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#フードエッセイ 記事まとめ

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食べ物に関するすてきなエッセイnoteをまとめていく公式マガジンです!主にハッシュタグ「#フードエッセイ」や「#エッセイ」が付けられている記事を自動で追加し、紹介していきます。
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記事一覧

令和6年は梅の実が・・・。

梅が不作?と聞くけれど 今年は梅の実が不作で、値段も高騰していると、5月くらいからニュースでなんとなく聞き流していました。 いつも、収穫させていただく多賀町桃原(もばら)地区の梅畑は標高350mの冷涼な山地。人が住まなくなって荒れ放題の山でも、たっぷり梅の実が成る。もったいないので、了承を得て梅の実を2017年頃から毎年収穫させていただいています。 収穫はいつも6月末から7月初めごろ。収穫に行くのは山の集落、桃原に限って梅が不作なんてことは無いでしょうし、標高が高い山間部

昭和のアイス

昭和生まれの方は原くんアイスを覚えていらっしゃるだろうか?原くんというのは勿論元巨人軍の原辰徳選手である。 私が小学生の頃(1980年頃)に50円位で販売されていたこのアイスは、私がこれまでの人生に食べた中で一番固いアイスだ。味はソーダ味なのだが色が少し緑がかったブルーで、袋に原辰徳選手のバットを持った写真がプリントされていたと記憶している。だがこのアイス、同級生に聞いても誰も覚えていない。とても不思議だ。 それからメロンの形のプラスチックの容器に入ったメロンシャーベット

読書やリラックスタイムのお供と、毎夏リピートしているお茶。

前回期間が空きすぎて写真が溜まりすぎたので 2度に分けて更新すると書いたこの記事の残り、 2月中旬〜5月末までのお供たち。 いつも、お供たちの写真に加えて、 買って良かったものや愛用品、 好きなお茶などプラスαで書いてきているので、 今日はタイトル通り、 「毎年夏にリピートしている水出しのお茶」 を紹介しようと思います。 今回は2月中旬以降の写真たちなので、 前回の後半から今回の前半にかけて ちょうどバレンタイン時期だったこともあり、 前回も今回も、いつもよりお供たちが

たかの台の『フランソワ』の跡にピーマンとナスのカレーライスがレギュラーな『フレンチバルブ』。〈フレンチバルブ_小平市小川町〉

物腰柔らかなおじさんが営む、カフェのような、バーのような、学食のような心地よい店でのんびりと楽しくおしゃべりをしてカレーを食べた話。 ムサビに行くのにぎゅんと90度曲がる道路の手前。たかの街道が終る上水公園の前。2月に閉店した『フランソワ』の軒先にカレーライスと白抜きされたスイカ色の旗が風になびいている。あれ、新しい店と近づいて見ると『French Valve(フレンチバルブ)』と看板。 喉を潤したいと思う汗ばむ夏日。窓際に置かれた小さなメニューにビールの小瓶を見つけ、躊

手作り納豆に色々トッピングで食べ比べ

大豆を発酵させ、冷蔵庫で寝かす事2日。 4日がかりで納豆が完成したので、実食です! せっかくの手作り納豆、調理せず色々なタレで食べます。 普段から納豆はタレなしを買い、その日の気分で味変をしています。 麺つゆや白だしにからしがあればタレはいらないかなと。 青のり(アオサ)があれば、青のりまみれ納豆が食べられます。 では、実食した日の夜ごはん ご飯は炊きたて、もち麦入り。ごはん茶碗はいつもより大きく、普段食べる量の2倍。 手作り納豆を食べるために気合入ってます💪😤 な

タコス天国オキナワ

タコライスは最早、ゴーヤチャンプルーに並ぶ全国区の食べ物となっていますね。 野菜もたくさんで栄養バランスもいい。 沖縄料理屋でなくとも、ランチメニューに登場しているのをよく見かけます。 そう、タコライスは沖縄が発祥の地なのです。 タコスの皮が売り切れた時に、ご飯に具をのせて提供したのが始まりなのだとか。 知恵と工夫の産物だったのですね。 沖縄のメキシコ料理はレベルが高い。 アメリカ統治下だった頃、メキシコ系アメリカ人の軍人がその味を伝え、広まったからだと言われています。

妻が梅シロップを作ってくれました

このサイトを参考に、梅シロップを作りました。 仕込みから、約1ヶ月が経ち、完成しました。 蒸し暑い日には、 冷えた炭酸水で割ると、 スッキリととても美味しい! 我が家では、 プレーンヨーグルトに掛けて食べるのが、 評判が良いです。 実家に梅の木があるんです。 たくさんあるので、 東京に送ってもらいました。 実家は、ど田舎なので、 レモンとか、ミカンとか、柿とか、 いろんな果実の木が植ってます。 何の手入れもしないのに、 勝手に実をつけてくれます。 自然ってすごい

曲げわっぱ弁当 2024年6月

こんにちは。書籍編集者のゆうです。 暑くなってきましたね。湿度が高くて蒸し暑いって言うか。 我が家には2匹のニャンズ(ルナ、ノア)がいるのですが、 ルナは猫種がアメリカンショートヘアなので 換毛期の抜け毛がハンパない…。 なので、毎年6月になるとサマーカットをしています。 これで部屋の掃除がかーなーりー楽になります。 さて、2024年6月に作った曲げわっぱ弁当を紹介します。 お読みいただけると嬉しいです。 ピーマン肉詰め弁当●ピーマンの肉詰め 実家から夏野菜がたくさ

美味しいガパオライスの色と香り

まずは育てるところから先日、また小さな食堂のシェフ-ギップさんにタイ料理を教わりました。 ↓前回、ギップさんに教えてもらったパッタイの話はこちら。 今回の一品はパッガパオ。日本ではガパオライスと呼ばれているものです。 パッガパオは、日本語に直訳すると、”バジル炒め”。ガパオ=ホーリーバジルなので、お好みで豚肉、鶏肉などをバジルと一緒に炒めます。 今回、ギップさんには豚肉と鶏肉を使うそれぞれのパッガパオを教わりました。 まずは主役のバジルから。 バジルの花と葉っぱ部分

夏の台湾料理屋でスパイス飲みと杏仁アイス

ーデザートを食べるところまでが台湾料理ですー 去年の夏の夜のこと。 重い仕事がようやく一区切りついた華の金曜日、私は西荻窪駅に降り立った。 待ち合わせの時間より少し早く駅に着いたので、お店とは反対方向にある行きたかった本屋さんを目指した。 「旅の本屋のまど」というところ。 国内旅行や海外旅行のガイドブックや紀行文はもちろん、いろんな国のカルチャー本などもあっておもしろかった。 ここでのんびりしていたら、待ち合わせ相手が到着。お店を目指した。 南口の商店街を抜けて

納豆オムライスの納豆はどこにあるべきなのか問題

一時帰国していた先月がもうずっと前のことに感じるが、すでに口恋しい故郷ニッポンの味。 実家の朝ごはんに限ってみると、そのほとんどを納豆がけごはんと卵かけごはんのサイクルで過ごしていた。たまに生卵を混ぜた中に納豆を投入して合体させてみたりもしてね。よく考えてみればこれって飲める完全栄養食じゃありませんこと? フランスに戻ってきてしまった現在。しかも季節はほぼ夏。 それはつまり、生卵が食べられないという現実を意味する。 昔はそんなの関係ねえと季節関係なくビオの生卵を喰らって

Night Table Vol.005

曽爾村で文化体験をしてきたお話を、すこし。 はじめに 三度目のNight Table参加に心ウキウキしながら、例のキャンプ場に到着。奈良県曽爾村にあるプライベートキャンプ場・TOPOSだ。 Night Tableは毎回ゲストシェフをお迎えして、キャンプ場であるその場所に一夜限り現れる特別なレストラン。今回で5回目の開催となる。さて今夜のディナーはどんなものか。 いざ南インドへ 今夜のシェフは、二上スパイス・木谷さん。 南インドの料理を提供されるとのこと。南インド料理…

浜松駅近くにある「さわやか」#浜松(静岡県) 炭焼きレストランさわやか 浜松遠鉄店

お世話になっております。食×ITの複合作家の内田です。今回ご紹介したいのは、浜松駅の近くにある炭火焼きハンバーグのお店、さわやか。 最近、仕事で浜松方面へ行く機会があったので「さわやか」だけは行っておきたいとずっと思っておりました。 さわやかは、今ではすっかり有名になったので、すでにご存じの方も多いかもしれませんが、静岡県では有名な炭火焼ハンバーグのお店です。 ただ、さわやかは静岡県にしかないので、静岡でしか食べる事ができません。また、駅近の店舗も少ないです。でも浜松駅

イギリスで友人が作ってくれたチキンスープ

人に作ってもらったものって、なんであんなに美味しいんだろう。 私はイギリスで作ってもらったチキンスープが今も忘れられず、日本に帰ってからも時々自分なりに作っている。 寒い季節は私たち日本人も、鍋や豚汁、シチューとかが食べたくなるが、イギリス人も同じで、チキンスープは定番の家庭料理という感じだ。 ベルギー人の友人Cイギリスに留学したのは2013年の秋。その年はただ学校や街に慣れるのが精一杯だった。年が明けてしばらくして、私がイギリス自体に慣れてきた頃、Cに出会った。 私