- 運営しているクリエイター
記事一覧
世界の医療情報の活用に日本は追いつけるのか? 自民党・政府における新しい制度の検討と欧州EHDS構想から我が国が学べること
NFI事務局です。
自由民主党政務調査会 社会保障制度調査会・デジタル社会推進本部 健康・医療情報システム推進合同PTをはじめ、内閣府規制改革推進会議「医療・介護・感染症対策 ワーキンググループ」等、現在、国のいくつかの会議でヘルスデータ活用のための新しい制度創設に向けた議論がなされています。
政府での検討の様子については、昨日、以下のような報道もされています。
この記事中で、
とされ
ついに動き出した欧州のデータスペース構想~European Health Data Spaceの設立~
こんにちは、NFI理事の加藤です。
日本では大型連休中の5月3日、データ利活用に関する政策について非常に重要な情報が公開されました。
欧州委員会が以前から予告していたとおり、European Health Data Space (EHDS)の設立について、その具体的な内容を公表しました。私はこの公表を「ついに欧州のデータ戦略が具体的に動き出した」と捉えています。EHDSを単なるヘルスデータの一
東日本大震災から11年、次世代基盤政策に何が求められているのか
1.はじめに
こんにちはNFI理事の加藤です。
今日、3月11日は東日本大震災から11年目の日となります。まず、この震災で亡くなられた沢山の方々のご冥福をお祈りします。また、この2年間は新型コロナウイルスの感染拡大による大変な状況が続いています。
こういった中で、例えば被災地に支援を届けるために、感染拡大を防止するために、データの果たす役割も益々重要になっています。そのデータを社会で活用するた
津波防災の日に災害と情報利用について考える~マイナンバー利用の可能性は?~
11月5日は津波防災の日です。そこで、森田代表理事と神原上席研究員がマイナンバーを一つの鍵として災害時の情報利用に関する対談を行いました。NFIでは2021年3月11日に「災害時情報共有に向けたNFIからの5つの提言(案)」を公開するなど、災害時の情報共有に関する議論を行ってきました。今後も更に議論を発展させていきたいと考えていますので、是非ご興味がございましたらご参加をいただけますと幸いです。