マガジンのカバー画像

重忠春秋ー畠山重忠終焉の地に住む

59
歴史は出会い。2022年6月、万騎が原の畠山重忠遺烈碑近くにある商店街アーケードで重忠壁芝居をやりました。大河ドラマ鎌倉殿の13人の紀行に登場したあたりです。秋バージョンはケアプ…
運営しているクリエイター

#万騎が原

涼しくなるのを待ってお地蔵さんへ。お香を焚いてしばしゆっくり。重忠のお地蔵さんでしょう?と声がした。どこかで見ていたらしい。香の箱をものめずらしそうに覗きこみ、いい香り今日お参りするといいんですかと呟きながら手を合わせた。最後にニコッとしてお線香ありがとうと言ってくれた🐴^ ^

2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

2023重忠イベント後記ー謎の二人三脚

二俣川の6月といえば、鎌倉時代に武蔵武士畠山重忠が二俣川合戦で讒死した月。今年の6月重忠イベントは一週間に二回も重忠公壁芝居を展示する(要するに設営→撤収→場所を移動して設営)という想定外のアクロバティックな展開にみまわれた。一回目は地元も地元万騎が原、二回目はお隣の鶴ヶ峰。

ローカルすぎて余計な話だが、相鉄線でいうと、一回目の会場は二俣川駅から徒歩10分くらい、二度目は隣の鶴ヶ峰駅の駅ビルであ

もっとみる

地元のむかしを伝えるこぼれ話を書いている。書いて伝えていいのか、やめといたほうがいいのかわからない話に出くわす。考えたところでモノサシがない。土地の古い人にポツポツ聞きながらああそうかと行くだけ。不定期地元マガジンふまほん。万騎が原を馬騎が原と書くひとがいる。リアルに合ってる🐴

とうとうほんとうに重忠企画を進めている。昨年の壁芝居より多くの方が関わってくださる。郷土史ビギナーのわたしに付き合ってくださる。きっと地元ならでは。夢みた絵巻夏野の露。お披露目が楽しみ。研究だ勉強だとはちょっとちがうどこかくつろいだ喜びを感じます。郷土史の醍醐味かな🐴

あそこに遺烈碑あるでしょ?と指差すと、重忠?ああ?あそこのお墓ねっと返される。ずっと前からあそこになにかあると気づいている。それで十分。わたしも幼いころからそうだった。明治25年10月に建立されて130年。少しサビが出てるけど土台からなにからしっかりビクともせずに建っている🐴

万騎が原郷土史ハウスを作る。ひょんなことから参加したあさひみらい塾で発表したわたしのみらいプラン。廃止された万騎が原交番跡の建物リフォーム案はあえなく早々に挫折 あー😮‍💨 なんだかんだ勇気を出して夢を語らせていただきました。こんなかわいい場所いつかほんとにできたらいい🐴⭐︎

買い物帰り、スーパーのカフェに寄ってコーヒー一杯。郷土史の会で読んでる福井光治さんの句、道祖神五十歩にして団地哉がよぎる。万騎が原界隈の道祖神は開発につれて移動してきた。何度も動いたものもあるとか。東西南北は合っているのだろう。どんど焼きは道祖神の火祭りともいうらしい⭐︎

秋の重忠壁芝居、今日から正式スタートしました。すでに何日か前から展示してます。万騎が原地域の方々が見に来てくださってまして嬉しい😆

色とりどりの紅葉散る秋バージョンの重忠壁芝居、ぜひお楽しみください。感想ノートにコメントもお待ちしてます⭐︎

ふじみ商店会アーケード近くのみなさまへー畠山重忠公6月壁芝居後日譚

ふじみ商店会アーケード近くのみなさまへー畠山重忠公6月壁芝居後日譚

畠山重忠は1205年(元久2年)6月22日、地元二俣川の地で繰り広げられた北条軍との合戦で、烈々と討ち死にしました。6月は旧暦の6月ですが、とにかく6月は重忠公の月というわけで、6月に万騎が原のふじみ商店会アーケードで武蔵武士畠山重忠の生涯を絵と文でたどる壁芝居をやりました。

アーケードで開いているお店はたった一軒。世にいうシャッター通りです。重忠遺烈碑のすぐ近くにあります。アーケードの店舗跡数

もっとみる
秋の畠山重忠公壁芝居ーリベンジ開催に向けて準備はじめました

秋の畠山重忠公壁芝居ーリベンジ開催に向けて準備はじめました

■6月の壁芝居は商店街アーケードで
今年は鎌倉殿の13人のおかげで二俣川合戦の地元では重忠イヤーです。合戦があった6月には、畠山重忠遺烈碑すぐそばの商店街アーケードで、武蔵国に生まれ二俣川に散った重忠の鮮烈な生涯を描く壁芝居をやりました。

会場となった商店街、開けているお店が一軒だけ。あとはみな埃だらけのシャッターが下りたまま、古寂れた商店街です。子どものころに遊んだ記憶がありますが、いま子ども

もっとみる
畠山重忠の二俣川合戦を詠むー歌絵巻「夏野の露」

畠山重忠の二俣川合戦を詠むー歌絵巻「夏野の露」

■「鎌倉殿の13人」の俳優さん来訪!
大河ドラマ「鎌倉殿の13人」で若手の人気俳優中川大志さんが静動に魅力あふれる畠山重忠を演じているおかげで、二俣川合戦の地元民は、ドキドキワクワクの一年を過ごしています。駕籠塚に祀られる重忠の妻菊の前のお父様と伝わる足立遠元役の俳優大野泰広さんは鶴ヶ峰の史跡を訪ねてくださいました。800年の昔この地で繰り広げられた壮絶な合戦を思い、いやが上にも縁とゆかりを感じま

もっとみる

大雨に打たれて花がつぶれたシドメ 雨で花びらが落ちきらなかったのは勁さでしょうか 鎌倉時代からこのあたりの野原に自生するというシドメをみているとひとりの人生の短さ自分のちっぽけさ加減がよくわかります

シドメシドメといううちに思いがけないシドメつながりができつつあるようです⭐︎

畠山重忠と北条義時の戦があったころには一帯に自生していたという朱色のシドメ いま近所のお庭でシドメを見かけるのはわずかに3、4軒 公園をあちこち探しましたがシドメの姿はなし 古くから自生する可憐な花を大切に植えて増えてほしい。。

ウチの庭に残るシドメ 今日は雨に濡れてます☆