特許法 特許権を取得する意味と売上
代理人(主に特許事務所)を利用して日本の特許権を1件取得すると、100万円前後かかることが多いです。
このため、累計予想売上が100万円の商品について、特許権を取得する意味は小さいです。おそらく、累計予想売上が1000万円を超えたあたりから、特許権を取得する意味が出てくると思われます。
この「特許権を取得する意味」とは、例えば、(i)特許取得等の記載を行うことにより、宣伝広告の一環として使うために取得する、(ii)製品の生産技術と工場での秘匿技術(いわゆるノウハウ)の組み合わせで他社の参入を防止する、などです。
可能な限り、特許権等の権利取得前に、「特許権を取得する意味」を明確にしておくべきと思います。宣伝広告の一環として使うのであれば、特許権の取得までは必要ないこともありますので、コスト削減もできます。一方、製品の生産技術と工場での秘匿技術の組み合わせを考えているのであれば、可能な限り、特許権を取得すべきだからです。
#弁理士 #弁理士試験 #弁理士試験の受験勉強 #知財 #知財法 #特許法
#特許権 #売上 #特許権を取得する意味と売上
#毎日note #コラム #毎日更新 #note #毎日投稿 #note毎日更新 #毎日 #最近の学び #毎日更新倶楽部 #考察コラム #クリエイティブ #士業