記事一覧
読書感想文の追記(余談)が増えました。さすがにそろそろネタは尽きたと思います。
僕とゲームが楽しく共生するために。
https://note.com/no_name01/n/ne607abd746ad?sub_rt=share_pb
【七峰】美とか少女とか、最初に言い出したのは誰なのかしら/駆け抜けてゆく私のTSFメモリアル
【日報】2024/07/21付
この段落に大きく首肯したのが本記事の起こりである。
そもそもは女性起業家が主題の記事で、物理的な「持って生まれたハードウェア」=外見、ジェンダー、年齢etc……は変えられないから、今で言うジェンダーバイアスの濫用=「女性らしさ」や「〇〇女子」を売りにしている連中についていかない、という行動様式を啓発するような内容なのだが、この段落は僕自身の探究してきたテーマ
【七峰クラシック】デスペラードの残香、そしてニンジャスレイヤーフロムアニメイシヨンとはなんだったのか
こちらは2022年11月14日に投稿し諸事情で下書きに戻した記事の一部を加筆修正して再編集したものです。
いらっしゃい。 おれは誰でもなく逆噴射聡一郎文体を摂取すると出てくる人格だ。
行きつけのイマジナリーサルーン「名もなき宵霧亭」で、おれは10月から始まった新たな仕事の疲れを癒そうともがいていた。
停滞による不安……このままでいいのかという無軌道な疑問……そして逆噴射小説大賞の締切ブー
【七峰】MEXICO、イクォール、ギター・・・
【日報】2024/07/12付
先日のNHK Eテレ「クラシックTV」を見た。
村治佳織=サンというその道では知られた人がゲストで、「ふーんどんな感じなの」と思っていたおれをクラシックギター一本で黙らせた。
たぶん奏者の次にクラシックTVの音響監督が偉くて、ギターの低音と高音、それが激しいのか甘く切ないのかまでも正確に聞き分けられる調音だからこそ、PROの丁寧な仕事ぶりが浮かび上がった
【習作】アワシマさん:異境米子八百比丘尼伝説【800字パルプ】
外気温40度の夏。屋根を剥ぎ取られたアーケード街に、陽炎が立つ。
炎天下に華奢な娘がひとり佇んでいる。
麦わら帽子に白いフリルのワンピース。両の肩と生白い素肌は、肉焦がす熱線にも焼けていない。
その背中を覆うように生えたウロコと小さな背びれから、蒸気が薄く立ちのぼる。彼女は不老不死とされる人魚の血肉によって酷暑を克服していたのである。
見てくれは齢十八であろうか、しかしその貌は幾
【宵霧亭放談】負けっぱなしの冒頭と村焼きについて考える
主人公の生家がある村を焼く。
ただそれだけのアクションで追い込まれた主人公からは相当な推進力が発生することが完全に証明されている。
上記のヨコオタロウ理論は正確には「殺す!」という動詞エンジンに積む燃料とかどんな乗り物にするかの話だった。
物語系の創作はよくトロッコとかジェットコースターにたとえられるわけで、この場合とにかく加速して加速して加速し続けるには何を足し引きするかという方法
【宵霧亭日報】壊れもの
おれは底深い泥の中にいた。そんな気分だった。
パルプ小説を書き下ろすという命題のため、おれはメモを片手に考えを巡らせる。
しかし脳内会議はいっこうにまとまらなかった。
そうしていつものように自己啓発じみたエッセイを書き、その我が身可愛さにちょっと後悔し、また小説と向き合う前にどこかへ逃げ出す。
創作論、特に誰かに読んでもらって評価や対価を得るような業界の理屈ではモノを作ることは自
夏の空想という怪物に挑む
長期休みがなくても夏は夏 一年ぶりに冷房が28度でも外気温35度よりはマシという季節が来て、夏を自覚する。
夏と言えば本邦では田舎に涼を求めた夏休みの少年が向日葵畑で麦わら帽子を被った白いワンピースの少女に会うと相場が決まっている。
しかし僕にはそんな甘酸っぱい思い出も、何かそういった特定の作品に心の汗を流したこともない。
僕にとっての夏とはすなわち夏休みというモラトリアムであり、映画
【七峰】内省は3秒で終わらせたいが、大抵3000文字数かかる
いらっしゃい。 おれはおれ以外の何者でもない。だから書く。
おれは〝固茹で〟にできていないので、ナイーブな妄想に耽る時期があるわけだが、それは本当に論理的思考の深層にもたどり着かず泡のように消えてゆく。
800字パルプの習作も間をおかずもう一作品発表する予定だったが、何を書く予定だったかさえ完全に忘れてしまった。
いまの頭の中ではすでに今年の逆噴射小説大賞をどう迎え撃つかという焦りのよ
読書感想文の追記(余談)が増えました。さすがにそろそろネタは尽きたと思います。
僕とゲームが楽しく共生するために。
https://note.com/no_name01/n/ne607abd746ad?sub_rt=share_pb
【七峰】月村手毬のドヤ顔で、白飯がウマい
いらっしゃい。 おれはおれ以外の何者でもない。だから書く。
おれは一枚のファンアートから、月村手毬というアイドル候補生の魅力を知った。そしてアプリをダウンロードし、彼女をプロデュースし始めたのだ。
そもそも、おれは現在主流の「長々としたシナリオを読ませ、ログインボーナスと各種の周回でひとの余暇を拘束し、金回りと運の良かったやつだけ上に行く」ソシャゲにハマったことがない。多少デイリー周回のス