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神秘学ポエジー【風遊戯】mediopos

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本を中心としたメディアを神秘学的な視点で読みながら「遊戯」していくシリーズ。
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2021年1月の記事一覧

山本芳久『世界は善に満ちている/トマス・アクィナス哲学講義』

☆mediopos2268  2021.1.31 禅に啐啄同時という言葉がある 鳥の雛が卵から出ようとするの…

KAZE
3年前
8

伊勢武史『生態学者の目のツケドコロ』

☆mediopos2267  2021.1.30 コロナ禍は仕事上では ずいぶん面倒や困難を抱えてしまっている…

KAZE
3年前
2

『円をめぐる冒険/幾何学から文化史まで』

☆mediopos2266  2021.1.29 世界は 円(あるいは球)でできている 世界というより 存在と…

KAZE
3年前
8

安藤礼二『熊楠 生命と霊性』

☆mediopos2265  2021.1.28 森羅万象は いったいどこから 生まれてくるのだろう 南方熊楠…

KAZE
3年前
18

『感情史とは何か』

☆mediopos2264  2021.1.27 ひとの心は 思考・感情・意志から 成っているといわれる 神秘…

KAZE
3年前
7

ドミニク・チェン×全卓樹「共同体をつくる科学の言葉」

☆mediopos-2263  2021.1.26 全卓樹はすでに10年前に 「Twitterはインテリのパチンコである…

KAZE
3年前
5

伊藤亜紗『ヴァレリー 芸術と身体の哲学』

☆mediopos-2262  2021.1.25 詩的言語とは何かという問いに あけくれていたことがある 学生時代のことだ ロシア・フォルマリズムや ロマーン・ヤーコブソンの言語理論 シャルル・ボードレールの詩篇「猫たち」をめぐる ミカエル・リファテールの分析などなど 詩的言語をめぐる問いをいろいろ彷徨っていたが やがて「受容」という観点に収斂していった 詩とされる言語活動は 詩語の使用や音韻などさまざまなものによって 詩(らしきもの)として作られ読まれもするのだが

白石凌海『維摩経の世界』

☆mediopos-2261  2021.1.24 宗教関係には疎かったので 仏教の経をじぶんで読んだのは『般…

KAZE
3年前

マルクス・ガブリエル『「私」は脳ではない』

☆mediopos-2260  2021.1.23 人間はかつて 霊魂体という三分節だったが そこから霊が消され…

KAZE
3年前
9

塚本邦雄『薔薇色のゴリラ/名作シャンソン百科譜』

☆mediopos-2259  2021.1.22 行きつけの古書店に 歌人・塚本邦雄の著作の数々をみつけたの…

KAZE
3年前
5

鈴木大拙『華厳の研究』

☆mediopos-2258  2021.1.21 原初の仏教は 自性を認めていないといわれる 自性とは実体であ…

KAZE
3年前
14

松村潔『人間は宇宙船だ』

☆mediopos-2257  2021.1.20 わたしたち人間は 惑星・地球で進化している存在だ 霊的人間観…

KAZE
3年前
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デイビッド・ウォルトナー=テーブズ『人類と感染症、共存の世紀』

☆mediopos-2256  2021.1.19 人は微生物とともに進化してきた 人から微生物を除くと そのか…

KAZE
3年前
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M・R・オコナー『道を見つける力』

☆mediopos-2255  2021.1.18 車にナビはつけていない スマホでGPSを使うのは 雨雲レーダーを見て 自転車に乗るときなどに 雨具などの必要を確認するときくらいだ しかもその情報は半分信じないようにしている 「僕の前に道はない 僕の後ろに道は出来る」と 高村光太郎の詩にあるように 教えられた道はすでに道ではない 道はじぶん歩むことで はじめて得られる経験なのだから 「環境中の感覚情報を使用および整理し、 その導きにしたがうこと」を ウェイファインディ