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【自分の市場価値を高める】「リスキリング」がもたらす3つの恩恵

急速なITの発展により、
ビジネスにおけるデジタルリテラシーの格差は
年々拡大しているように思う。

The Japan Timesの記事によると
日本の労働者不足は
2040年に1,100万人
に達し
2027年から急速に進むとされている。

リテラシーやスキルの格差と
迫り来る労働者不足を背景に、
政府が5年で1兆円を投じると推しているのが
「リスキリング(学び直し)」
だ。

僕はリスキリングは「やる」「やらない」と
判断する類のものではない
と思っている。

これは「時代に順応するか、しないか」と
聞いているのと同義
だからだ。

IT技術の進歩で既存の仕事は、
みるみる無くなっていくだろう。

激しく変化する時代の流れに乗り、
自らをバージョンアップしていかなければ
ならない時代

今日はリスキリングに取り組むことで
享受できる3つの恩恵について考えてみたい。


業務領域が拡大する

リスキリングに取り組み、
新しい技術や知識を習得することで
業務領域は劇的な広がりを見せる。

ここで言う業務領域とは
自分が成果を出せる領域
のこと。

具体的な例としては
飲食店の店主がinstagramの発信をキッカケに
SNSマーケティングと動画編集スキルを学び、
飲食特化型SNSコンサルタントの顔を持つなど。

スキリングに向けて学ぶ方法としては
選択肢は沢山あり、手軽に始められると思う。

◎ オンライン学習プラットフォーム
◎ 有料の職業訓練プログラム
◎ ワークショップ など

現在の業務領域から全く関係のないジャンルは
未経験のことが多すぎて
挫折してしまう可能性がある。

現在携わっている仕事に関連する
隣接領域の知識やスキル
を身につければ、
業務領域が一気に広がる。

外注していた業務を内製化してコスト削減や
事業拡大、新たなビジネスチャンスの創出など
多様なメリットがあるだろう。

企業の場合は、さらに大きな恩恵を生む。
従業員が持つ能力の幅が広がることは、
組織全体の柔軟性や適応性を
高める
ことにも繋がる。

人材が不足していく中で成功するには、
多方面で活躍できるマルチタレントな人材に
進化
することが求められている。

生産性と品質が向上する

リスキリングによって
新しいツールや技術を習得することは、
効率化や生産性の向上に大きく貢献する。

こちらの記事によると
従業員300名のDX推進による業務時間削減は
月12時間以上が約6割に達している
と言う。

約180人の社員が
月に12時間以上の業務を削減ということは
月間業務削減の合計は2,160時間となる。

一般的に社員一人の
月間労働時間の目安は160時間なので
約13.5人の社員を雇用したのと同じであり、
生産性が高まるのは当然だ。

さらにデジタルソリューションや
ツールを活用することにより
個人の品質のムラやヒューマンエラーを抑制。
業務のスピードや時間を削減するだけでなく、
品質の向上にも大きく寄与する。

在宅やフレックスなど
多様化するワークスタイルがチームの連携を
図りづらくする状況下においても、
コミュニケーションやタスク管理ツールを
利用することでチームの連携や生産性は
むしろ向上
する。

独自性が高まり競争力を生む

リスキリングはビジネスだけでなく、
個人のキャリアにも大きな価値を与える。

自らが持つ専門性や能力が多様化することで
自身の市場価値や求職市場での競争力が高まるからだ。

多くの人はキャリアの途中で
技術の変化や業界の変動により、
自分の専門性が時代遅れになることを恐れるもの。

しかし、リスキリングを取り入れることで、
変動の中でも自身を最新にアップデートして、
常に最前線で活躍し続けることが可能になる。

さらに、リスキリングは
キャリアの選択肢を増やしてくれる
効果もあるだろう。

成果を発揮できる領域が
1つから2つ、3つへと増えることで
個人の独自性や唯一性が高まっていく

独自の観点や知見が蓄積するようになり、
社会や企業からは貴重な仁座と重宝されて、
独自の幅広いネットワークの構築にも繋がる。

スキルセットを拡張・深化することは
未来の不確実性に立ち向かい、
キャリアの持続的な成功の重要な鍵だ。

まとめ

リスキリングを単なるトレンドワードとして
認識してはいけない。

スマホのOSが変わったら、
アプリを最新にするように、
社会が変化したら、
自身もアップデートする必要がある。

学び続ける者はいつまでも若い。
人生で一番大切なことは、
若い精神を持ち続けることだ

アメリカを車大国に変えた、
フォードの創業者ヘンリー・フォードの言葉。

変化が続く時代の流れに合わせて
自分をアップデートする精神を身につければ
ビジネスで成功を収める
ことに
大きく役立つはずだ。



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