悪霊に勝つ方法。1978年のオカルト映画、「マニトウ」を見て
長らくDVD・BD棚に買ったまましまっておいて、放置していた1978年のオカルト映画「マニトウ」を、暇を持て余したため、重い腰を上げついに鑑賞することに…。
この映画、冒頭、ある若い女性が、首の後ろにしこりができて、病院に入院するところから始まる。
医者がオペの段階で、初めて彼女の首筋にメスを入れようとしたところ、突然オカルト的な不可思議現象が起こり、医者は怪我をし、オペはいったん中止になる。そして彼女は現象が起こった瞬間にある呪文をしきりに唱えていた。
彼女に思いを寄せる、主人公の男は、占い師もどきをやっていたのだが、常連の老婆の客を診ていたところ、男が占ったタロットカードには「死」の文字が!
その瞬間、老婆は何ものかの超常的なチカラにより、階段まで引っ張られ、突き落とされ、何段も階段を転げり落ち、死に至ったのだ!そしてその老婆も、首にしこりができた女性のように、まったく同じ呪文を唱えた後に死んだ。主人公はデジャヴを感じ、「これはただ事ではない」と、主人公に占いを教えてくれた師匠の女性に相談。最初はあまり乗り気ではなかった師匠の女性も渋々、いま起こっている現象の解明に協力してくれたのだが、儀式を始めたところ、古代のインディアンのような怪物が一瞬彼らの前に現れ、また同じ呪文を唱えだして、消えた…。師匠の女性は「これはわたしの手に負える案件じゃないわ…。」とお手上げ状態。
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