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錦糸町のインハウスデザイナー4
Jとの関係は実は今でも続いている。
電話でのやりとりだけ。
そしてたまに自分の大事なところの写真を送ってくるのだ。
その時以外は一切連絡をしてくれない。
頑なにそれ以上は連絡しないと決めているらしい。
私と会った時も「自分の立場をわきまえていなくて、、」とよく言っていた。
それ以上がない関係、、お互いの一番深いところを知ってしまったのにそのこと以外は関わっていけないのだ。Jがどう思っているかわから
錦糸町のインハウスデザイナー3
最初に会った場所は東京駅付近の公園だったが、2回目以降は
錦糸町で会っていた。Jが指定したのもあったが私も行くのにそう大変
ではないということが了承していた。というものの、なぜ自分がここに来たんだろうと思わずにはいられなかった。とりわけ帰り道にそう感じながら電車に揺られていた。
大体、こうやって会うときは駅の近くの人目のつかなさそうなところで
待ち合わせるが、Jの時はホテルに直接向かうというものだ
錦糸町のインハウスデザイナー2
Jは少し変わっていて、電話で疑似的に行為をしたがるのだ。
言葉責めというのだろうか。
電話越しの音声(私の声)で興奮し、いくのであった。
想像力を最大限に活かしてそこに至るのである。
私自身も実際にJとベッドの上にいる気分になるので不思議であった。
なので、実際に会うことよりも電話をすることが多かった。
ちなみにJの声は亀田誠治さんに似ていた。本人曰く別のミュージシャンに
似ていると言われるらし
錦糸町のインハウスデザイナー
J(錦糸町のインハウスデザイナー)のことを書くにはまだ心の整理がついていないのかもしれない。
人には言えない関係以上になりかけた人だから。
こういう関係に私情は入れていけない、そういう感情を無くしてやっとこの関係が成り立っている。だが、J対してはそれができなかった。
Jは私を妹のように扱うところがあった。実際に私と同い年の妹がいた。
兄弟の構成も同じで、長女、長男、次女の家族だった。
関係であ
同い年のルームシェアボーイ
コロナ禍に入ってしばらく経ったころ、一回だけあったのが
私と同い年のルームシェアボーイ(U)だ。
確か7月ごろだったろうか。ちょうど仕事が何かの加減で休みで
サイトを見ていた時に今日会える人がたまたまUだった。
同い年で職種も自分と近しかったので抵抗感はあまりなく話もスイスイ進んだ。
見てきたカルチャーが同じだと意思疎通がしやすい。
Uは男友達2人と3人でルームシェアをして暮らしているようだった
42歳の通信サラリーマン3
結局のところSとは何回あっただろうか。
会う約束は黄色のアプリでしていた。
サイト界隈では黄色、緑という隠語がある。
黄色のアプリは確実に、不倫用だ。Sと私が使っていたように。
多忙らしく返信は遅かったが、私と会うのを楽しみにしていてくれているのは伝わってきた。
約束の日、仕事が遅くなってタクシーで来てくれたこともあった。
Sが到着するまで私は喫茶店で待っていた。そのコーヒー代も
「遅れてしまっ
42歳の通信サラリーマン2
Sと向かったホテルはいわゆるラブホらしくない一見ビジネスホテルのようなホテルだった。S曰く、コスパがいいのだとか。
要するにここにきたのは初めてではないということ。
そんなことはこの関係においては重要ではない。
部屋について何を話しただろうか。
お決まりの世間話?サイトをどうしてやっていたのか。
Sはサイトは9割がサクラだと言う。
普通の女子に出会うのは至難の業なのだと言っていた。本当にこんな可
雑踏の中にまぎれる1
東京は人はいっぱいいるけれど、人の関わりは薄っぺらなもの。
人混みの中に紛れることはいつだってできる。
最初の人(T)と会ったのは池袋だった。
池袋に行ったことがある方はきっとわかる、あのなんでもありな雰囲気。
とりわけ西口方面は特にそうだった。今もだろうか?
どうしてTと会うことにしたのかはもう覚えていない。
普通の会社員だった。何度かやりとりをした後に
会う前にお互いの写真を交換した。
T
きっかけは友達の紹介
いつも好きになった人はバイトの先輩に盗られたり、フラれたり。
誰かとお付き合いまでいくことなんてなかった。
年下の子が私に気があるのを知っていたけれど、その子とは付き合うことができなかった。
友達以上恋人未満(もう少しで付き合っていた?事実上付き合っていけれど
公式の彼女にはなれなかった)
そして、気がついたら30歳手前になっていた。
そんなある日のことだった。
同じく彼氏いない歴=年齢の友人