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瞳を閉じて鮮明に描くよ
INIのファーストファンミーティングに行ってきた。
こんな感じの世の中で、どうしようとも思ったけど、行ってきた。INIの姿をこの目で見てきた、INIに合ってきたんだ。
ライブやファンミに行ったのは初めてではない。現場が好きだから満足するまでは行きたいし、無理のない程度【好き】の範囲でオタクをしている。
今、帰りの新幹線。いつものこと、関東でしかない現場は沢山あるし、関西に住んでいるオタクとし
花は毎年必ず咲きます
別れる男に、花の名を一つは教えておきなさい。花は毎年必ず咲きます。
私の大好きな有川浩さんの作品、【植物図鑑】の一節にこんな文章が出てくる。もとは川端康成さんが遺した言葉だ。
この言葉と出会ったときの衝撃は忘れられない。それは稲妻のように、でも清風のように、花を見るたびに私の身体のナカでこの言葉が囁かれるのだ。これは呪いであり、想いだ。
ヒトの五感の中で嗅覚は特に記憶と結びつきやすいらしく、
最後には盃を bottoms up
人間の記憶ってホントに儚いもので、必ず薄れていく。期待いっぱいの春も、別れが必ず訪れてしまう夏も。きっとトキメキが止まらないであろう秋も、胸を躍らせる予定の冬も、いつか少しずつ風化して、「あぁ、そんな時もあったなあ。」なんて思うんだろう。
だから私は言葉で残していこうかな、なんてちょっとロマンチックな感じに自分に酔いながら、今言葉を紡いでいる。
私の中の鉄板の言葉。
「オタクは趣味」
好きで