マガジンのカバー画像

世界多分一周旅の途中

117
2022年12月から世界を多分一周しそうな旅に出ました。旅の途中から何かをお届けします。 ※2023年11月に日本に帰って来てしまいましたが、振り返って綴っていきます。
運営しているクリエイター

2023年6月の記事一覧

アルバニアに上陸!【世界多分一周旅バルカン編#2】

アルバニアに上陸!【世界多分一周旅バルカン編#2】

「アテンションプリーズ!」というアナウンスのおかげで、フェリーのキャビンの狭い部屋で飛び起きた。さすがに二夜連続夜行フェリーの移動続きで疲れていたのか、朝まで一回も起きないパターンであった。

けたたましくアテンションプリーズ放送が鳴りまくっても、3回目のフェリーの私は慌てたりしない。ここから外に出られるまで1時間以上かかるのである。
車を順番にフェリーから下ろしていく作業にものすごく時間がかかる

もっとみる
二夜連続夜行フェリーで大移動【世界多分一周旅バルカン編#1】

二夜連続夜行フェリーで大移動【世界多分一周旅バルカン編#1】

さすがに、夜行フェリーを二晩続けて乗るなんてのは、ちょいと酔狂な旅人のやることだったかも知れない。

そもそも先週も夜行フェリーに乗ってナポリからシチリア島に来たわけで、カモメの写真ばかり30枚くらい夢中になって撮影し、タイタニックのテーマ曲を聴きながら潮風を浴びるという悪趣味なことをして、なぜ隣にディカプリオがいないのかと嘆いた夜だった。
そんなナポリからシチリア島へ向かう夜行フェリーをかなり気

もっとみる
駆け抜ける旅を書き殴る。

駆け抜ける旅を書き殴る。

久々にnoteを毎日書きたくなって、毎日書こうと思っている。
これまでの世界多分一周旅のヨーロッパ編は、ほとんどちゃんとnoteを書けていない。
序盤は、毎日歩き旅で忙しかった。その日に出会った人と一緒にご飯を食べて、飲んで、喋ってという時間に満ちていたので(そしてそれ以外の時間は主に眠るか歩くか洗濯をしていた)、noteを書く時間などなかった。
カミーノの旅の後は、会いたい人に会いに行くシリーズ

もっとみる

イタリア、シチリア島でのアパート暮らし。
シチリア産レモンの可能性を広げる日々を過ごしている。
スパゲッティのアレンジも慣れてきたし、チャオーもすんなり言える。
なかなか出番のないうどん2玉がバックパックで眠ってはいるが、スパゲッティであろうがパンであろうが、味噌汁は常に添えて。

ポンペイにいた。

ポンペイにいた。

この1ヶ月半のヨーロッパの旅の何もかもをすっ飛ばして昨日のことを書く。

ポンペイ遺跡に行ってきた。
イタリアの南部、ナポリから列車で1時間ほど。
ここに来ることは何十年も前から頭にイメージしてきた。
今回の世界多分一周旅の行程の中で、はっきりと、「絶対に行く」と決めていた数少ない場所のうちの一つであった。

ポンペイの前編はこちら↓

ポンペイには駅が2つ(もしくは3つ?)あり、「ポンペイの遺跡

もっとみる

「ナポリを見て死ね」という言葉を昔、祖父から聞いた。おじいちゃんが私におすすめし続けていた場所、ナポリとポンペイ。
明日はポンペイへ。おじいちゃんがかつて歩いた町、向こうに見えるヴェスヴィオ山の噴火で一夜にして消えた町へ。
私は、やっとナポリを見たけど、もっと生きる。

noteを書き始めて38回目の記念日!109万歩、500km歩いた5月。

noteを書き始めて38回目の記念日!109万歩、500km歩いた5月。

毎月7日はのりまきのnote記念日!

本日2023年6月7日は、わたくしのりまきがnoteを書き始めてから38ヶ月経った記念日です。

今月は5本のnoteを更新しました。
過去一番少ない投稿数です。

フォロワーさんはこの1ヶ月で、1124人から18人増えて、1142人になりました。
ありがとうございます!

5月はとにかく歩きました。
5月の1ヶ月間で、109万歩も歩いたらしい。移動日や休養

もっとみる
また戻る、サンティアゴ・デ・コンポステーラ

また戻る、サンティアゴ・デ・コンポステーラ

またこの場所に戻って来られるなんて夢みたいだった。

6年前は、大掛かりな改修工事中で青い足場が組まれていたサンティアゴ・デ・コンポステーラの大聖堂だったが、初めて全貌をはっきりと見ることができた。
まぶしい。
そして大きい。
あちこちで抱き合うペレグリーノ(巡礼者)たち。
「We made it!」
私もフェデリコと抱き合う。
少しだけ早く着いていたクリスティーナも見つけて、喜びながら抱き合う。

もっとみる