#004 企業や自治体とともに、放課後の課題解決へアクションを
“放課後はゴールデンタイム”という理念のもと、子どもたちの豊かな放課後をつくり続けている放課後NPOアフタースクール。その職員やスタッフがどんな想いや考えを持って日々の仕事に取り組んでいるのか、一人ひとりのリアルな声とその魅力をお届けします。
プロフィール
■「学童は狭くて、つまらない」知人の母の声をきっかけに放課後の課題に関心をもつ
―これまでの経歴について教えてください。
大学4年時に東日本大震災が発生し、就職活動も止まりました。東北での復興ボランティア、復興支援のNPOに従事した後、公共政策の大学院にて研究活動を行っていました。そんな中、放課後の課題を知り、放課後NPOアフタースクール関西チームのボランティアに参加。業務委託を経て、現在に至ります。
ーなぜ放課後NPOへ入職されたのですか?
「学童が(部屋が)せまくて、(遊びが)つまらなくて、(そのわりに)高いから、辞めた」という(当時)男児3人を学童に通わせていた知人の母親の話をきっかけに、放課後の課題を知りました。
その後、研究や起業イベントで自分なりに放課後の課題解決を考えているときに、放課後NPOアフタースクール関西を立ち上げられたスタッフと共通の知人を介して知り合い、まずはボランティアとして研究活動の隙間で携わることになりました。
■子どもへの支援を阻害する壁を大人と一緒に打破
―放課後NPOアフタースクールへ入職後は、どのような仕事をしていますか?
関西圏の企業や自治体との協働事業の企画立案やそこで立ち上がったプロジェクトの運営を担っています。
中でも私は、子どもや次世代の支援、SDGs・ESG、CSR/CSVといった文脈で、企業として何かしらの社会的アプローチを行っていきたいと思ってくれる企業との次世代支援プロジェクトの企画運営が主な役割です(ソーシャルデザイン事業についてはこちら)。
特に今年度6月から、滋賀県総合企画局企画調整課と協働して、企業と子どもたちを見守り、教育・放課後の現場をつなぐプラットフォームの運営業務を担っており、滋賀県内を走り回っています!
―仕事に対してどんな想いや願いをもっていますか?
このようなNPOで活動していると、「子どもは、社会や未来にとってかけがえのない存在ですよね!」や「何か子どものために関わりたい!」など子どものためにアクションをしたい、と言ってくれる大人と多く出会うことができます。
しかし、そんなことを考えてくださる多くの大人も、法律や制度の壁、組織内での部署や立場の壁、組織による目的や価値観の違い、地域での関係性など、色んな『大人の事情』によって、生まれるべきアクションが阻害され、その結果、子どもや放課後への支援に十分手が届かないことを多く見受けてきました。
なので、そんな想いを持った団体内外の大人と、アクションを阻害している壁を一緒に打破していくことを心掛けています!
―仕事のやりがいやこれからやってみたいこと・チャレンジしたいことを教えてください。
「子どものために」と一致団結して、色んな壁を乗り越えて、子どもたちの笑顔を生み出せたとき、その場に関わった多くの大人も笑顔になる瞬間に一番のやりがいを感じます。そのとき、子どもの力の偉大さを実感します。そのことをもっと多くの人に伝え、子どもへのアクションを生み出せるような試みを仕掛けたいと思っています。
■チームメンバーからのメッセージ「いつも全力な愛されキャラ!フットワークの軽さと幅広い人脈で事業をリードしてくれます」
―最後に、チームメンバーの占部さんから届いたコメントを紹介します!
「いつも何事にも全力、そしてフル回転!!のよねちゃんこと米村真悟さん!これやってみよう、ここに行ってみよう!と決めてからの行動力がすさまじく、そのフットワークの軽さと幅広い人脈で、たくさんの人や事業を動かしていってくれる方です。
そしてなんといっても、誰からも愛されるキャラの持ち主!(写真の笑顔からもわかりますよね)人のよさは子どもたちもすぐ気が付くのか、プログラムの最後には必ず『よねちゃん~~』といろんな子どもが集まってくるのを見て、本当に皆に愛されるんだなあといつもほっこりした気持ちになります♡これからも、一緒に関西の放課後を盛り上げていけると嬉しいです!」
放課後NPOアフタースクールで働くことにご興味のある方はこちら!
https://npoafterschool.org/recruit/
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