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【成功率が向上する】目標設定に欠かせない3つの要素

目標設定はビジネスにおいて不可欠なもの。

明確な目標があることで、個人やチームは
逆境を乗り越える力を得ることができる。

しかし、ただ漠然とした目標を設定してしまうと
推進力を失い、失敗に終わってしまうこともしばしば。

今日はビジネスにおける目標設定に
必要な3つの必須要素について考えてみたい。


実現可能な目標を設定

まずは、個人やチームが120%の力を出せば
達成が十分可能な目標を設定すること。

自分の力で結果を出せるという
信念を育むことが重要だ。

目標が現実的に達成可能なものであれば
日々の達成の積み重ねを行動計画や進捗管理することで、
モチベーションの源泉にもなる。

この達成感はさらなる目標に向かって
前進するためのエネルギーや自信となり、
更なる成功や達成への渇望も高める。

一方で、非現実的で手が届かない目標を
設定することは失敗を招きやすい。

最も回避しなければならないのは
失敗が続くとそれが習慣化されて
いわゆる「負け癖」がついてしまうこと。

一度負け癖がついてしまうと、
自己肯定感やモチベーションが著しく低下して
挑戦や目標達成に対する意欲を損なう可能性が高い。

成功への道は自信の積み重ねに他ならない。

現実的な目標はそのためのステップであり、
頑張れば確実にクリアできる目標をセットして達成させる。

その経験が大きな目標達成に繋がっていく。

短期目標と長期目標のバランス

目標設定には短期目標と長期目標のバランスも大切。
短期目標は長期目標のチェックポイントとなる。

大規模なプロジェクトの完遂を長期目標とした場合、
小さなステップやフェーズに分割して
それぞれに明確な目標と期限を短期目標に設定する。

一つずつ目の前の目標をクリアすることで
高いモチべーションをキープしながら
次のステップへと進めるようになる。

エベレスト登頂などを達成する登山家も
いきなり頂上を目指すのではなく、
目の前の中継地点を目標にして、
随時目標を更新していく設定方法を採用している。

長期目標に直結する小さな勝利を積み上げることこそ、
大きな目標達成への確かな足掛かりとなる。

長期目標の達成に至るには継続した努力が必須であり、
その努力を支えるのが短期目標の役割でもある。

短期目標と長期目標のバランスを取ることは、
個人やチームに「勝ち癖」を付けることに繋がり、
達成への執着心や成長心を醸成することが出来る。

測定可能な定量的な目標

誰が見ても測定可能な目標にすることは
達成度の解釈や透明性を確保するために不可欠だ。

測定可能な目標とは、具体的な数字や期限が設定され、
達成度を定量的に把握できる目標のこと。

「売り上げを伸ばす」という漠然とした目標ではなく、
「3か月以内に売り上げを20%増加させる」という具合だ。

目標が測定可能であると、
達成に向けてのモチベーションを維持しやすくなる。

なぜなら、小さな進歩であっても数字として表現され、
達成への近づきを実感できるからだ。

測定可能な目標は個人やチームに対する
有益なフィードバックの源泉にもなる。

何がうまくいっているのか、
どの領域が改善を必要としているのか。

目標に対する進捗が数値で示されることで、
客観的に判断することが可能になる。

チームの一員として個人単位の成果が見えることで
目標への貢献度が見える化して、組織全体の士気が高まる。

まとめ

「実現可能」「短期と長期」「測定可能」の
3つの要素を包含した具体的で明確な目標設定は
プロジェクトの成功を引き寄せる。

一般的に人は達成可能性が高い目標よりも、
少し手が届かないような高い目標の方が
より努力する傾向があるという。

その匙加減は一人ひとり千差万別。

だからこそ、個人やチームの資質や性質を見極めた上で
実現可能だが挑戦的な目標を設定することが
目標達成に対する推進力を一層引き出すことに繋がる。


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