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学校で働くまでの生い立ち

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#小説

不良は過酷 前編(11)

不良は過酷 前編(11)

この頃の私は非行に走っていたと書きましたが、近辺では一番有名なグループにおりました。私たちがそうなりたいと願ったのではなく、気付けばそうなっていたという状態でした。ただ、実情は全く違いました。中学生の一番有名なグループなど色々な年上グループに良いように使われる一番の下っ端です。

私が知っている不良の世界は完全に縦社会です。下の者に何かをやる事によりバランスを取る事が出来る社会でした。

上からお

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子どもの恋⑩

子どもの恋⑩

中学に入り初めて恋人が出来ました。家庭環境が複雑だった私には子どもの恋とはいえ恋愛はとても特別なものでした。生まれた家や家庭は幼き頃から早々変わるものではありません。その中で友だちや恋人という新たな選択肢であり道である可能性が生まれてくるというのは、幼き私にはとても大きく可能性を感じるものでした。

この子と結婚したら新たな家族というステージに行って家族が上書きされる

その可能性が少しでも含まれ

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奇妙な家族⑨-2

奇妙な家族⑨-2

姉の彼氏は

阪神大震災の時はすぐに原付で神戸に向かい

一緒にカラオケに向かっている時に発砲事件があったと電話があったら駆けつけ、Vシネマのような整列を目撃し

私がお土産で買って来て持っていた木刀を貸してくれと言われて貸すとなんか傷だらけになりながらでありがとう〜って言いながら返しに来たり

私に彼女が出来た時はそのお母さんに呼び出されてお兄さんが姉の彼氏と同級生だったらしく絶対娘に会わせない

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奇妙な家族⑨-1

奇妙な家族⑨-1

中学生になった私は下の姉と5年ぶりに一緒に暮らすこととなります。構成は母、私、姉、そして姉の彼氏でした。初めの内はよくわかっていませんでしたが、姉の彼氏は暴力団の方でした。

ここまでの私の住まいをまとめると、

父親から虐待を受け母親と夜逃げ

そして母親と夜逃げして母親が男の所に行ってネグレクト

中学に入り姉の彼氏の暴力団の人と暮らし始める

文字にしてみると中々な略歴です。この話しの流れか

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普通の中学生とは違う生活⑧

普通の中学生とは違う生活⑧

この中学時代に生徒指導のY先生と出会います。ここまで色々な先生達に出会って来ましたが、この先生が初めて私の家庭に首を突っ込んでくれた先生でした。初めてそこに真剣に目を向けてくれたのです。Y先生は学校に行っていない私を気にかけよく家に来てくれました。私だけではなく仲間たち全員の家を何回も何回も訪問してくれたのです。来ても何か言う訳でもないんです。

「たこ焼き買って来たで〜食べよ。」

そう言ってた

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中学に入学、学校からドロップアウト⑦

中学に入学、学校からドロップアウト⑦

中学に入学して私はテニス部に入り勉強も頑張りました。これまでも勉強はそれなりに得意な方で学級委員などもしていました。周りからは期待されていたように思います。しかし、中一の期末テストの最中に外を見ながら、私は勉強も部活も辞めようと思ったのです。外を見た時のあの時の晴れた青空を今でも覚えていて、中学生になった自分は今までよりも動けて学校にも家からもどこまでも行けるような気がしたのです。少し自由を手に入

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