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猫好き! エッセイ、俳句、現代詩自由律 小説(30枚前後)ショートショート 高齢者の刺…

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猫好き! エッセイ、俳句、現代詩自由律 小説(30枚前後)ショートショート 高齢者の刺激になればと始めました 他の方の記事にコメントするのが楽しいです スキは面白かった 感動した 文章ウマ! 美しい 共感した 勉強になった 頑張れのールだったりします

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  • noteのクリエイターさんたちみんなでマガジン

    • 12,079本

    【ルール】 1日にマガジン登録は最大で3回までで、宜しくお願い致します。 【コンセプト】 『楽しく生きる』『みんなで学びながら成長する』『人と人との絆を大切に』という3つの柱をコンセプトにしています。 ※参加したい方は、どこの自分の記事のページでも構いませんので、参加したいとメッセージで頂ければこちらから招待メッセージ送らせて頂きます♪♪ ※画像は変更しないようにお願い致しますm(__)m

  • <共同運営マガジン>ここまろの交流部!

    • 15,830本

    ここでは、自分の記事や「いいね!」と思った記事を自由に追加することができます!! 詳しくは下の固定記事で!! (基本的に記事数制限なし!) ※画像・マガジンタイトル・公開設定は変更しないでください※

  • エンターテイナー・ストリート

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    甘野充プロデュースの共同運営マガジン「エンターテイナー・ストリート」です。  共同運営マガジンは、みんなで作るマガジンです。  小説、詩、エッセイ、絵、音楽、動画など、想像力と創造力あふれるアートやエンターテイメント作品をnoteで公開している人たちが集まって、作品を披露する場となります。  参加すると、自分の記事を共同運営マガジンに追加することができるようになります。  たくさんの人に自分の作品を読んでもらえるチャンスです。  参加費は無料です。  参加希望の方はトップ記事へコメントお願いします。 ルールは以下です。 ・投稿は自分の記事だけにしてください。 ・投稿は当日投稿の記事のみにしてください。  (過去記事は投稿しないでください) ・タイトル、タイトル画像、説明文は変更しないでください。 ※ 創作と関係のない記事は削除しますのでご了承のほどお願いします。 甘野充

  • やさしさの輪を広げよう  【限定100人】

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    子どもたちが未来に夢と希望が持てるように、ワクワクと子どもたちを繋げる。 日常の話→社会のこと→政治のこと→安心して対話ができる場所 得意なことを少しだけ、無理をしなくてもできること、そんなやさしい輪を広げる。 ワクワクのアイディアを持っている人 新しいこと、AI、メタバース、ロボット等のこと ネットワークを持っている人 子どもに伝えたい知識 日常の中の改善できること ワクワクする未来への展望を語る人 子どものこと、母親のこと、家族のことetc. 応援してくれる人 支援してくれる人 お待ちしています。 心がけてほしいこと 思いやりを持ってコメントする。 相手の気持ちを考え発言する。 否定しないで聴くこと 攻撃的な言葉を使用しない。 できるだけ、優しい文章で記事を書く。 みなさまが、楽しくnoteを続けられるように配慮して頂けると嬉しく思います。

  • 小説専門の拡散マガジン~小説家になろう!~

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    小説専門の拡散マガジンです。 小説家を目指す人におススメ。 エッセイ、日記、コラム、小説に関する記事を載録しています。 小説家を目指してる人は、気軽に声をかけてみて下さい。

最近の記事

あの頃は言葉が必要だった でも言葉のいらない幸せを見つけたわたしに 今は言葉はいらない また心が言葉を欲するときまで しばしお休みします これまでのみなさんの優しさに こころより感謝します<(_ _)> それではお元気で それぞれの方が心安らかに過ごせますように

    • 自由詩 私のこと好き?

      三羽様のお誘いで企画に参加さて頂きました へんてこな作品でごめんなさい<(_ _)> お前はいつも何も言わない わたしだけ時々聞いてみる 「私のこと好き?」 無視してネズミのおもちゃを追っかける でも時々 側に寄ってきて ちょこんと座るので 撫でてやります 本当は好きなんでしょう? 私のこと ゆっくり撫でてやると うっとりした目で 私を見つめます その後 お腹や首の下も撫でてやると 気持ちよさそうに 眠ってしまいます その寝顔が可愛くて

      • 療養ヨーガが被災生活で役にたつという話 忘備録

        金曜日は今年初めての療養ヨーガの教室でした まず元旦に起きた被災地への祈りから始まりました それから先生は 「今日はいつもと少し内容を変えたいと思います」 と、静かだが、力強く言いました 「災害は他人ごとではありませ。近く起こると予想されている 南海トラフ地震に備え、学校の体育館や公民館での被災生活を想定して、 その時に療養ヨーガを学ぶものとして、やって欲しいことをいくつか 紹介しますので、それぞれの場所で朝日が当たるうちに、できれば 皆に声をかけてやってみてください」

        • 自由詩 夢

          昨日見た夢は やけに鮮明で 不思議な夢だった 色も薄っすら 自分でもこれは夢だと思いながら まるで3D映画でも見ているような感覚でみていた だが始まりが不明瞭 そこが悔しい 登場人物も亡き両親から ヒュー・ジャックマンまで 色とりどり 全く知らないおじさんまで登場 わたしが何役だったのかは はっきり覚えていないが、 おそらく本人が主人公だろう 夢なのだから・・・ 宇宙なのか 新世界なのか 混沌とした薄暗い空間を わたしは手をひろげて必死で飛んでいる 何かに追われてい

        あの頃は言葉が必要だった でも言葉のいらない幸せを見つけたわたしに 今は言葉はいらない また心が言葉を欲するときまで しばしお休みします これまでのみなさんの優しさに こころより感謝します<(_ _)> それではお元気で それぞれの方が心安らかに過ごせますように

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        記事

          答えなどなき道を行く冬銀河

          朝から雨だった 冷たい雨だった エアコンもなかなか効かない 古い家はいたるところ隙間だらけ こわばって体が動かない この先を生きる意味はあるのかと考え込む だからネガティブだと夫に疎まれる 明るい気分になろうとしても 今日は無理だという日がある 誰にでもあると思う メイが心配そうにのぞき込む そのうち 寄ってきて小さな声で鳴いた お腹が空いた合図だった 少しずつ声が出るようになった まだ本当に小さくて高い声なのだが 彼女にいつも助けられる わたしはヨッコショと立ち上が

          答えなどなき道を行く冬銀河

          気温10度春待つ苗を手入れする

          一昨日までは最高気温が10℃を切ってました お正月の疲れもあり 炬燵にの転がって、買い物にも行かず 余った食材で三食済ませるという 怠惰な生活を送っておりました 人間て悲しいものですね 苦難の多い生活を送っている人がたくさんいると分かっていても やはり自分の体や心がどうしても動かない時があるものです 商品欲しさに連続投稿してすっかり疲れたのです 欲を出すといいことはありません やはり謙虚に 自分の道を歩むのが一番だと思いました 太陽の光が降り注ぎ 昼前には気温が10度を

          気温10度春待つ苗を手入れする

          短編小説 長い夜最終章

          病院の夜間入口の警備室に声をかけ、3人は病室に向かった 聡は祖父の時も祖母の時も臨終に立ち会うことは出来なかった。 病院の入り口を抜けてエレベタ―に乗り込みながら、 そんなことを思い出している自分が、不謹慎に思えた。 母はまだ生きているのだ。自分はやはり冷たい人間なのだろう。 人の死に際して、まだ一度も涙を流したことがない。 泣くという感情が、どういうものか分からないのだ。 茜に言わせれば、 人間の感情の中でいちばん大事なものが欠落しているらしい。 茜の分析が当たって

          短編小説 長い夜最終章

          短編連載小説 長い夜9

          ふたりの、いや実際は護の理科研究は、県の優秀作品に選ばれた。 そして10月の終わりころ、バスと汽車と路面電車を乗り継いで 松山の文化会館で開かれた表彰式に教頭先生と一緒に行った。 随分と朝早く出かけ、難しい話をいっぱい聞いた。 ずらりと並んでいる小学生が、みな自分とは違う世界の人間に見え それまでで、一番卑屈な思いをした。 護はといえば、堂々として目を輝かせていた。 だが、昼ご飯は美味かった。 大きな百貨店の中にある洋風レストランでカツライスを食べた。 その後でソフトクリ

          短編連載小説 長い夜9

          短編連載小説 長い夜8

          家の前の三角の土地に夏野菜が植えられていた。 紫の茄子、真っ赤なトマト、そして黄色い瓜、緑のキュウリ。 玄関横の庭に物干し竿があった。幼児用の小さな布団が干されいる 時間が止まったように静かだ。蝉の鳴き声も止んだ。 人の姿は見えなかった。 一気に駆け上がった。母の家の二軒上には寺だった。 寺の鐘を2人で、一度づつ鳴らしてみた。 当たりの木々から蝉が一斉に飛び立った。 蝉はいたけれど、暑すぎて鳴けなかったのだ。 鐘撞き堂から下を見ると、川まで小さな棚田が続いていた。 その時

          短編連載小説 長い夜8

          短編連載小説 長い夜7

          ダム湖にも2本の川が流れ込んでいて、 護は小さい方の川沿いの道を選んだ。 そこからは舗道が途切れデコボコの土道だった。 パンクしたら困るので、石ころに気を付け自転車を押しながら歩くと 8件ほどの集落が見えてきた。どの家も山にへばりつくように建っていた。 護の祖父の家は下から二番目だった。 「聡さん。じいちゃんの家によって荷物の整理をしよう」 聡は声を出さずに頷いた。 護の祖父の家には、その時ばあちゃんだけが留守番をしていた。 他の家族は、葉タバコの収穫に出ていた。 孫が友達と

          短編連載小説 長い夜7

          短編連載小説 長い夜6

          次の日も朝から暑かった 祖父母には昨日の夜に、護と理科研究の石拾いに 大川まで行くことを伝えてあった。 聡は数名しかいないラジオ体操が終わると、珍しく真っすぐに家に帰った。 祖母は朝から忙しそうにタオルのミシンを踏んでいた。 それでも麦茶と梅干入りの握り飯5個持たしてくれた。 暗くなるまでには帰って来いよと顔をあげて言った。 祖父に大工の仕事が来なくなってから、 祖母はタオルのヘム縫いの仕事を増やしていた。 理科研究というのは全く嘘ではなかった。 共同研究でも、万博の感想

          短編連載小説 長い夜6

          自由詩 生きる

          流され易いわたしは いつも見失う いちばんたいせつなものを 子たちがそれぞれの場所に戻り また2人だけになった 静かな午後 いつものシャム猫が 2匹の子猫を連れてやってきた 少し前まで むさぼるように食べていた母猫は 今日は子猫に器を譲った この後 この子猫は ひと回り小さい妹猫に 器を譲った この猫は何度子を産み 何度子を失ったのだろう だが、母はただ強く 死が訪れるまで 生を全うする 命あるものが 本来持っている 生とはこういうものだろう この光景を見つめな

          自由詩 生きる

          短編連載小説 長い夜5

          「どいつも、こいつも何が万博じゃ!二人だけじゃあ野球も出来ん」 聡はきのう叔父の言ったことを気にしながらも どうしたらいいのか分からず、相変わらず護とつるんで 毎日山や川で遊びまわっていた。 6年生の春から大阪で万国博覧会が開催されていた。 夏休みになると、愛媛のこんな小さな村でも、 次々とあちらこちらの家族が、大きな旅行かばんを下げて 夜出港する大型フェリーに乗って、大移動をはじめたのだった。 アメリカ館に展示された月の石を見るために。 しかし、護の家も少し前から父親が

          短編連載小説 長い夜5

          短編連載小説 長い夜4

          田舎の農家はどこも同じような造りになっていて、 2人の少年は土間の広い玄関の靴脱ぎ場に腰を掛かけ 大きなスイカかぶりついた。 それは井戸水でよく冷やされていて、 子供がたべるのにちょうどいい大きさに切り分けられ 大きなお盆いっぱいに並べられていた。 叔父は、そんな二人をしばらくにこやかに見つめていたが、 スイカを持ってきてくれたおばあさんは、 困った顔をしで聡を一瞥した。 それから暖簾をくぐり台所で 叔父とおばさんは小さな声でしきりに言い争いをしていた。 聡と護は出された

          短編連載小説 長い夜4

          短編小説 長い夜3

          昭和45年夏。 聡は欲しかったギアー付きの自転車をやっと買ってもらえた。 小学校最後の夏休みが始まったばかりだった。 来春から下村にある中学校に自転車通学をするため、 初めて手にする新品の自転車だ。 いつものように友人の護と、小学校の校庭で遊んでいたが、 直ぐに飽きてしまい、中学校まで試し乗りすることになった。 それまでは、三輪車も。補助付き自転車も、高学年用の自転車も すべて近所の上級生のお下がりだったので、 父方の叔母と叔父が買ってくれたそれは、乗り心地も最高に思えた

          短編小説 長い夜3

          正月の子らに追われて猫疲れ

          自由詩 愛しきもの2 今日は元旦の月曜日 あちこちで おめでとうの 会話が飛び交う 新年の特番が流れて 退屈した子供たちが もう嫌がっている 猫を追い回す 長閑な元旦 突然画面が切り替わり 地震警報と津波警報が 繰り返される 早く逃げろと叫ぶアナウンサー 子供たちも幼いながら 画面の異様な状況に気を取られ メイはようやく自分の寝床に 落ちついた 緊急地震速報の チャイムが不規則だが 何度も何度も鳴り響く もう2時間以上も続いている 毎年繰り返される 大雨 洪水 酷

          正月の子らに追われて猫疲れ