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情報通は知っている「エシカル消費」

みなさんは「エシカル消費」をご存知でしょうか?最近ではSDGs(持続可能な開発目標)という言葉はご存知の方も多いと思いますが、この言葉はまだ知らない方が多いのではないでしょうか?

今日はその「エシカル消費」とはなんぞや?ということで、自分の理解を深めるためにも書き綴っていこうと思います。

エシカル消費とはなんぞや?


消費者庁によりますと、「エシカル消費」とは倫理的消費のことを指すそうです。

・・・・・・。

なんか言いたいことはわかるけど、イマイチぴんと来ない言葉ですよね。
7歳でもわかるように説明してもらえれば、消費者庁よ。。。。

調べたところ、エシカル消費はSDGs(持続可能な開発目標)の17ゴールのうちの12ゴール目のことだそうです。12ゴール目は「つくる責任、つかう責任」

「生産者は世に物を生み出すのなら、何かに悪影響が及ぶような物は生み出さないようにしましょう。そしてそれを購入する消費者も、長く使えたりリサイクルできるようなものを買いましょう。」ということですね!

簡潔に言えば、「人や社会、地域環境に配慮した消費活動を行いましょう」ということです。

おお、書いていてよく理解できた。

一見この行動が人権問題や貧困問題、環境問題につながるとは思いづらいかもしれませんが、これが繋がるんです!!

✳︎消費者庁エシカル消費について

需要と供給の資本主義が生み出した弊害

おいおい、会社という資本主義を貫く行動をしている者が何を言っているんだい?と思いの皆さま、これはエシカル消費を説明するために必要な話なのでまだチャンネルを変えないで・・・・。

私たちは何か欲しいと思ったらお金があれば大抵のものは買えます。
それは物質的な物だけではありません。私たちが働いている時間も、会社に買われているので人間の時間も買えます。

ここでは物を買うといった行動にフォーカスして話していきたいと思います。安くて便利な物を欲しいと思って買う人が増えれば、当然ながら「安くて便利なもの」を供給しなければいけません。
そうすると、安さと便利さが生産者にとって絶対条件となります。「安さ」には企業の努力が必要です。「便利さ」を解決するには人間以外にとって、有害な物質を使用する必要がある場合があります。

「つくる責任」とは生産者や企業が、その努力の仕方を今一度見つめ直していきましょうということです。

安さを追求するには、安い素材を使用し大量に生産することです。
大量に生産するには人材が必要ですが、到底日本の最低賃金で賄える「人材の量」には限りがあるので、そういった場合日本は他国(賃金や国の物価が低い国)で生産しています。

未来が壊れた時、誰のせいにするのか

これは未来のためを思った時、本当に倫理的に正しいことなのか?
といったことを考えてみてください。
全ては利益の為に「お客様の需要を満たすために努力した」企業が悪いと言えばそれまでですが、私たち消費者はそれを求めて購入した(加勢をした)責任もあるのではないでしょうか?

見る目を厳しく正しく消費する


私たちが消費をする上で満たす条件を厳しくしてみると、そういった状況も変えられるかもしれません。

  • 今以上に便利にしなくても、これは工夫すれば解決できる。

  • 素材が地球にやさしいものだから、リサイクルに出しやすい。

  • 値段は高いけど、長く使える素材だから…

などといったように、見る目を厳しくすることが持続可能な未来をつくりあげることに繋がるのではないでしょうか?

最後に

エシカル消費という言葉を知ったのは、浅田漆器工芸様のyuwaragiという和ろうそくスタンドを弊社で取り扱ったからです。
商品の説明を見ていて聞き慣れない「エシカル消費」という言葉があったため、理解を深めて誰かに伝えたいと思いました。

拙い説明だったとは思いますが、少しでも理解を深めてもらえれば幸いです。弊社もこの機会に企業として今一度、エシカル消費に基づいた行動をするように努めてまいります。

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