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担任の先生だけではない。女性の校長先生も減っている

特別支援に女性の先生が流れているって話しを前に書かせて頂きました。↓下記の記事です




それともう一つ気になっていることがあって私の予想なのですが、タイトルの通り女性の校長先生が減っています。しかも結構な勢いで減っていると思われます。


私がそう感じる大きな理由は1つは副校長自体も女性の先生が減って来ているからです。勤務する学校のほとんどの副校長先生が女性だった時も(複数の学校に勤務しているので)よくあったのですが、ここ数年は全部の学校が男性の副校長先生です。


もう1つ確信として感じている理由は、


最近は女性の副校長先生はすぐに校長先生に昇任します



男性の校長先生と女性の校長先生ってある程度バランスが取られていると思うんです。そう思う理由としては、校長先生と副校長が男女になるように組まれることが多いからです。これは意図的に組まれています。


そう考えると女性の副校長先生がすぐに校長先生になられるというのは女性の校長先生枠が足りていないからだと思われます。なので体感として減っていると感じている訳です。


しかし、先ほど書かせて頂いた通りここ数年私が勤務する学校は全員が男性の副校長先生の状態です。ということは、現状はすぐに女性の副校長先生が校長先生になられる状況ですが、


その女性の副校長先生すら今後居なくなる



という先が見えて来ている訳なんです。副校長先生の男女比を見るだけでも、益々女性の校長先生が減っていくことが予想されます。


現場に居て思いますが、校長先生と副校長先生の時間拘束はびっくりするぐらい長いです。理由は、地域の集まりなど出席するイベントや会議がとても多いからです。しかもどれも始まる時間が夜の19時とかな訳なんです。本当大変なお仕事だと思います。


若い副校長先生ならまだ40代の先生もいらっしゃります。場合によってはまだ手のかかるお子さんがいらっしゃるご年齢かと思います。時間拘束のことを考えると前に書かせて頂いた担任の先生以上に中々女性の先生は管理職を目指すのが難しい現実があるのかもしれません。



女性の校長先生がいらっしゃるのは私は必要だと思っています。男性の校長先生とはまた違う学校経営をなされます。色々な校長先生が居る学校の方が柔軟な発想でより良い教育環境が作られていくかと思われます。何より個人的には女性の校長先生が居なくなってしまう学校というのは何だか寂しさを感じます。女性も男性同様に管理職を目指せる学校になっていけばと思います。

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