観て参りました話題作のロストケア👇
本作を観る前は、相模原事件に類似した勘違い野郎(犯人のこと)の物語で、正義側の長澤まさみ(検事)が、松山ケンイチ(犯人)の言動に揺れながらも、事件を解決していくパターンかな?なんて思いきや、全っ然違います!もっともっと深い、日本の闇のお話なんですよ💦
※ここから先はネタバレを含みます👇
では、どうぞ。
これは明らかに日本の闇を、これからの未来を指摘している映画だと気付く。
そして最後には、ロストケアが善なのか悪なのか?松山ケンイチが父親を殺した時、枕元に置かれた父の作った赤い折り鶴を見た彼が爆発する感情と伴に、その答えを表現する。そして場面が変わり、長澤まさみも、母に許しをこうシーンでラストを迎える。まさに圧巻のラスト15分!
エンディングで流れる森山直太郎の「さもありなん」が観客の心に刺さるように響く!
本当に私の文章だけでは、何も伝わらないだろうと思う程凄い映画です!たぶんここ五年で、最も泣いた映画かも知れません。ぜひ、これから親の介護を迎える40代、50代の方々必見の映画です。
そして、介護の仕事や看護師の方など、老人のケアに携わる方、その一人でも多くの方が、この映画を観に行ってくださればと思います。
終わり