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「好きを仕事にする」を考察してみた

こんな言葉に出会った

「好きな事を仕事」にしようと思って読書が大好きだから本屋さんでアルバイトしてもそれは好きな事ではなかった。僕が好きなのは本を読む事だから。

この言葉を見た時全くその通りだと思った。


読書が好きだから大好きな本に囲まれている空間にいても何か違和感を感じてしまう。それもそのはず。なぜなら好きなのは本のお会計をする事でも陳列することでもなく

「本を読む事だから」


もう1つ例があります。


大好きなカフェがあってそこに週に5回は通っていた友人がいました。好きを仕事にしようと思いカフェで働くことにしました。

好きを仕事にできたと友人はとても喜んでいました。しかし実際に働いてみると思ってたのと違う、違和感が拭いきれず辞めてしまいました。

なぜなら友人が好きだったのは

「カフェでコーヒーを飲みながらくつろぐ事」

だったからです。


これらの話から好きを仕事にするの本質を考察してみる事にした。


そんな中本質を理解するのに大変役立った小説の一節を紹介します。


ドラマ化もされ話題となった「夢を叶えるゾウ」の一節である。

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「それはやな、『仕事』いうのは、
つきつめていけば『作業』ってことなんや」

「作業.....」

「サービスやら、人を喜ばせるやら、仕事に関していろんなこと言ってきたけど、結局のところ『仕事』いうんは『何か作業をする』っちゅうことなんや」

「それは、確かにそうですけど....」

仕事に費やす膨大な時間、それはつまり
『作業に費やす時間』
や。だから仕事はブランドで選ぶと不幸になるんや。その『作業に費やす時間』の喜びを犠牲にすることになるからな」

「小学校の時ドッジボールやったり缶蹴りやっとって、自分がどないみられてるか、
どないな評価されてるか、考えとったか?」

「いや、まったく考えてませんでした」

「せやろ。当たり前や。それは、ドッジボールという『作業』が楽しかったからなんや。繰り返すで。仕事は作業や。せやから、自分が仕事で幸せになりたかったら、自分が好きな『作業』を選ばんとあかん。どんだけでも続けられる一番好きな『作業』を仕事にするんや。それが仕事の正しい選び方や。」

<夢をかなえるゾウ 水野敬也 一部引用>

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この一節を読んでから

好きな作業の中で誰かの役に立つ事

この基準で選択することが

『好きを仕事にする』ということなのでは
ないかと思いはじめた。

これが今のところ僕が思う

「好きを仕事にする」

に対しての考察であります。


おわりに


僕の人生経験はまだまだ浅いです。

僕は何者でもありません。

でもこんな僕なりに「好きを仕事にする」を考え追求していきたいと思います。

なぜなら自分らしく生きていきたいから。

そのために人生の大半を費やす「仕事」を楽しむことが必要だと思いました。その仕事を楽しむための「作業」を見つけ誰かの役に立つ事をしていきたいと思います。


最後まで読んでいただきありがとうございました😊

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