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長旅に備えて、和食自炊研究。【世界多分一周旅会議⑪】

今週もあっという間に日曜が来てしまった。
毎週日曜は世界多分一周旅会議。
ともうけておきながら、まだ航空券も押さえていない。「旅のことをいったん忘れて普通に生活をする」と掲げた目標は唯一胸を張って達成できていると言えるから、我ながらナイスな目標を立てたなと感心している。

洗顔料を粉末のものを持って行くことにし、粉末洗顔研究を継続中なのだが、他の物も可能な限り液体をやめてできるだけ荷物を軽くしたいと思っている所存。



液体よりも粉末の方が軽いし、荷物の機内持ち込みに困らなくて済むという考えから始まったのに、なぜか、粉末の物はできるだけたくさん持っていこうぜという逆転発想になってしまい、さて、粉の何を持っていこうかな?など本末転倒に考えている今日この頃。

長旅になると、物価の高い国ではキッチンのある安いホステル系に泊まって、自炊をしようと思っている。
自炊しながら旅するのは、スペインのカミーノで経験しているが、とは言えちゃっかりしている私は誰かに作ってもらうことがほとんどだった。
韓国人のアニキに美味しい豚丼を作ってもらって、和食の美味しさを絶賛されて、作ってもない私が和食を誇らしげに語り、和食の美味しさに喜ぶということがあったり、イタリアーノにスパゲティを作ってもらい、何でもないパスタが好きになったりした。
やはり日本人として、次こそは、いつどこででも美味しい和食を作れる旅人でいたい。
そう思って、カミーノ以降、茅乃舎のだしを持って旅することにしている。
ソロキャンプでもそうだが、素材に金をかけがちな私。良いものを食べたい大人なので許してほしい。
また、ソロキャンプでのメスティン訓練の結果、どこでも上手に米を炊けるし、だしさえあれば和食は余裕。


旅立ちまでの間、異国にいる想定で、上手に和食を作る研究も行っていくことにした。

手始めに、和食って言えば煮物だろってことで、肉じゃがを。

みりんや料理酒は海外では手に入りにくいことを考慮し、代用品を作った料理を作ってみるの巻。今回はサイダーで代用してみた。
大昔、コーラ煮というものを知ってしばらくはコーラでスペアリブだの色んなものを煮込んで喜んでいたが、コーラに何となく含まれるスパイス的な味わいをなくしたかったので、今回は、三ツ矢サイダーにしてみた。
サイダーには甘味もあるため、砂糖も無しでいける。炭酸が肉を柔らかくしてくれるし、簡単で良い。

作り方は簡単。
サイダーと醤油しかない人向けのレシピである。

肉じゃが in異国の想定 レシピ

・玉ねぎ、じゃがいもを大きめに切る。
・にんじんは好きじゃないので省略。
・肉もなかったので冷凍庫にあった鶏手羽で代用。
(牛肉もないのになぜ肉じゃがを作ろうと思ったのか、そもそも肉じゃがなのかそれ?って言葉は言わない約束。)

①材料を鍋に入れて適当に炒めて、サイダーだけジャバジャバと浸るくらいに入れて煮る。
②茅乃舎のだしを入れるタイミングが分からず適当に途中で入れる。
だしはなくてもいけるが、私はだしを好むので入れた。シュワシュワ言ってるのは最初だけなので気にしない。
③沸いたら、醤油をちょっとだけ入れる。一応、肉じゃがなら炭酸水100ccに対して大さじ1くらい?料理によってバランスを変えれば何にでもなる。適当。
④煮込んだら出来上がり。
のりまきパッド

うん。
良い感じに仕上がった。

砂糖も入れてないのに肉じゃがのちょうど良い甘味。ちゃんと照りがある。
味見として、変な料理を好まない人間に振る舞ってみたが、至って普通の肉じゃがやん、という反応をされたので成功だと言える。
(これはサイダーで煮込んだと教えたら鼻で笑っていた。どういう意味かは不明。また変なことしてやがるという意味が濃厚。)
三ツ矢サイダーは異国にはないが、スプライトか私の大好きなセブナッ!(7up)は、どこの国にもある。

血迷って、粉末醤油を持って行こうかと思っていたけど、醤油は割とどこにでもあるし、わざわざ粉だからといって持って行く必要はない、と正気に戻ったので、持って行くのをやめた。米も買えるだろうし、茅乃舎のだしさえあれば和食、煮物全般、親子丼とかも問題なさそうである。
どこの国であれ、和食はほぼ物にした。


さて次は味噌汁。
アマノフーズをたくさん持って行こうかと思ったが、嵩張るからやめておいて、粉末のみそ「粒みそ」なるものを手に入れた。
ゴールドの高級感がすごい。このままバックパックに入れよう。
これで味噌汁も味噌炒めもいける。
こちらの研究も今後重ねていきたい。



それから、ソロキャンプで必ず持って行く行きつけのステーキ屋タケルの「にんにく旨塩」も持って行くから、肉は美味しくいただけそうだし、あとは何がいるかな。

唐揚げをするためには海外ではコーンスターチかポテトスターチで代用可能と聞いた。
お好み焼きも小麦粉とだしでいけそうだし、キャンプのメニューを考えるのも好きだが、長旅の自炊研究も楽しいということを学んだ。
美味しいラーメンや美味しい日本のカレーライスを作ったり海外で食べるのは難しいかも知れない。
うどんは売ってるだろうか。
海外で大きいスーパーマーケットを見つけたらくまなく探したいし、どこかで美味しいのを作ってくれる人にまた出会えると良いな、という他力本願でいこう。

最近迷走し続けている、今週の世界多分一周旅会議。
和食研究を始めたという経過報告。
体の不安要素が左下の奥歯以外なくなったので、いよいよ航空券を手に入れるカウントダウンに入る。
カウントをどこから始めるかは謎だけど。

バターコーンライスと無限キャベツ。塩昆布も海外で買えないかもだから、持って行こうかな。


涼しくなってきたので、ベランダごはん、再開。
そろそろソロキャンプにも行かねば。

余談だが、最近また別のことを調査している。
長旅で、頭にキャップをかぶるべきか、ハットをかぶるべきか、布を乗せるべきか。
私はハットが致命的に似合わない顔長であるが、ついハットに憧れて買っては、なんか変やなと思ってかぶらなくなることを繰り返している。
先日妹に、「お姉ちゃん、もしかしたらキャップの方が似合うんちゃう?」となぜか急に言われたことをきっかけに(多分ハットは諦めろという意味合いか)、小学生以来かぶっていないキャップに興味が湧いてきた。確かに型崩れとかしないからいいかもしれない。
しかし、ツバが真っ直ぐなヒップホップ系のとか、何の意味かわからないアルファベットが前についてるやつとか、キノコヘアの人間は耳を出してかぶるべきなのか、そのままふわっと乗せるべきなのか、試着ですらちょっと怖くて手が出ない。運動神経のいい人しかかぶっちゃいけない気がする。
ハットもオシャレじゃないとかぶっちゃいけない後ろめたさがあった。
ハットは諦めて、キャップに挑戦すべきか、いつも通り暑い時だけフワッとストールを乗せるか手拭いを乗せるかしてしのぐか。
こちらの調査を水面下で取り組んでいく。
世界一周とか長旅に出る人は、どんなことに悩んでるんだろう。帽子で迷ってる人とゆっくり話し合いたい。
最後に余談が長くなる新しいパターン。本日はこの辺にしておこう。

以上、誰の参考にもならない世界多分一周旅に向けての課題の報告。
今週はこれにて終了いたします。また来週。


追記
一つのことが終わってないのにまた別のことに手を出すのは私の癖である。
尾道旅①の次に、スカイビル①のnoteをあげちゃうくらいとっ散らかっている。(尾道旅②③はもう書いて下書きにあるけど。)
洗顔料の結果も出てないまま自炊研究に手を出し、帽子研究も始まりそうである。
全然航空券を押さえる気配がなく、忙しいったらありゃしないと嘆く秋の夜です。

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