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泥辺五郎
2022年5月10日 16:31
えげつない話だらけの短編集。奥付を見ると昭和49年発行初版。講談社文庫。定価は240円。古本屋で野坂昭如漁りをしていた頃、だいぶ終盤に買ったもの。年譜もついてるが、昭和42年頃からの仕事量がとてつもなく、43年に直木賞受賞してからは一年が分厚い分厚い。昔私が読み漁っていたのもその辺りの作品が中心で、多くの「自伝的小説」群にはあまり手を出していない。読み始めたきっかけは町田康だった。インタビュ
Ryohibino
2022年3月5日 11:02
幸せとは。成功とは。他人ではなく、自分の中で、再定義していく。幸せとは。そりゃ、お金があって、時間があって、何不自由ない生活じゃない?でも、それは、いつの間にか、刷り込まれた、他人の価値観かもしれない。資本主義も、人間が創ったシステム。時間という概念も、本当は、存在しない。だったら、自分にとっては、お金がなくても、時間がなくてもいいかもしれない。むしろ、”今”を
おまるたろう
2022年3月1日 19:44
だめだ、自尊心がもたない…そもそも何が悪いのか、卵が先か?鶏が先か?よくわからないが、ここにはピーターパンみたいな人が集まっていて...俺はこいつらが嫌いだ。誰かと言葉を交わすこともなく、立ち上がって、さっさと店を出ようとすると、「え?」と困惑した様子で見つめてくる。しかし、かまわず入口に向かっていった。また座り直すなんてカッコ悪い。ドア付近までいくと、後ろから彼女が呼び止めた