曽雌りょうた

株式会社EDUCAMP代表。名古屋で子どもたちの生きる力を育む冒険教育や、自然遊び、野…

曽雌りょうた

株式会社EDUCAMP代表。名古屋で子どもたちの生きる力を育む冒険教育や、自然遊び、野外体験、無人島キャンプ、探究教室を主催しています。コーチングやファシリテーション、さまざまな体験活動を通じて子どもたちの主体性を育んでいきます。https://noasobikids.com/

最近の記事

冒険が人を育てる

noteですが、実に1年ぶりの更新となりました。 大きなご報告が2つございます。 1つ目 138㎞トライウォークのエントリーが開始しました! 熱田神宮から伊勢神宮まで、地図を見ながら自分たちで歩く旅 子どもたちの、子どもたちによる本気の冒険プロジェクトです。 道に迷っても地図を見ながら仲間と相談し、自分たちで考える。 そんな風に子どもたちが本気で挑戦できるプログラムです。 子どもたちが自分の将来や生き方について本気で考え始める瞬間ってどんなときだと思いますか?

    • 子どもの心とコーチング「自分たちでゴールを描くことの大切さ」~熱田神宮から伊勢神宮まで歩いて旅する138kmの挑戦より~

      こんにちは。EDUCAMPの曽雌です。 先日、子どもたち15名と一緒に熱田神宮から伊勢神宮まで、距離138㎞の道のりを歩いて旅をするプロジェクトに挑戦しました。5泊6日の6日間、ぶっ通しで各地に宿泊しながら子どもたちが歩いていく冒険プログラムです。 詳しい途中経過はこちらのインスタグラムの投稿から見れます。 6日間もかけて冒険をしていると、様々なドラマが起こります。一人ひとりの思いがあふれ出し、言葉にならない葛藤が生まれ、ぶつかり合いが起こったり、意見がまとまらないまま

      • 子どもの心とコーチング~子どもたちから挑戦する機会を奪いたくないと思った理由~

        こんにちは!EDUCAMPの曽雌です。 少しずつ暖かくなってきましたね。春の訪れを感じます。 春といえば、子どものころ今でも忘れられない失敗があります。 小学生2年生ぐらいの話です。学校からの帰り道、カマキリの卵を見つけました。子どもながらに興奮したことを覚えています。すぐさま手に取り、家に持ち帰りました。 当時、僕は大事なものを自分の勉強机の引き出しにしまう習性があったんですね。当然そこにいれます。そして、悲しいことに、子どもはすぐに忘れてしまうんです。 やがて、

        • 教育とコーチング~子どものコーチングをする上で大切な4つのこと②~

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌竜太です。 僕の名前、初対面の方と出会ったときに絶対正しく読まれないんですよ。まず苗字。これで「そし」と読みます。まずここで躓きます。 そして、次の罠が名前です。普通に読むと「りゅうた」ですよね。でも違うんです。これで「りょうた」と読みます。 ね。絶対正しく読まれないですよね。難しい壁を越えたと思った先に、引っ掛けが待っているという、巧みな罠。 病院なんかの待合室で名前を呼ばれるときに、「そがりゅうたさ~ん」なんて呼ばれることもしばしば

        冒険が人を育てる

        • 子どもの心とコーチング「自分たちでゴールを描くことの大切さ」~熱田神宮から伊勢神宮まで歩いて旅する138kmの挑戦より~

        • 子どもの心とコーチング~子どもたちから挑戦する機会を奪いたくないと思った理由~

        • 教育とコーチング~子どものコーチングをする上で大切な4つのこと②~

          教育とコーチング~子どものコーチングをする上で大切な4つのこと①~

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 名古屋で様々な冒険プログラム、野外教室、探究教室を運営しています。 大きな冒険プログラムでは、7泊8日の無人島プログラムや、5泊6日の熱田神宮から伊勢神宮までの138㎞ウォークプログラムなどがあります。 やっている内容としては、割と大きな冒険プログラムであったり、野外活動がメインのように捉えられるのですが、それよりも重要視しているのは、子どもたちとのコミュニケーションであったり、グループやチームの作り方であったりと、人と人との関わ

          教育とコーチング~子どものコーチングをする上で大切な4つのこと①~

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで138㎞を歩いて旅する子どもたちの挑戦④~挑戦を通してなりたい姿~

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 今回挑戦する15名の子どもたち。一人一人が様々な想いをもって挑戦します。 「138㎞を歩ききって自分の限界に挑戦したい」 「歩きながらしんどい仲間を応援できるようになりたい」 「来年6年生になるから、色んな人を支えられるリーダーシップを身に着けたい」 「歩きながら街を見て社会のことを知りたい」 「以前歩いた時は年上の人たちについていくだけだった。今度は自分で考えながら歩きたい」 これって凄く大事なことだと思うんです。 何のために挑

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで138㎞を歩いて旅する子どもたちの挑戦④~挑戦を通してなりたい姿~

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで、138㎞を歩いて旅する子どもたちの挑戦③~なぜ歩きなのか~

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 EDUCAMPでは、名古屋を中心に様々な体験を通じて、子どもたちの主体性や自立心を育む教育を実践しています。 キャッチフレーズは「冒険が人を育てる」です。 138㎞トライウォークでは、熱田神宮から伊勢神宮まで歩いて旅をしていきます。 プログラムの中で、なぜ歩くことにこだわったのか。 138㎞を歩くと聞くと、その距離にびっくりされる方も多いです。 先日、靴屋さんに行き、長距離を歩くための靴選びについて聞いてみました。 「長距

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで、138㎞を歩いて旅する子どもたちの挑戦③~なぜ歩きなのか~

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで138㎞を歩いて旅する6日間の挑戦②~大切にしている3つのこと~

          こんにちは!EDUCAMPの曽雌です。 今回は、138㎞トライウォークの紹介、第2弾です。 3月28日~4月2日までの6日間。 5泊6日で小中学生の子どもたち15名が、熱田神宮(名古屋)から、伊勢神宮(伊勢)まで、距離138㎞の道のりを歩いて挑戦します。 今回は、 挑戦するうえで大切にしていることについて書いていきます。 大切にしていることは大きく3つです。 ①自分たちで挑戦を決めること ②チームのあり方を考えること ③挑戦の意味を見失わないこと 一つずつ説明し

          【冒険教育】名古屋から伊勢まで138㎞を歩いて旅する6日間の挑戦②~大切にしている3つのこと~

          【冒険教育】子どもたちが138㎞を歩いて旅する6日間の冒険プログラム~概要編~

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 EDUCAMPでは、様々な冒険プログラムを実施しています。 その中でも大きな冒険プログラムの1つが138㎞トライウォークです。 今回は全体の概要をご紹介します。 子どもたちが5泊6日の六日間をかけて、熱田神宮から伊勢神宮までの距離138㎞を自分の足で歩いて旅する冒険プログラム。 毎日の歩く道のりは20㎞~30㎞。 地図を見るのも、道を決めるもの、食事を買うのも自分たち その日ごとに宿泊場所は決まっていて、そこまでの道のりを毎

          【冒険教育】子どもたちが138㎞を歩いて旅する6日間の冒険プログラム~概要編~

          「対立が力に」子どもの対立を学びに変えるために大人が考えることは?

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 先日、探究教室の授業の中で面白い場面がありました。 高学年のクラスでの出来事です。 グループで一つテーマを決めて、テーマに対して様々な問いを出していこうというグループワークを行っていました。 そこでとある男の子2人がテーマ決めが上手くまとまらず、言い争いを始めたんです。 今回のテーマ設定は、過去、現在、未来と様々な時間軸の中で多様な問いを考えることが今回の目的だったので、問いのテーマはなるべく広いものがオススメと伝えてありまし

          「対立が力に」子どもの対立を学びに変えるために大人が考えることは?

          子どもたちに野外体験を通じて学んでほしいことは?

          こんにちは!EDUCAMPの曽雌です。 昨日は、野外教育のスタッフとオンラインで教育トークをしていました。 スタッフと話していて、確かにな~と思ったのは、僕はEDUCAMPの野外教室のスタッフに対して、野外スキルの研修ってほとんどしたことがないんです。 野外教育をしているのに(笑) それよりも毎回活動後のふりかえりでは、グループがどうだったのか、子ども同士の関わりはどうだったか、自分の子どもとの関わり方はどうだったのか、といったように、子どもたちとのコミュニケーション

          子どもたちに野外体験を通じて学んでほしいことは?

          名古屋から子どもたちの探究心を高めよう!子どもの好奇心や意欲を高める上で大切な『大人の姿勢』とは?

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。少しずつ暖かくなり春の訪れを感じますね。それと合わせて花粉の訪れもしっかりと感じている今日この頃です。 昨日は、探究教室で子どもたちと一緒に探究の学びを楽しみました。 EDUCAMPでは、野外教室や冒険活動だけでなく、探究教室を運営しています。 a.schoolという探究プログラムで、様々なお仕事をテーマに、様々な実践を通して子どもたちの好奇心を引き出し、自分で考えながら表現する力をはぐくんでいます。 探究教室では社会に繋がる『答

          名古屋から子どもたちの探究心を高めよう!子どもの好奇心や意欲を高める上で大切な『大人の姿勢』とは?

          名古屋から子どもたちの主体性をはぐくむ冒険教育を

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 EDUCAMPでは、子どもたちの様々な冒険教育を実施しています。 おそらくですが、愛知県で一番の冒険教育を実施しているのではと思います。 今回は少しだけその冒険を紹介していきます。 138㎞トライウォーク 「熱田神宮~伊勢神宮まで歩いて旅する6日間」 3月28日~4月2日まで5泊6日で、子どもたちが熱田神宮から伊勢神宮まで、自分の力で歩いて138㎞の距離を冒険していきます。 道中の道のりは、地図を見ながら自分たちで決めていく

          名古屋から子どもたちの主体性をはぐくむ冒険教育を

          自分の色を出すには?

          つい先日、数年前に関わっていたスタッフと出会いました。 当時彼がまだ大学生だったときに、関わっていたスタッフです。 今年度から社会人になって、子どもたちの前に立っていて、なんだか歴史の積み重ねを感じました。 そこでこんな話をしたんです。 「頑張っているみたいだね。最近どう?」 「いや~、難しいですね。なかなか自分の色が出せなくて、、、」 「自分の色って?」 「自分らしさというか、自分に魅力が出るような感じです」 「なるほど~。自分の色か~」 その話を聞きながら思ったんで

          自分の色を出すには?

          体験を通じて子どもの主体性を育む

          こんにちは、EDUCAMPの曽雌です。 気づけばブログの掲載が1年ぶりとなりました。 株式会社EDUCAMPはもうすぐで設立から1年が経過します。 のあそびチームプロジェクトの屋号で起業したのが約3年前なので、起業してからもう3年がたつわけですね。 起業してすぐ、コロナが広がり、学校は一斉休校となりました。 子どもたちの体験活動をもっと広げたい!と思って起業した矢先の社会の動きに四苦八苦したのも、もう3年前なのかと思うと不思議な感覚ですね。 この3年間が私たちに与えた

          体験を通じて子どもの主体性を育む

          教育の力で日本を元気に

          独立してもうすぐ2年。 一昨年の4月に個人で開業し、ほぼコロナと共に歩んできた気がします笑 描いていたものは中々できず、何ができるのか考え続けた毎日。 自分の力で生きていくって凄い大変ですね。少しでも歩みを止めたら収入が無くなるって中々ヒリヒリとした感覚です。 固定給って凄い。 ただそれも人間、慣れてくるんですね笑 こうやって人はストレスに対してマヒしていくんでしょう笑笑 ちなみに独立したことには一ミリも後悔はありません。 僕の原動力は、今いる場所を少しでも良

          教育の力で日本を元気に