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地方に来てみた女の意見

田舎は偏狭な馬鹿ばっかり、という話をするので田舎住みの方は読まないほうがいいと思う。 これは自慢だが私は、なんと東京都世田谷区に生まれ、3歳くらいまで少しだけ埼玉にいたこともあるが、35で結婚するまでずっと23区内いた。できればその後もずっと23区内にいたかったけど、親と弟が二世帯住宅に住むことと、藤沢市出身の弟の妻さんの意見で横浜市に引っ越すことが決まったので、老後のあれこれを考え、少し近めの川崎市に住むことにした。 引っ越した後、35〜40歳まで何も資格持ってなかったか

    • 某漫画の感想

      この話は「パ◯ピ孔明」3巻の感想としてAmazonに書こうとしたのだが、作者の方のご迷惑になってはいかんなと思ったのでこちらに書き移すことにしました。以下はその感想です。 -------------------------------------------- 吉◯豪っているじゃん。私あいつ大っ嫌いでさ。1度SNSで晒された事あって要は私怨だね。今思えばフォロワー2kなんてそんな驚異的なインフルエンサーでもないよ。でも晒しに遭えば2kには2kなりのクソリプがくるのよ、クソリ

      • エクソシストは語る・感想

        迷信が嫌いとかググると、スピや占いにハマった身近な人に困らされている、という知恵袋の質問が多く出てくる。困り事の度合いもそれぞれで天然石のブレスレットを買わされたりお祓いしてもらえと脅迫的に詰め寄られたり、先祖を大事にしろと要らん壺を買わされたり献金させられたりね。それぞれですけど大体似たような事案です。回答も似ていて、説明できない超常現象に遭遇してから信じても遅いよ!みたいな感じです。説明できない超常現象の例も大抵は臨死体験ですね。 前回書いたように日本の国教とも言える神

        • テレビなんて誰が見るんだい

          タイトルの通り。ここ何年も疑問に思ってた。 いつからかはわからんが、日本の地上波(まあNHKもだが)のテレビ番組は、すべからく中高年男性向けに作られている。 一見若者向けに見えるバラエティなんかも、だいたい大雑把な人員はOVER50の男性とUNDER30の女性の組み合わせ。自分達が自己投影できるような、偉そうに意見を言う中高年男性と、それを持ち上げて気分良くさせる要員の若くて華やかな女性。そこには華やかな女装者やトランス女性、容色を売りにしない女芸人なども含まれるのだが、

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          復員兵の妻たちのトラウマ

          https://www.asahi.com/sp/articles/ASR8G61ZKR89UTIL02H.html この記事を読んで思い出した漫画がある。並庭マチコさんの「プリンセスお母さん」だ。 (ちょっとネタバレになるので読んで驚きたい人はそっ閉じして下さい) お母さんが貴族の上品な言葉遣いに憧れるのは、子供の頃両親が不仲で罵詈雑言が飛びかっていたから。お父さんはモラハラ男で、食事中に水を飲んではいけないなどの、謎のルールが家庭内にたくさんあり、子供達もそれに従わさ

          復員兵の妻たちのトラウマ

          ドッキリとわたし

          https://myjitsu.jp/archives/303867?nonamp=1&_gl=1*1dj5rf4*_ga*ZVA4SmRMcG9qS3FZenlNaTRRNVExMksyUTBTOUhlMWNNN2pFQXpzVDdUMW05emRBckxmNWZFMTFmd25tNDhJLQ.. ドッキリが大嫌いなのでその理由を書く。そもそもドッキリの「人を騙す」→「騙されている人を陰から笑う」という卑怯で浅ましい構造も、人として大嫌いなのだが、演出という名のヤラセがあ

          ドッキリとわたし

          アニメが苦手な訳。

          宇佐見りん氏の著作に「推し、燃ゆ」というのがある。この作品のメッセージとちょっと通じる所があるかもしんない。 私は幼稚園の先生達から「恐らく自閉症児」と言われたぐらいなんも喋らない子供で、お遊戯の時間もお歌の時間も交わらず一人で絵を描いており、先生達も諦めてお味噌扱いしていた。小学生になるとさすがに友達ができたが、きっかけがアニメだった(ちなみに竹宮恵子の「地球へ…」だった)。 アニメ関係ない幼馴染が一人いて、皆が行く荒れたK中学ではなく、越境してF中学に行くというので私も真

          アニメが苦手な訳。

          HISの思い出

          今日は思い出話をしようと思います。 HISは航空券と宿がセットで格安なのでよく取った。そのHISの添乗員さんが、いつも何となくヤバかった。添乗員と言っても空港から宿に連れてって、帰りに空港まで送って飛行機に乗せるだけなので、別にどんな人だろうとそんなに気にはならなかった。 初めてイギリスに行った時の帰りの若い男性添乗員は(だいたい行きと帰り違う人だった)、別に現地の運転手がいたのでとにかく終始眠い眠いと、その老齢の白人運転手さんに愚痴っていた。うちらの飛行機が朝早かったのよね

          HISの思い出

          ディアスポラな女たち

          鳥トマトさんの「東京最低最悪最高」を読んだ。面白い。負の感情をバネにするタイプの作家さんみたいで、他の作品も面白かったのだが、これは珍しくハッピーエンドである。 要約すると、何の取り柄もない中途半端な地方出身女が、ちょうどいい人権感覚の男を東京で見付け、結婚して男の庇護下で安穏とやっていくことを決意する、という話で、内在化した性差別やミソジニーの発露だとか何だとか、まあ散々な言われっぷりである。アンチ(男女共に)の言い分は要するに「甘ったれんな、女」ということらしい。 いきな

          ディアスポラな女たち

          ソシュールよ

          であるからして、ソシュールの一般言語学、及び構造主義と格闘してるんである。筒井康隆のエッセイの書き出しみたいだが。 ソシュール研究の第一人者である丸山圭三郎という偉い先生の本を読んでいる。「言葉とは何か」というタイトルで、私のような凡人は普段そういうことを考えないため、ゲシュタルト崩壊を起こさずに日常を過ごせているんである。「死とは何か」とか「時間とは何か」みたいな観念的なことは、無職の時ぐらいしかゆっくり考えられない。 「あ」とは何か、とか、「あ」という文字を色んな書体で

          ソシュールよ

          言葉の重み

          キューバ、亡命、と聞いて思い出す話がある。キューバの作家レイナルド•アレナスの話だ。カストロ政権による同性愛者迫害により、何度も投獄され、箱くらいのサイズの独房に閉じこめられるという拷問を受け発狂しかけたり、解放された後も作家ということで目をつけられ命の危険があったため、アメリカへ亡命することにした。素性を偽り船に乗るのだが、やっと港を離れた所でバレてしまい、海に飛び込んでそのままフロリダまで泳いで亡命した。船の上にいてもまた捕まって投獄され、いずれ殺されるだけだから、それな

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          エコと病院どっちが大事

          アースシップハウスってものを初めて知った。 70年代にマイケル•レイノルズという建築家が作った家で、世界に50軒ある。日本にもある。エネルギーや水、食料など、人間の生活に必要なものがほとんど自給自足できる謂わばエコのユートピア的な建築物で、発想は面白い。意地悪なので、何か逆に環境を圧迫するような問題点がないのか軽く調べたけど、そういうアンチ記事や論文も特に見当たらなかったので、50年近く問題なく運営されてきたのだと思う。 この特殊な建築物を売りたい、というご夫妻がいる。Ne

          エコと病院どっちが大事

          昨日寝れなかったので、駅に置いてあるピアノを弾く人々の動画を見ていた。いわゆるストリートピアノってやつ。ストピ動画は以前から趣味で見ていたのだけど、ちょっと見ないうちに新鋭……、というか、アイドルみたいな人が何人か現れていた。熱心に追いかける女性ファンが多くついていて、動画にも結構ファンらしき同じ人物が写り込んでいる。 ピアノとか、クラシックが趣味の男性は品があってお育ちも良さそうで、そのへんのグラビアアイドルとかには手を出さなそうな感じがある(あくまでも感じであり、実際どう

          猫のYouTuber、再生回数下がると美女を投入しがち。

          タイトルの通りです。 YouTubeには、猫の自然な可愛い姿を撮影して日々せっせとUPし、再生数を稼ぎ、スパチャやアフィリを稼ぎ、YouTuber本人が家を買ったりパチンコの資金にしたりする、大変人気の猫使役チャンネルがあります。 始めの頃は初々しい子猫なので、何もしなくても猫種が良ければ人気は出ます。この手のYouTuberが保護猫の雑種を育てているのってほとんど見たことがなく、だいたいがペットショップ購入のスコティッシュやマンチカンなど、見た目が可愛いと人気の猫種です。Y

          猫のYouTuber、再生回数下がると美女を投入しがち。

          ネット記事は敬体から突然常体になりがち。

          タイトルの通り。 ネットの記事を読んでいると最初は、 「俳優の〇〇さんは何歳なのでしょうか?彼女はいるのでしょうか。結婚は?家族構成は?詳しくみていきましょう」 のように、なんかこちら側に向かって呼びかける系の敬体であることが多い。ちょっと馴れ馴れしさすら感じることもある。 ところが中盤くらいからいつのまにか、 「県内の偏差値50前後の〇〇高校出身ということが明らかになっている。その後、都内の〇〇大学に進学し中退したと噂されているが真偽のほどは定かではない」 のように硬めの

          ネット記事は敬体から突然常体になりがち。