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Nakano Nanae
2023年9月18日 05:41
明るい星たちがまだ眠りたくないと言っている夜でも朝でもない時間「おはよう」と声に出してむりやり朝にした星たちは文句を言いながらきれいな後ろ姿で帰っていった
2022年12月3日 21:37
飲み慣れないコーヒーと趣味じゃないオルゴール暖かい雪が降る仮初の宇宙船落書きだらけのベッドで同じ色の海を見たこと君の日記には何て書いてある(2019年制作)
2019年5月11日 07:53
これはぜんぶ昔の話。そしてこれから起こるかもしれない話。この物語は実話ですが、フィクションだと思っていただけると幸いです。どんな店でも半年で潰れる四つ角を曲がり、黒猫が横切るの確認したら、私の家はもうすぐそこである。友人の結婚式に出る度に「こんな人と暮らすくらいなら一人がいいなぁ」と思い続けてきたけれど、たった一度だけ「羨ましい」と思ったことがあった。いつまでこの世界にいなければ