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600.人生ってね、いつもはじまりから、はじまるんだよ。人生って、本当はおわりなんてないのさ!【600作品記念】

1.今日が人生の最後の日だったら

If today were the last day of my life


どこでも良く言うよね、
こんな言葉を。

今日が人生の最後の日だったら、ってね。

でもね、そんなこと考えたって無理だよね
だって、最後だなんて誰にも思えないんだもの

だから、今日が最後の日なんだと思って生きなさい、なんて無駄なこと
だから、いつも今日がはじまりの日だと思えばいいんだ。

だって、毎日が、毎分が、毎秒がはじまりなんだもの
だって、はじまりなら理解できるんだもの。

カウントダウンだっておんなじさ
カウントダウンはとても不幸だけれど
カウントアップしたほうが幸せなんだもの。

だから、今日は最初の日
だから、今日ははじまりの日

そう、はじまりには終わりなんてない
永遠にはじまり続けるんだもの

そう、いのちは循環するんだ
そう、いのちはね、繰り返し続けるんだ
そう、いのちにはね、終わりがないんだよ

だって、私たちの身体には幾千万、幾百万、幾億万の細胞があって、そこにはね、無限のいのちが存在している肉体と言う宇宙の中なんだもの。


©NPО japan copyright association Hiroaki


2.はじまりのことば

words of beginning


人生ってね、いつもはじまりからはじまる
Life always begins at the beginning

人生って、本当はおわりなんてない
Life really never ends

どうしてって?
why?

だって、生まれたときのことを思い出してごらん
'Cause remember when you were born

思い出せないなんて、いわないで
Don't tell me you can't remember

思い出そうと思えば思い出せるはずなんだもの
If you want to remember, you should be able to remember

そう、眩しい光を感じるよね
Yes, you can feel the dazzling light

そう、明るい光と、吸い込む空気を感じるよね
Yeah, you can feel the bright light and the air you breathe

そう、あなたはね、声をだしたはずさ
Yes, you should have spoken out

そこには、誰かがあなたを抱きしめてくれているよね
there's someone holding you

そこには、幸せの柔らかさとあたたかさを感じるはず
You should feel the softness and warmth of happiness there.

そう、目は見えなくとも光を感じて、声が聞こえるよね
Yes, even if you can't see, you can feel the light and hear the voice

ねえ、どんな声だと思う
hey what kind of voice do you think

ねえ、はじまりだよ、って感じない
Hey, it doesn't feel like it's just the beginning

ねえ、ありがとうって、言葉が聞こえない
Hey, thank you, I can't hear the words

あなたはね、あたたかな胸の上でなんっていっているの
What are you saying on your warm chest?

あなたはね、目は見えなくったって、なにかに触れようとしているよね
You're blind, but you're trying to touch something

あなたのその見えない目からは大粒の涙が零れだし
From those invisible eyes of yours, large drops of tears spill out

あなたの目の前の人たちも大粒の涙と笑顔でいっぱいだよ
The people in front of you are full of big tears and smiles

どう、思い出した
how did you remember

どう、思い出せた
how did you remember

そう、今日ははじまりの日
Yes, today is the first day


©NPО japan copyright association Hiroaki


3.はじまりのはじまりの日

the day of the beginning of the beginning


人生ってね、いつもはじまりからはじまる
Life always begins at the beginning

人生ってね、本当はおわりなんてない
Life really never ends

どうしてって?
why?

今日はね、みんなのいう終わりの日だけど
Today is what everyone calls the end of the day

そこで、考えてごらん
so think about it

考えられないなんて、いわないで
Don't tell me you can't think

考えれば、誰にでもわかるんだよ
If you think about it, anyone can understand

どう~
how about

そう、眩しい光を感じるよね
Yes, you can feel the dazzling light

そう、明るい光と、吸い込む空気を感じるよね
Yeah, you can feel the bright light and the air you breathe

でも、声が出ない
But I have no voice

瞼が重くて開けられない
My eyelids are heavy and I can't open them

だけどね、誰かがあなたを抱きしめてくれているよね
But someone's holding you

そこには、幸せの柔らかさとあたたかさを感じるはず
You should feel the softness and warmth of happiness there.

そう、声が出せなくとも、目が明けられなくとも光を感じて、
Yes, even if you can't speak, even if you can't open your eyes, feel the light,

声が聞こえるよね
I can hear your voice

ねえ、どんな声だと思う
hey what kind of voice do you think

ねえ、はじまりだよ、って感じない
Hey, it doesn't feel like it's just the beginning

ねえ、ありがとうって言葉が聞こえない
Hey, I can't hear the words thank you



©NPО japan copyright association Hiroaki



あなたはね、あのはじまりを覚えている
you remember the beginning

あなたはね、あのときのあなたを思い出してほしい
I want you to remember who you were back then

あなたはね、目が見えなくったって、感じることができるよね
You can feel it when you're blind

なにかに触れようとしているよね
you're trying to touch something

あなたのその開かない目からは大粒の涙がこぼれだし
Large drops of tears are spilling from your eyes that won't open

あなたの目の前の人たちも大粒の涙と笑顔でいっぱいだよ
The people in front of you are full of big tears and smiles

どう、思い出した
how did you remember

どう、思い出せた
how did you remember

そう、今日もね、はじまりのはじまりの日
That's right, today too, the beginning of the beginning

そう、また次の光に向かうんだからね
Yes, we're heading towards the next light again


©NPО japan copyright association Hiroaki

あ~
Ah~

あのときと同じ
same as back then

はじまりのときも
Even at the beginning

はじまりのはじまりのときも
Even at the beginning of the beginning

私のそばには、あのときのとうさんと、かあさんがいた
By my side was my father and mother at that time.

あのときのままで
just like that time

あのときの笑顔で
With that smile


©NPО japan copyright association 

coucouさんです~
みなさん、ごきげんよう~

本日で600作目、本日で588日目、もうすぐ600日目を迎える。

本年の7月で2年目になるんだ~同級生に千世さんがいるのもうれしいね。同じ年、同じ月にnoteデビュー。

千世さんの方が登録が早かったみたいだけれど、同じ月~

いいね~

1年前のcoucouさんはね、
スキも少なかったけれど、コメント欄は、ほぼまっ白。

本当はね、今でもコメントには勇気がいるんだよ~

だってね、そのクリエイターさんのお邪魔にはなってはいけないし、coucouさんがコメントすることで迷惑がかかったらどうしよう?なんて考えちゃうからね。

まさに「コメントの勇気」だね。

coucouさんはね、最近になって思ったことがあるんだ~


それはね、
もし、このnoteと出会っていなかったら…。
もし、このnoteを書き続けていなかったら…。

どうだったんだろう、ってね。

なんで、って?

それはね、coucouさんの胸には大きな穴が開いてしまって、その穴を埋める方法がないと思っていたからなんだ。

coucouさんの50代はね、中半から弟とともに父の介護を7年間し続けて来た。母も元気だったから3人かがりだね。(施設には入れないと誓った)

そして、60代は4年間は母の介護の介護に追われた日々だったんだ。
今度は母一人の生活。
母も息子たちに最後まで迷惑かけたくないと頑張り続けた。

coucouさんと弟は毎朝食事の世話をして、お昼を準備し、弟は掃除や洗濯、買い物係。coucouさんも食事の準備と、病院通い。

coucouさんも弟も仕事もしなければ生活できないし、家族の生活だってある。だから、毎日がとても砂時計~

人は、みんな大変だね~
というけれど、弟と二人はきつくても、振り返れば毎日は充実していて楽しかったよね…。

そして、3年前、母が逝き、coucouさんと弟の二人の胸に大きな穴が開いてしまったんだ。その穴はどうしても埋められないんだ。これからどうしたらいいのか、何をすればいいのかがわからなくなったんだ。

だって、合計約11年間、毎日父や母の世話をさせてもらっていたんだもの。
それが消えてしまったんだもの…。

とっても、大きな支えが二つ消えてしまったんだもの。


そして、流行り病が起こり、coucouさんのほとんどの仕事が停止した…。
そこで、2年前に1年かけて、電子書籍100冊に挑戦したんだ。

でも、その程度じゃあ埋まらない…。

そんなときに、このnoteと出会った~

もちろん、一人じゃあなんにもできないけれど、coucouさんの娘が応援してくれて、2021年7月6日にnote作家として勝手にデビューをした。
(自称note作家、これはペーパーブックにはしない)

本音は、毎日が悪戦苦闘…。

1年目は、写真や映像など入れることが出来ないし、コメントする余裕もない、いまだにサポートなんていうのもよく、わかんない。

わかんない尽くしのまま、2年目で娘の応援でマガジンがやっと作れるようになった。そう、映像や写真も入れることが出来るようになったんだよ。

でも、今度は、2022年のクリスマスから入院と手術、2023年の2年目を前にして再度転移したため入院と手術。そして、8月に転倒、いまだに痛い…。

その間はね、約2週間分を制作して、
娘に公開を頼み、本日で600作目となった。

実際は、本日で619作目(1日2作があったため)、
そして、投稿日数は589日連続投稿となったんだ。
(投稿600日記念も準備中~)

でも、600作目になる前に、600を超えていたため、約20作が表示から消えてしまい、慌ててマガジンに収録した。
(1から20が表示されないのは辛かった…)

だから、これからは毎日、1作ずつ消えてしまうので、マガジンに入れ続けなければならないんだ。

まあ、何にも知らないお馬鹿なcoucouさんなんだもん、しょうがないよね…。

それに、反省点もたくさんあるんだ。
それはね、文章量が長すぎること、これは前々から指摘されていたんだけれど、どうしてもcoucouさんの能力では収まんないんだ。

でもね、シリーズ物を終えてようやく3,000文字ぐらいに抑えてまとめるようにできるようになったんだ。
なんと、17か月かかってしまった。
確かに書くのは大変だよ、でもね、読む人はもっと大変なんだものね。

だから、心を少しだけ改めたんだ。

おっと、本日は記念だから勘弁してね。

だいぶ、オーバー~


そしてね、驚くことがたくさんあるんだ。
それはね、第1作からずうっと見続けている人がいるんだ。
コメントや何かあるわけじゃあない。

お馬鹿なcoucouさんだって、その人のお名前だって覚えちゃうくらい。
これって、物凄い~

どうやって、感謝したらいいのかわからない…。

毎日、毎日、読み続けてくれてただ、スキをし続けてくれる人たち。
だって、こんなcoucouさんのnoteだよ~

そして、読んでくれるたくさんの人がcoucouさんの大きな穴を塞いでくれているんだ、もういつも泣いているんだよ~

うれしくてね…。

だからね、coucouさんはね、頑張っているんだ~
だからね、coucouさんは書き続けていられるんだ~

書き続けることが恩返しだもんね。
その人たちに、お役に立ってもらえることが恩返しなんだもんね~

だから、大変でも書き続けているんだ…。

そしたらね、いつのまにか、胸の大きな穴がね…。
塞がり続けているように思えるんだ…。

あんなに大きな穴なのに…。

これってね、もしかすると、coucouさんの父や母が仕向けてくれたものかもしれない…。もしかすると、このnoteを導いてくれたのかも知れない…。

だって、このnoteは父や母との対話でもあるし、coucouさんが失ったかけがえのない人たちと、大切な人たちに送る、終わりのない内省の旅のような気がしている。



その旅のゴールはもちろん…。


はじまりの日だもの…






文字数6,481文字

ごめんなさい~
これから緊急追加となりました~

©NPО japan copyright association Hiroaki


4.はじまりが、はじまり、はじめつづける日


本日(13日)の午前6時、coucouさんのもう一人の父が逝った…。
家族から連絡が午前7時24分に来た~

coucouさんは、noteを投稿し、慌ててもう一人の父の家に向った。
こんなに近い場所にいるのに朝の通勤ラッシュの大渋滞…。

ふと、coucouさんは思った…

もし、この父との出会い、父の名付けてくれた「coucouさん」はこのnoteの世界には存在していなかったことになる。

それはね、大げさではないんだ~
このcoucouさんの名前で、もう一度人生を、自分の人生を変化させたい。
自分の新しい世界を作りたい…
自分の人生のゴールを定めたい…

何よりも、大切な人たち、愛する人たち、
かけがえのない人たちとともに、生きる決心をしたんだもの。

ああ~

またお別れ…

あとどれぐらいの人たちとお別れを続けるんだろう…。
車の車中で涙が止まらない…。

ただ、わずかな救いだけがあった…。

それはね、病院での延命措置をしなかったこと、
身体中、管だらけ、薬漬けにしなかったこと、
自宅で最期を迎えてほしい、と伝え、家族が了承してくれたこと、

coucouさんの父と母にできなかったことが全部できたこと、

医師から余命を1か月と宣告されたけれど2か月以上生きてくれたこと、
それでも、12月24日のクリスマスイブ&出版記念が自宅でできたこと、
それでも、もう一人の父の自伝本「残照」が完成でき手渡せたこと、
(coucouさんの父には自伝本「望郷」を渡すことが出来なかった…)

それでも、1月21日のcoucouさんの会、酸素ボンベをつけながら、
300回記念に家族と共に来てくれたこと、

2月5日の92歳の誕生日を祝えたこと、




午前8時10分にもう一人の父の家に到着した。
突然の訪問にもうひとりの父の家族全員が驚いていた…。
すぐさま、家に上がり父の前に出向いた…

その姿は、生きているのと何の変りもない。
手を握る、まだあたたかい。
おでこに触れる、あたたかい。

まだ、そこにはいのちはある。

みんなで身体を拭く、奥様に、息子に、娘とご主人、孫娘とご主人、ひ孫娘二人。奥様は認知があるので、この状況がわからない…。それでいいと思う…

coucouさんは、1月21日に来てくれた時のビデオを流してもらう。
その映像は会のメンバーの女性が撮影してくれたもの。

その映像の言葉には、家族に対するお礼、子どもたちね、孫さんたちのことが語られていた。

そして、coucouさんと会のメンバー全員に語りかけていた…。

「わたしはね、coucouさん…。
みなさんと出会えて、こんなに幸せなことはなかったよ…
いや、幸せだなあ…。この会にはね、まだまだ続けてほしい、まだまだ来たい…。みなさんには、こんなにも感謝の気持ちしかない…。
わたしはね、coucouさんが大好きなんだよ…」

………

本当は、この日、この会の解散の相談をする日だったんだよ…。



coucouさんはね、ここでね、不思議な光景を目にしたんだ…。

それはね、

この映像を見たご家族さんたちは、みんな真剣にその画面をのぞき込みながら、父の話を聞き続け、しまいには、横に眠るもうひとりの父の頭の上に置いて、音声を流し続けたんだ。

まるで、その場で語りかけているような、
まるで、すぐそばにいるような、
まるで、生きているかのような、

そして、みんなが笑顔に包まれたんだ~

ひ孫さんたちのみんなが笑顔なんだ~

coucouさんだけは笑えていない…。

ちいさな、ちいさなひ孫さんたちが、眠っている父の手に触れ、頬に触れ、
じいちゃん、ありがとう、っていう…

この子たちが、みんなを笑顔にしてくれる天使さんたち。

とうさん、あなたがいたから、ここにみんながいるんだよ~

人生って、終わりよければすべて良し。
なんて、幸せそうな顔をしているんだろう…



そう、今日は、はじまりのはじまりの日。

みんなは、そう感じていたのかな~


そう、coucouさんも、
はじまりが、はじまり、はじまりつづける日なんだね。

だからね、もう、さよならなんていわないよ…。



あのときのままで
just like that time

あのときの笑顔で
With that smile

はじまりが、はじまり、はじめつづける日
The beginning is the beginning, the day when the beginning continues



文字数8,406文字(5,406文字オーバー)


もう一人の父が付けてくれたcoucouさんの名前の由来


coucouさんの父ともう一人の父のお話


Sophie singing "My Way" on Steve Harvey's Little Big Shots (3-18-2018)

coucouさんのアーカイブス(過去作品)だよ、みてね~

coucouさんのホームページだよ~みんな、みてね~

 
Production / copyright©NPО japan copyright coucou associationphotograph©NPО japan copyright association Hiroaki
Character design©NPО japan copyright association Hikaru







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