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生涯未婚率から考える、愛のない人生の末路

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2022年の生涯未婚率は男性28.3％、女性17.8％に上がっています。

37年前の1985年には、男性の生涯未婚率は4％、女性も4％だったのです。

出生数については、2019年1.36で、50年前と比べ約40%まで減少しています。

この現実からわかる事は、「人生のリスク」が高まっているという事です。

人生のリスクの最大のことは、病（病気）でしょう。

お金は、健康でなければ稼げませんし、老後（退職後）に病で倒れると「誰が面倒を見るのか」という大問題もあるからです。

そこで、平均寿命と健康寿命との差を見てみます。

この差は、日常生活に制限のある「健康ではない期間」ということです。

日常生活に制限があれば、パートナーや家族がいた方がいい（助かる）と考えられます。

女性は、寿命も長くて健康だと思われがちですが、実際は、12年の差があります。

つまり、男性（8年）より健康リスクが高い。

病という人生最大のリスクを考えても、パートナーや家族がいた方がいいという結論となります。

そういうと、病気のリスクで結婚や事実婚はしたくないなんていう、つまらない意見も聞こえそうですが、果たしてそうでしょうか・・・。

そもそも、結婚や事実婚とは、

・人生のリスクをシェア（助け合い）し、
・人生の喜びや悲しみもシェア（励ましあう）すること　です。

そうしたことから、人は成長して、人生は充実してゆくのです。

つまり、パートナーや家族というのは、長年に渡って築き上げられた、愛や信頼や絆が育っていますから、豊かな暮らしや、健やかで楽しい（最期の）生活にはかけがえのないものとなります。

「ひとりが気楽」
「自由で楽しい」
「もう結婚は懲り懲り」

と言って、人生を過ごすことに、本当の生きがいやプライスレスな価値があるのでしょうか。

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