見出し画像

最後には盃を bottoms up



人間の記憶ってホントに儚いもので、必ず薄れていく。期待いっぱいの春も、別れが必ず訪れてしまう夏も。きっとトキメキが止まらないであろう秋も、胸を躍らせる予定の冬も、いつか少しずつ風化して、「あぁ、そんな時もあったなあ。」なんて思うんだろう。



だから私は言葉で残していこうかな、なんてちょっとロマンチックな感じに自分に酔いながら、今言葉を紡いでいる。



私の中の鉄板の言葉。
「オタクは趣味」

好きでしている事だから実生活に支障が出ない程度に趣味を楽しんでいきたい。私の人生は私のもので、コントロールするのだって自分だ。楽しむ事、トキメク事、好きだと思う事を趣味にしたいから、なるべくマイナスな感情を持たずに居られるものを選んでいきたいとも思っている。


アイドルオタクも趣味として楽しむ分にしては用量、用法をきちんと守ればハッピーなものになることが多い。

趣味だから見たいときに見るし、毎日情報を追い続けるのは正直向いていない。現場は行ける時に行く。初日、オーラスにこだわらない。これ鉄則。だけれども遠征三週連続で行ったりもする。これは私のやり方だから万事オッケー。しんどくない程度にオタクをする。趣味は楽しくて大好きなものでありたい。


もう一つアイドルオタクをするのにあたり、掲げている言葉。
「アイドルは自己啓発」


アイドルってなった事ないから全く分からないけれど、偶像、と言うか消費者側に像が作られていく感じがする。雑誌とかのインタビューでも一文で色んなことを読み取られる、というか読み取ってもらえると言うのか。現代なんかSNS文化が本当に活発だからライブのレポとかもニュアンスのまま広がったりして、そんなつもりなかったのになぁ〜とかありそう。

今の人気のアイドル像って会いにいけるアイドル、じゃないけど、割と近くに感じられるアイドルにシフトチェンジしている感もある。リアコとかもやっぱり押さえるべくアイドル像。YouTubeとかInstagramとか身近な存在っぽい感じがいい。らしい。


けどやっぱり私はアイドルは偶像だし、虚像だし、そうであって欲しいと思うタイプ。アイドルはアイドル。これは人それぞれだから何でもいいとは思うんだが。


私の大好きなアイドルが「アイドルってキラキラしてて、楽そうで、ってそう思われるのが1番嬉しい。俺にプライドがあるとするなら“見せないこと”」って地上波のTVで言ってる方が居るんですよね。


多分この言葉って受け取り手によって、いろんな考えはあるんだろうけど私は大好き。この人は自分がアイドルだから「アイドルって」っていう主語になるんだろうけど、これ「私は」に置き換えたときに、自分もそう周りから見られたいな、って思っていることに気づいた。

自分を自己分析したときに、圧倒的合理的主義かつ理屈的な癖に面倒くさがり。周囲に興味がなさ過ぎる大人をしています。なのにアイドルオタク、矛盾だらけ。文章だけみたら最悪(笑)

けどやっぱり大人だし、社会人だし、周りから良く見られたい、とまでは行かなくても、ヤバいやつだとは思われたくない。まあ好印象のほうが絶対生きていきやすい。

って思ったときにさっきの言葉が出てきて、見せないことがプライドって私も思えたりする。自分の主軸に実はアイドル観があったり。毎日同じ事の繰り返しの中アイドルを見て向上思考、わたしには向いている。自己啓発本なんかと一緒。



ちなみにあの言葉、多分聞いたことあるオタクもいると思う。あの頃、かけがえのない夏、宝物で。あの時一緒に居たからか、それともアイドル観が似たからか。再会しちゃうんだよなあ、あの軍団にいたあの人に。



2021年1月30日、偶然にもあの言葉をくれた人達のライブ帰り、電車の中でワクワクしながらみた101人のプロフィール、真ん中らへん、知ってる名前、知ってる顔、てか髪色どうした?!?!身長伸びたな?!すぐトレンドに入ったし、てかこれは血が騒ぐ、、、みた瞬間から使命的なものも感じて1picに。


そっから2ヶ月コツコツ投票をした。他の界隈も追ってるからオンタクトを全部見るわけでもなく、正直プロフィールの写真でええやんと思った人たちを11人グルグルさせながら、1picは固定で。ちょっと長いよね、2ヶ月は(笑)と思いながら放送初日を楽しみにしていた。


もう始まってからは毎日がお祭り騒ぎで、出るわ出るわの供給、木曜日はテレビにかじりつき、YouTube見て、GYAOみて、YouTubeみて、インスタみて、Twitter、Twitter、Twitter(笑)


アイドル側も必死なんやろうけど、オタクも必死。
毎日投票したか確認して、週間順位で一喜一憂して、アイドルが泣く、オタクも泣く。人間って一生のうちの心拍数が大体決まってるって言うけれど、だとしたら私は長生き出来ない。泣くわ、喜ぶわ、トキメクわ、もうバックンバックン。仕事中も考えちゃって、アイドルが今も必死こいて練習してるんやったら私もやったるぜ!!って仕事頑張れたりして。


もう語り出したらキリがないし、好き、で溢れる。


2人で叩き出した最高のパフォーマンス、Aクラスでの別れ、奇跡のグループ、家族のような存在、親友への想い、庭で築いた絆、一つ変化できた自分、完璧への想い、支えてくれた人、1位の席、心技体磨いて、自分の感性、感覚を信じたその人。


当日テレビの前で気が気じゃなかったし全くブレずの1picオタクではあるけれども、推しは居るし、出来るならば良いなと思ってる子がデビューできたらなぁって思っちゃう。オタクはいつでも貪欲。



2021年6月13日。INI (アイエヌアイ)結成日。
そして今日は
2021年7月13日。INI結成1ヶ月おめでとう!
そしてアイドルになってくれてありがとう。



11人のことちょっとずつ知るたびに愛しさが増します。柔らかい雰囲気を持つ人が多く、おおらかで温かいイメージです。みんながみんなを想いあえる言葉を選んでいて、こんな感じの世の中だけれども何気ない日常の中で笑顔にさせてくれるグループになるんじゃないかなって思っています。


僕たち一人一人が炎の火種となって、どんなに暗い場所でも照らせるような光や温かさを放っていける存在に。


また一つ私の自己啓発としての言葉を貰いました。
出口の見えない今の世界で、一筋の光となってください。


そっと応援、いやそれは性格的に無理なので爆発的に応援させてください。できればランダムという文化は控えてください。(ここで言うな)


produce101Japan season2で出会えたアイドル達、ありがとう。大好きです。それぞれが自分が一番輝ける舞台に立てますように。誰もが誰かのナンバーワンでオンリーワンです。


INI、光となって歩んでいこう。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?