンに選抜されていたこともあって
1次選考はパスされ、
そして最終選考まで残りました。

ただ最終選考では私の思うようなプレーは
あまり表現できませんでした。
それが過度の緊張だったのか、またゲーム形式では
フィールドがやや狭かったため自分の特徴が
出しにくい状態だったのは事実です。

セレクションが終わってから合格発表まで
とにかく緊張していましたし、
絶対に大丈夫という確信は持てなかったのと、
ここに絶対に入りたいと
強く思っていたので落ち着きませんでした。

結果は

「不合格」でした。

本当に悔しかったですし、
「サッカー人生終わった」と思うくらい
それくらいショックでした。

そんな想いを抱えたまま
私は府ロクジュニアユースへ行くことを決めました。

今思えばこの悔しさをバネに
府ロクジュニアユースできちんと成長し、
成果を出すことに真摯に向き合えば良かったのですが。

ただ当時の私は、、、

明日へ続く


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