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”甘いもの”を食べると鬱になる 〜キレやすく感情の起伏が激しい人〜

日本は精神科病院が人口比で世界一多く深刻な状況です。

鬱病になる人は、体温が低い方というデータもあります。

社会的環境的な条件について、例えば、愛する人が亡くなった、ペットを失ったなどは(この投稿では)論外とします。

重要な鬱の要因としての”食”について考えます。

結論として「甘いものを食べる」から鬱になるのです。

甘いものを食べると、15分間でドーパミンが出る。

ドーパミンは神経伝達物質で、アドレナリン・ノルアドレナリンの前駆体です。

簡単に言うとすると、「快感や多幸感を得る」、「意欲を作ったり感じたりする」といった機能を担う脳内ホルモンのひとつです。

”甘いもの”は、昔から摂っていると誤解されています。

例えば、ハチミツ(養蜂)は日本には無かった。

自然の中の果物はあるが、100年以上前に遡ると果物は甘く無かった。

野菜のようなものでした。

イチゴもメロンも甘く無かった。

昭和世代の私など、イチゴには大量のコンデンスミルクをかける習慣が出来上がっていました。

メロンなどは、元はと言えばウリの一種で野菜です。

”甘いものを食べない”時代に、鬱病は無かったのですから、鬱というのは食事面で言えば最近の”病”です。

日本人の甘いものを食べる習慣は、戦後のチョコレートから始まったと言えます。

米兵に群がる「ギブミーチョコレート」

果物やお菓子の出現で日本人の食生活が劇的に変わったのです。

甘いものを食べると15分で血糖値(120)が急激に上がると、250以上になる。

そうすると、急激にインスリンが出て50まで下がり、次にグルカゴン・コルチゾール(ホルモン)が出て血糖値を上げようとする。

インスリンとは:膵臓から分泌されるホルモンの一種。 糖の代謝を調節し、血糖値を一定に保つ働きを持つ。 インスリン(インシュリン)は膵(すい)臓から分泌されるホルモンの一種です。

Googleより

血糖値が50まで下がると、グルカゴンが、肝臓でグリコーゲンとして蓄えられたグルコースを血液中に放出するよう働きかけ、その結果、血糖値を上昇させます。

さらに、副腎で合成・分泌されるコルチゾールの作用が過剰になることで、体重が増えたり、顔が丸くなったり、血糖値や血圧が高くなったりという症状を引き起こす病気「クッシング症候群」となる。

この時に、軽度の鬱の症状が出てきます。

そうすると、直ぐに、また甘いものを摂ろうとするのです。

こうした事を長年に渡り繰り返すと、重度の鬱となります。

キレやすい、感情の起伏の激しい人になります。

<うつ病の特徴>
・悲しく憂うつな気分が一日中続く
・これまで好きだったことに興味がわかない、何をしても楽しくない
・食欲が減る、あるいは増す
・眠れない、あるいは寝すぎる
・イライラする、怒りっぽくなる
・疲れやすく、何もやる気になれない
・自分に価値がないように思える
・集中力がなくなる、物事が決断できない

Googleより

甘いものを摂る”中毒症状”は本人も気付きにくい。

つまり、「疲れたら、甘いものを摂る」という感情を繰り返すことは、ある種の重い中毒症状といえます。

SNSでも盛んに”甘いもの”、まるで健康に良いかのようにチョコレート、ケーキ、果物などのスイーツ投稿が出現します。

そのようなSNSを見ていると、つい「この人、大丈夫かなあ・・・」(心の中)と他人事ながら思うものです。

甘いものが別腹というのも、科学的に証明されています。

どうしても甘いものを食べたいのならば、規則正しい食事の直後の、糖を吸収しにくい時に少量摂ることです。

それでも、回数を少なくしなくてはいけません。

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