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(~'21/10/09)特許法 特許の3キーワード「特許性、顕現性、必然性」


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 特許出願する前に検討すべきことは、主に3個です。それが、「特許性、顕現性、必然性」です。

・「特許性」
 これは、特許権取得可能という意味です。基本的に特許権取得見込みの「ある」出願を行うべきですから、これは当然です。

「顕現性」
 これは、侵害確認容易性と表現することもあります。特許発明が実施されているかの認識しやすさを示します。言い換えれば、顕現性が高い発明は特許侵害が突き止めやすい発明です。この顕現性が高いほど、他社からすると怖い特許になります。逆に見ると、顕現性が低い特許(特許権侵害していても分からない)は、存在価値が低くなります

・「必然性」
 ある目的を達成する方法は、コスト度外視であれば無数にあると思います。この必然性とは、ある目的を達成するための技術として、コスト面等から最もふさわしいものであり、他に代わりになる技術が無いということです。回避可能性と言い換えることもあります。この必然性が高いほど、発明の価値は高くなります。
 必然性の高い技術はそれほど多くないと思います。しかし、「時代が変わっても必然的にそうならざるをえない」技術が、既存技術を突き詰めることで生まれたりします。このような筋の良い技術があれば、必ず特許を取得しましょう!

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