本を捨てる猛暑日
暑い…
兎に角暑い。
猫も伸びる訳だ。にゃん太郎の体温を時々確認する。
体が小さいからすぐ熱くなりすぐ冷える。
耳の色でもチェックする。
赤みがあると体温は上がってるから、スープを出したり、保冷剤をタオルで巻いて枕にしたりしもべの私はせっせと動く。
昨日、ひょんなことから同級生への連絡を試みた。結局繋がらなかったが、元気なうちに会いたいとN子に言われ確かに。。と思った。
もう会えない同級生もいる。
病気と闘う同級生もいる。
元気なうちに…全くだ。
そして
急にまた断捨離の発作が出た。
私の後ろの棚にある本を、本を捨てた事はないから、心がざわついたけど勢いにのってしまった。
30冊とサヨナラ。
小学生の頃、お年玉を貰うとすぐ正月でもやっている本屋へいって辞書を買った。
ママに連れていかれ、辞書を買って後は郵便局に預けた。
本を読むことは好きじゃなかった。
本の書き出しと、あとがきを見て読書感想文を書くような子供だった。小学4年でチョコレート工場の秘密を読むまでは。
そこからあらゆるジャンルを読み、連鎖して読書は増え、本も増えた。
エッセイ、心理学、検視もの、小説。。。
今まで書籍を捨てたことはないから、どんどん増えて、英語を勉強してた時は勉強法の本単語帳、解説。。と増えた。
前回雑誌の残してたものを捨てた。
これを見に行こう、いつか見に行こう。。ワンテーマで詳しく特集されたとかムック本は私の興味対象が大きく変わったこともありサヨナラも難しくなかった。
今回の本は
エッセイが中心。
文庫本、単行本あわせて
もう読み返したいと思わないだろうと思えたもの、気持ちが感謝出来るもの、卒業と思えるもの。。
それでも
前は月に何万か書籍代だったから、増える勢いもあったけど、ここのところ増えるスピードは遅い。でも減っていかなかったから増えてはいた。
多分書籍を捨てるのは初めてのこと。
売るとか寄付とかも考えたけど、手放す気持ちうちに廃品回収で新しい紙になって貰おうと決断した。
本好きが本を捨てる。
捨ててはいけないと思っていた私が本を捨てる。
そのことに驚いている。
暑い廊下で本を縛りながら詠んでいた頃、買った気持ちが反芻し幸せな気分だった。
明日は朝7時に30℃という熱帯夜。
本当に暑い。
猛暑日に私は本を捨てる初体験と様々な気持ちを味わった。
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