1201.どんなに「絶望」しても、「希望」の方が優っている気がするんだ。
No matter how much I despair, I feel like hope is superior.
【お馬鹿なcoucouさんの生きるヒント211.】
1.お馬鹿なcoucouさんの大好きな言葉⑰Silly Coucou's favorite words ⑰
愛に恐怖なし、
There is no fear in love,
最上の道徳たればなり。
This is the highest morality.
愛に疑惑なし。
There is no doubt about love.
最大の真理たればなり。
This is the greatest truth.
愛に束縛なし、
Love has no constraints,
真箇の自由なればなり。
Because it is true freedom.
Ⓒ内村鑑三 「所感十年」
Ⓒ Kanzo Uchimura "Thoughts on the Past Ten Years"
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou
愛のある所には常に家族を成立せしめよ。
Wherever there is love, there will always be families.
愛のないところには必ず家族を分散せしめよ。
Where there is no love, there must be families dispersed.
この自由が許されることによってのみ、
Only by allowing this freedom can
男女の生活はその忌むべき虚偽から解放され得る。
The lives of men and women can be freed from that abominable falsehood.
Ⓒ有島武郎 「惜しみなく愛は奪ふ」
Ⓒ Takeo Arishima "Love takes away without hesitation"
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou
愛の光なき人生は無価値である。
Life without the light of love is worthless.
Ⓒシラー 「語録」
ⒸSchiller "Quotes"
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou
愛の反対は憎しみではなく無関心である。
The opposite of love is not hate but indifference.
Ⓒマザー・テレサ
ⒸMother Teresa
愛の悲劇というものはない。
There is no such thing as a love tragedy.
愛がないことのなかにのみ悲劇がある。
There is tragedy only in the absence of love.
Ⓒテスカ 「シモーヌ」
ⒸTeska "Simone"
Ⓒ英文 coucou
ⒸEnglish: coucou
愛の本質は精神の火である。
The essence of love is the fire of the spirit.
Ⓒスウェーデンボルグ 「真のキリス教」
Ⓒ Swedenborg "True Christianity"
2.辞めたかったら辞めちゃうんだ。If you want to quit, you quit.
もうすぐ、coucouさんの人生最大のイベントが、来月の16日(土)・17日(日)に開催される、わずか5名のスタッフで、約10,000人以上のボランティアさんたちに動いてもらい、約50万人前後の観客動員数となる。
振り返ってみると、いつのまにか45年間活動してきたことになる。
準備期間1年、第1回目開催のときは、まだ24歳。
なんと美少年だった(笑)~
もちろん、そんな若造が第1回から仕切るなんて無理。
そう、たくさんの先輩たちに囲まれて出発した。
当時の先輩方は50歳代の人たちが集まって、coucouさんたち20歳代の若者たちを集めて、この街で何ができるか?何をしたいのか?というブレーンストーミングから始まった。そして、恐ろしいことにアイデアを提案した者が責任者にさせられた。
もちろん、失敗した場合はその先輩たち大人が責任を取るという。
だから、coucouさんたちは夢も膨らんだけれど、何よりも燃えた~
そう、何かしたい~
何かを残したい、作りたいと考えていたからだ。
もちろん、当然のごとく第1回は大失敗となった...。
それは、はじめてと言うことも、宣伝不足、経験や知識も不足、人も足りない。
だけどね、全員は全力だったんだよ。
事前相談会、ブレーンストーミングのメンバーはcoucouさん率いるデザイン会社、地域のミニコミ雑誌を発行している若者たち。音楽活動をしている若者たち。地元の歴史研究家(アマチュア)、大学生たち。そして、起業したばかりの若者たち、総勢約10名でこの計画をはじめた。
もちろん、創始者である会長さんは40歳後半。
何もない、あるのはアイデアと知恵だけ。
そして、振り返ってみたらすべての先輩たちはこの世を去ってしまい、お馬鹿で一番の駄目なcoucouさんがいつのまにか最年長となってしまった...。
(詳しくは昨年の11月のnoteに記載。また、近々、noteで公表予定~)
でも、45年間もどうして続いたんだろう?
別に儲けが出るわけじゃあないし、それをすることで収入を得るわけじゃあない。
名誉だってつくわけじゃあない。
身体と頭を酷使して、大勢の人たちに怒鳴られ、怒られるのがここの仕事。
毎年、終わればお詫び行脚となる。
だけどね、何度も、何度も心は折れた…。
何度も何度もやめようと思った...。
何の得も、何のメリットもない。
ボランティアって、言葉は美しいけれど、仕事よりも厳しいし、責任が重すぎる。
かえって仕事の方が楽だよね。
だって、動いて働けばなにがしらのお金が入るんだもの。
我慢だって当然だよね。
やはり、愚かでお馬鹿だったからかなあ~
だって、責任を押し付けられたり、しんどくて、辛くて、苦しくて、絶望だってある。
だけど、「絶望」したときは、辞めたい、今度こそやめるんだ、とそのたびに心に誓うんだ。人から見たらおかしな世界だもの。
〇〇ザさんたちの世界みたいに簡単には抜けれない、責任だけが残される。
だけど、今、思う。
誰だって、人生って、
「やめるか?」
「続けるか?」という選択が生きている限り何かしらある気がする。
おつきあいだって、
「つき合いをやめるか?」
「つき合い続けるか?」というように何でも二つの選択があるよね。
別れて良かった...。
やめて良かった...、という場合もあるし、このまま我慢して続けて良かった、という人もいる。
19歳のときにイラストレーターとして雑誌にデビューした。
デザインの専門学校に通いながら出版社の仕事をしていた。
だけど、あることがあり、「絶望」して、20歳の前半でその仕事のすべてをやめた...。
その後、また、coucouさんは絶頂期にイタリアントマトの仕事をやめたことがある。
振り返ると、もし続けていたらどうだったんだろう?と考える。
もし、続けていたらお馬鹿なcoucouさんはトマトの社長とともに脚光を浴びていたかもしれない。
だけど、「絶望」のもとやめた...。
そう、「絶望」ほど苦しいものはない...。
じゃあ、この45年続けているこのイベントはどうだったんだろう?
もちろん、毎回「絶望」を繰り返している。
だけど、何が違うんだろう?
このイベントは地元のお祭りに過ぎないはずなのに...。
実は、なんども頭にきてやめてきた...。
理不尽な奴も多いし、coucouさんを馬鹿にする人も多い。
だけど、毎年11月が近づく8月になると呼び戻される。
みんながcoucouさんを必要としている、という。
お馬鹿なcoucouさんは本当にお馬鹿だからすぐさま復帰して、またボロクソに脅かされる...。(褒められるとすぐに木に登る(笑))
「なんじゃあ、これは...」、
松田優作の刑事物語のラストシーンの言葉が浮かぶ。
そう、問題が起こると、みんないなくなっちぅんだよね~
だから、イベントの始まる前から終わってからも謝罪の神さまになるんだ...。
でも、みんな酷い言葉を吐き続けてcoucouさんをいじめる。
すると、あまりにも酷すぎる言葉に、さすがのcoucouさんだって心が傷つくし、心はポッキリと折れてしまう...。
現在の事務所スタッフ4人の女性軍団と、最近男性一人がスタッフに加わり総勢6人が常駐(coucouさんを含めて)。
この事務所には男性がいない、男性が必要だと最高女子軍団から哀願されて、男性が増えた...。
あれ~coucouさんは男性じゃあないの?
みんなは女性と見ているの?(笑)
いや、お馬鹿なcoucouさんが今まで通りの力仕事ができなくなったためさらに男性の力が欲しい、という。
「さらに...」って、今までは力仕事も女性がすべてやって来た、つまり、男性が4人になって、女性はcoucouさん一人となったようだ(笑)~
そう、この事務所は最高女子軍団で成り立っているんだもの。
おっと、話が横道さんになってしまった~
どうして45年も続いているの、かって?
45年近く、45回近く「絶望」とはいつも隣り合わせだよね。
お馬鹿なcoucouさんはね、ない頭を捻って考えて見たんだ。
そしたらね、確かに「絶望」しかないけれど、事務局スタッフさんたちはcoucouさんの唯一の心の置き所、居場所でもあるんだよね。
みんなのことが大好きだし、みんなを守ることが、お馬鹿なcoucouさんの「希望」だったんだもの。
もちろん、この45年間で、何百人とスタッフとお別れし続けてきた。
病気でリタイア、結婚して地方に移転。
ご主人の転勤。両親の介護、そしてこの世を去っていった人も数えきれない...。
だけどね、毎年、その別れた人たちがこのイベント会場を訪れる。
子どもさんを連れて来たり、お孫さんを連れて来たり、車いすで訪ねに来てくれたり、みんな大人になって、みんな年寄りになって訪ねに来てくれる。
会うたびにお互いが涙してしまう~
だから、もし、ここにcoucouさんがいなかったらその人たち全員の顔を知っている人は誰もいないことになってしまう。
昨年も来てくれたらしい...。
だけど、coucouさんは10月に5度目の手術のあと、11月は会場を歩いていくことができず、ほとんど車の中だけでの無線指示で終わってしまった...。
なんと悔しい、なんと悲しい~
でも、どうして続いているの?
そうなんだ、お馬鹿なcoucouさんもわからなかったんだけれど、今ならわかる。
それはね、どんなに「絶望」しても、「希望」の方が優っている気がするんだ。
何度も「やめよう~」「やめてもいい」と思い続けてきたけれど、「やめる~」「やめた~」ではなくて、「やめてもいい=やつてもいい」という「いい」だった。
その理由が「希望」だった。
今もこの数百名の元、現事務局スタッフさんたちは、coucouさんに「希望」を与え続けてくれている気がする...。だけど、50回、50年記念まで続けられるかどうかはわからない...。
coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~
さて、文字数が5,000文字を超えてしまったm(__)m
初めてこのnote、読む人がいると思うので、45年間のcoucouさんがかかわっているイベントを少しばかりご紹介~
見ていただければ、うれしい~
このnoteの終わりに映像を貼り付けてあります。
お時間のある人は見てくださいね~
では、また、明日も会ってくださいね~
文字数5,622文字
心の声に従えば、その物語は現実のものになる[勇気をもらえるディズニー洋楽] [和訳] Happily Ever After - Jordan Fisher & Angie Keilhauer
coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~
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