【書評】『57歳で婚活したらすごかった』 石神賢介・著

30代で結婚した後離婚。2011年に『婚活したらすごかった』を著し、自らの経験をつぶさに綴った筆者が再び婚活に挑む。

57歳で婚活したらすごかった（新潮新書）

たった一人の女性と出会うのがこんなに難しいとは、改めて思い知った

コロナは多くの人から容赦なく仕事を奪っていく。それまでの生活も奪っていく。心がむしばまれる。それでも結婚すれば、一発逆転のチャンスはゼロではない。高収入、あるいは安定した収入の配偶者を得れば、人生は変わる。その機会を得る手段としても各種婚活ツールは機能している

果たして、アラ還の筆者の婚活は、成功するのか………？

巻末付録にある「女性が敬遠するタイプ、傾向」は婚活にとどまらない的確な指摘が多く、既にオッサンになっている僕自身の注意事項としても役立つと思えた。