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2023/2月活動報告(「仕掛人・藤枝梅安」「別れる決心」「レジェンド&バタフライ」「終末の探偵」「イニシェリン島の精霊」「バビロン(2022)」「ブリーダー(1999)」「はたらかないで、たらふく食べたい」今月のワースト「Sin Clock」)
映画以外に話すことはまあ本とかお笑いの事とか……しょうがないですね。 2月は我ながらよく映画を観ました。観たい作品が重なっていたのもあるし、アカデミー賞も近づいてきてビッグネームの監督作が続々と(3月も)公開されていったというのもあり、セコセコと劇場へ足を運んでいたわけです。 個人的な話をすると、筆者はいわゆる"引きこもり”と呼ばれるような人間で、ただいま福祉の世話になりながら社会人になるための訓練を受けつつ通信制大学の単位を取る、それ以外は日がなダラダラしてる暮らしを
2023/1月報告書(「やまぶき」、「バビロン(1980)」、「マッドゴッド」、「ノースマン」/ヤクザ映画小祭り、「サバービコン」「XYZマーダーズ」、「レポマン」「ヴェンジェンス 最後の復讐」)
森田芳光監督作を全作レビューしていくnoteを今までやってきたわけですが、現在完全に座礁しています。せっかくインストールしたこのアプリが勿体ない!ということで、手軽にできるブログ的なものをやることにしてみました。果たして来月まで続けられるのか!?という早すぎる不安と無さすぎる自信はさておき、2023年1月に観た映画を振り返って行きたいと思います。 新作編 今年に入ってからは映画館で4本の作品を観ました。「ノースマン」以外は昨年公開作で、「バビロン」に至っては1980年の作
森田芳光全映画フルマラソン③④:「(本)噂のストリッパー」「ピンクカット 太く愛して深く愛して」──森田流ロマンポルノ2本立て
シブがき隊主演「ボーイズ&ガールズ」撮影後、間髪入れずに撮られたのが映画史に一時代を築いたにっかつロマンポルノとして制作された「(本)噂のストリッパー」。本作がにっかつ重役からも好評をはくし、続けざまに制作された「ピンクカット 太く愛して深く愛して」。 ロマンポルノというと、数本しか観たことがないけれど、"うらぶれた男女がやるせなく情事を重ね……"というような、泥臭さや場末感が独特の味になっているジャンル、というイメージが個人的には強い。都会的で洗練されているという真逆の