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有名なコーヒー店マスターによる「コーヒー淹れ方講座」で楽しみがまた増えた

みなさんコーヒーはお好きですか?
おうちでどんなふうにコーヒーを淹れますか?
粉を買ってきてドリップ?豆を挽くとこから?いやいや豆の焙煎から?もっぱらインスタント?
目的と好みで人それぞれだと思います。

私は先日、「コーヒーの淹れ方講座」に参加しました。
岐阜県瑞浪市の待夢珈琲(たいむコーヒー)」のマスターに教えていただける講座です。

マスターは、国内でも有名なコーヒーマイスターの今井利夫さんで、みんなにおいしいコーヒーを飲んでもらうために世界中を周り、豆の仕入れからこだわっているお方です。
マスターが淹れたおいしいコーヒーが飲めるお店ももちろん人気です。
お店は、外装も内装も、カップまでとてもおしゃれで、初めてお店でコーヒーを飲んだとき思わず「おいしい」と言葉が出たほど。
お店でコーヒー豆も購入できるので、プレゼントも含めてたまに利用させていただいています。(お店のHPからネット購入もできます)

コーヒーの淹れ方講座については、普段は、待夢珈琲店を中心に計6回コースの「珈琲教室」が開催されています。

日本全国(沖縄からも)から生徒さんが集まるそうで人気の講座です。

それを今回、公民館主催のママ向け教室で開催され、気軽に参加できなんとも恵まれた環境です。

すでにいい香りがただよってきます

講座では、コーヒーの歴史から、種類、淹れ方、楽しみ方などもりだくさんで、試飲もたくさんさせていただき、2時間があっという間でした。
参加者のたくさんの質問にも気さくに答えていただき、大変勉強になりました。
やはり、その道を極めた方のお話はおもしろかったです。

私は、普段は緑茶も飲み、(緑茶の淹れ方の記事についてはこちら)

私は、コーヒーについては、少し淹れ方を教えてもらったことがある程度の素人のため、今回お話を伺って目新しいことがたっくさん。
詳細は、ぜひ待夢珈琲の「珈琲教室」に参加していただきたいのですが、要点がいっぱいある中でも、今回特に心に留まった点について4つ。


おいしいコーヒーの淹れ方講座 私のポイント4つ

1.コーヒーは鮮度が大切(結果:私はミルを即購入)

こちらの中日新聞のマスターの記事にもあるように、良いコーヒーの楽しみ方として「良質で新鮮なコーヒー豆を選ぶ」こととされています。


お店でもよくマスターがおっしゃっていますが、
コーヒーの賞味期限は「焙煎後3週間、挽いてから2時間、淹れたから20分」とのことです。

生のコーヒー豆
ロースト具合の違い

ということは、スーパーに並ぶインスタントコーヒーや、挽いた豆(粉)、ドリップパックって果たして…!?ということになりますよね。
その場で挽いた新鮮なコーヒー豆のコーヒーをさっそくいただきましたが、とにかくフルーティーでおいしい!(グアテマラでした)
焙煎や挽いてから時間の経過した古いコーヒーは味が落ちるだけでなく、酸化していて身体にもよろしくありません。
コーヒー自体はせっかく身体によいと言われているものなのに。(記事にも記載あります)
話を伺っているうちに、焙煎したばかりの「豆で購入」&飲む前に「挽く」は、味も身体にもおいしいコーヒーの必須条件だなと納得しました。

その結果、

豆を挽くためにコーヒーミルが必須だと感じ、即買いました(笑)

3000円くらいのハリオのミルで十分だからとマスターがおすすめしてくださったものです。(HARIOコーヒーミル ブラック セラミック スケルトン

しかもAmazonなら2000円ちょっとという、なんともお手頃ではないですが。
これでおいしいコーヒーの入り口に立てるならお安いお買い物。
前から買おうかな、でも使うか?ってずっと躊躇していたのですが、
「おいしく、香りよく、健康的な」コーヒーを飲むには、コーヒーミルは必須アイテム」と感じ、今回ついに購入しました。

さらに、自分で挽いて淹れることで3種の香りを楽しめます。
豆を挽く時、淹れる時、飲む時で、香りがそれぞれ違うとのことです。
確かに同じ豆なのに工程で香りが異なりました。
香りと淹れるという時間に心も落ち着きそうです。

2.自分で淹れれば「おいしく、香りを楽しめ、健康的」なコーヒーが飲める

自分で淹れるコーヒーって割高だし、手間なイメージありませんか。
マスターによると、コーヒーを家庭で淹れるのは手軽で健康的で経済的とのことです。
なにより「挽きたて、淹れたて」をいただくことができます。
基本的なことを抑えて慣れれば、おいしい新鮮な豆を買ってきて、よくあるドリッパーで手軽に淹れればよいとのこと。
ドリッパーの穴の差も教えていただきましたが、ありものがあればそれで十分だそうです。

ちなみに、コンビニの100円コーヒーがヒットしたのも、
この「挽きたて、淹れたてのドリップコーヒー」に変わったことで、味が格段によくなり、人気になったとのことです。
今は、新鮮で雑味が少ないおいしいコーヒーです。
この100円コーヒーが売れることで、今までの缶コーヒーの売れ行きが悪くなったそうです。この缶コーヒーも日本人が発明したものだそうです。(色んなコーヒーの歴史や知識があふれ出てくる)

3.コーヒーの淹れ方やさしく、あとは楽しむ

コーヒーの淹れ方
とにかく淹れることも楽しんでとのことでした。
型にはまらず、「新鮮な豆」で「挽きたて、淹れたてドリップ式」さえあれば、あとは自分流に楽しんでとのこと。

とはいっても自分の覚えとして、コーヒーの淹れ方ざっくりご案内(詳細は珈琲教室にて)

今回はアイスコーヒーの淹れ方です(カフェインがほぼない「デカフェ」をいただきました)

  1. 豆を計量し挽く (今回は20g)

  2. スケールの上にコップなどを置き、メモリをゼロにする

  3. コップの上にコーヒーフィルターを挽いたドリッパー置き、挽いた豆を入れる

  4. 適温の湯(約80~90℃豆の種類や用途、煎り方などで異なる)をドリップポットに準備(やさしく注ぐために、注ぎ口が細いポットがよりよい)

  5. 少量のお湯を粉全体にちょっとずつ注ぎ、約1分蒸らす(下に一滴落ちるくらい少量)

  6. 真ん中に「のの字」を描くように、丁寧にやさしく、途切れないように湯を注ぐ(白いアクが落ちないよう)

  7. 抽出時間は3分以内を目安に、スケールで定量(今回は100g)になったらドリッパーを外す

スケールの上にセット
やさしく丁寧に

氷をたくさん入れたグラスに注いだらアイスコーヒーの出来上がりです。

写真も撮らずにすでに飲んでしまった残り

注ぎ方はとにかく「やさしく丁寧にお湯を置く」という印象でした。

デカフェは初めて飲みましたが、すっきり甘くとてもおいしかったです。
ブラックでもおいしいですが、牛乳と合わせると相性がよくまたおいしいこと。
デカフェは、カフェインを99.9%取り除いたコーヒーとして注目されていて、一日にたくさんコーヒーを飲む方や、寝る前に飲みたい方、カフェインを気にされる方にもおすすめとのことです。
他にも浅煎りのコーヒーなど色々いただき、どれもおいしく、フルーティ、甘味、酸味、コク様々な味を楽しみました。

これだけおいしく淹れてもらったらコーヒー豆も嬉しそう。

最初は慣れず難しく感じましたが、確かに何度かやったら、準備も楽なので挽く時間から楽しむことができそうです。

4.ブラックコーヒーを飲むのは日本人だけ!?アイスコーヒーは日本発祥!?

コーヒーの歴史や産地、文化など様々教えていただきましたが、どれも興味深いお話ばかり。
「ブラックコーヒーを飲むのは日本人だけ」ということも目からウロコでした。
日本人の舌は旨味、甘味センサーが敏感なので、コーヒーの旨味や甘味を感じ取りブラックでおいしくいただけるそうです。そのため、雑味がでないように、日本のコーヒーの焙煎技術は世界的に高いそうです。

そもそも海外はミルクや砂糖を入れることが前提という文化が主のため、雑味もOKとのことです。

先ほどのコンビニコーヒーも、エスプレッソ式から、ドリップ式に変わったことで、雑味が少なく、日本人が好むおいしいブラックコーヒーになったそうです。ミルクを入れる文化の国であれば、エスプレッソ式がよいそうですが。

さらに、今回は時期的にアイスコーヒーでしたが、「アイスコーヒー」は日本発だそうです。
海外では、コーヒーは体温を上げるもので、冷たいコーヒーは基本的にはないそうです。
日本人の気候や体質、好みに色々アレンジされてきたのですね。おもしろい。

(コーヒーについては、極めている詳しい方がたくさんいらっしゃるので、今回の記事が、私の聞き間違いなどで、え、違うでしょ?という箇所がありましたらすいません)

上記書いたこと以外にも本当にいろんなことを教えていただきました。
コーヒーカップの話だけでも何時間もあるそうで、お店にもたくさんの種類のすてきなカップがあります。

コーヒーがお好きな方、ぜひ「珈琲教室」に参加されたり、お店に足を運んでみてください。



なんとなく淹れたり、飲んだりしていたコーヒー。
おいしいポイントもたくさん知って、ミルで挽いて淹れる楽しみ、飲むワクワクが増えました。


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