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エッセイと呼ぶことを許されたいやつ

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イコカ拝、じぶんではエッセイと呼んでいて、ひとさまにもそう認めてもらえたら嬉しいなあっていう。
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2024年2月の記事一覧

生理前だからってことにしとこ(ほんとうはこの一言で済ませるのも、嫌なのよね)_240221

生理前だからってことにしとこ(ほんとうはこの一言で済ませるのも、嫌なのよね)_240221

お夕飯は、お刺身だった。
まぐろ(しかも多分、中トロ)、ぶり、たい、ミル貝、赤貝、ほたて。それぞれ1〜2切れづつ。少しずつがいろいろで、温燗ともよく合い、ほっぺが落ちそうになった。

昼間は、はじめてのお仕事をすすめて先方へ連絡。すぐに「いい感じ」とお返事とフィードバックをいただいた。
ランチはおうちで簡単お好み焼き、これも今日のコンディションにぴったりでペロリだった。
朝はちゃんと起きてストレッ

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電話電話っていうけど、ほんとはメッセンジャー通話ね_240216

電話電話っていうけど、ほんとはメッセンジャー通話ね_240216

親切なことにその日何時間携帯を触っていたか教えてくれる「スクリーンタイム」は少なくとも2~3時間、多い日は4時間を超えてくるので(どうしてこうも手のひら程度の小さな画面を見つめることに日々時間を費やしてしまうのだろうか)、大体のメッセージは受信したときに目を通す。
ただ、メッセージにすぐ返事するかどうかは、また別問題である。

で、肝心なメッセージを受信したときに限って携帯から離れていることが多い

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スイートスパークスイート_240210

スイートスパークスイート_240210

疲れた時は、甘いものが食べたくなる。
甘いものが無性に食べたくなった時は「あ、疲れてるな」って思う。

そういうときに欲しくなる甘いものはどんなものかというと、口に含んだところから熱を伴って、脳みそのあのウネウネの間をF1さながら駆け巡り、脳幹にガッツーン入ってあたまがぐわんぐわん揺れるような、そんな甘いものが欲しくなる(危ない)。

で、具体的には、やっぱりチョコレートを想像するのだった。
それ

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日替わりランチ、チキンカツ、630円_231206

職場の同僚が「ランチいきましょ!」と誘ってくれた。
わたしは休みだったけど、彼女は昼休みに1時間の時間給をくっつけて時間を作ってくれた。

いま働いているチームは9人。会社勤め、といって想像されるような職場・仕事内容とはかけ離れた少し特殊な環境で、全員複数のプロジェクトを掛け持ちしていた。有り難いことにいいメンバーが揃っていて仲もいいのだが、デイリーで顔を合わせるわけではないので一緒に外食は少し珍

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お香を焚く_240205

お香を焚く_240205

お香を焚くのが、好き。

でも、ここだけの話、お香を焚くために火を点けるのが好き。

もっともっと、ここだけの話、火を点けるのはライターよりマッチが好きなの。

マッチは、木が燃えて灰になるかおりがするでしょ。
ちいさくて細い木片の炭素が焦げた、あの匂い。あれが鼻腔に入ると、自分が生きてることを確認するじゃない。一瞬の死の危機の後に、安堵が広がるじゃない。

「ああ、生きてる生きてる。ちゃんと心臓

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忘れない数字_240203

忘れない数字_240203

とあるコンサートへ行ってきた。行くと決めたのは3日ほど前。というのも、中学からの友人がこの春に韓国へ行ってしまうのだが(いつまでなのかはわからないけど、なんとなく1年は下らなさそう)、聞けば渡韓前の最後のコンサートだというのだ。

彼女とは中高と同じバンドに所属していたのだが、会場に着くとその時の仲間がいるではないか!
発見した時向こうはわたし以上に驚いていて、漫画やアニメで言うところの頭上に点が

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食パンは、4枚切りか5枚切り派_240202

食パンは、4枚切りか5枚切り派_240202

めっちゃくちゃ「ああ〜〜〜、1時間早かったらいいのに」と思ってもスマホの画面には、8時ではなく9時の表示。
別に何も約束はないし、同居人に怒られることもなく(と言いながら「きっと洗濯物干してくれちゃってるよな〜」とかなんだかんだ気にしてはいる)、想定していた起床時間から一時間ずれただけなのだが、ちょっと損をしたような気持ちになるから不思議なものである。

美術館へ行こうと決めていた。
ベッドから這

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周りをよく見て歩こう_240201

周りをよく見て歩こう_240201

車に轢かれかけた。

正直、少しすごくびっくりしてしまって、その瞬間の10分後に「やっと落ち着いてきた」と思ったけれど、その後も数時間おきに「落ち着いてきたかも」と何度も思うことになって、いつ本当に「落ち着いた」のかはよくわからない。



ちょっとモヤモヤ、クシャクシャしていて、そんな頭の中に風を通したくて外へ出た。(そうでなくたって夜の散歩は好きだ)
出掛けに同居人からいろいろと声を掛けられ

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