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40代うつに病の自営業。 うつ歴15年のベテラン。のんびりうつと付き合う。 ひま。 や…

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40代うつに病の自営業。 うつ歴15年のベテラン。のんびりうつと付き合う。 ひま。 やりたいこと、いっぱい。

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  • 気分転換の雑談

    気分転換の雑談です。

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    気持ちが沈んだ時に10分以内に読める話です。

  • うつ病とお付き合いする話

    うつ病とお付き合いする話です。できるだけ幸せにお付き合いしてみたいとは思っています。

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私が重度の鬱病と幸せにお付き合いする話。

正直、鬱病になった自覚はなかった。 仕事はそれなりに出来ていたし、同僚からの評価も割と高かったと思う。 子供はいなかったけどパートナーはいて、家の中でも明るく過ごしていた。 鬱病と診断されたのは12年も前で、かれこれ同じ期間、ずっと心療内科に通っていることになる。 繰り返しになるが、鬱病になった自覚はなかった。 なんなら、今も鬱病である自覚はない(ここ重要)。 バラエティ番組を見れば大笑いもするし、 感動する映画を見れば泣きはしないまでも友達に「あの映画は泣けた」と軽く

    • Appleがメンタル管理で本気を出してきた件

      1.ヘルスケア「心の状態」機能いつの間にか実装されていたヘルスケア機能「心の状態」 私はiMacで仕事をしてiPhoneで電話をとり、Apple Watchで時間を確認してiPadで小説を読み、AirPodsで音楽を聴きながらMacBook Proで記事を書く、ゴリゴリのApple党です。 理由はデバイス間の連携の良さを考えていたら、結果こうなったと言うだけで、正直Windowsの方ができること多いよなぐらい考えています。 さて、そのような折、なんかいつの間にかiPho

      • メンタル3行日記

        人間万事塞翁が馬とはよく言ったもので。 うつ病がアップしようがダウンしようが、「結局また悪化するんだろうな」「なんだかんだで悪事って続かないよな」ぐらいの心持ちでいると、いずれにせよメンタルが平常値を保てる。 一喜一憂は避けた方が良い。

        • 一人で過ごす休日

          今日はパートナーも子供もお出かけで、私一人でお家です。 そこで、今日はこんなものを用意してみました。 ・伊坂幸太郎さんの「死神の浮力」(1冊) ・ビール(350mlを2缶) ・ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・キングダム(1個) ・ピザーラのピザが19時に配達されるよう手配(数クリック) 完璧です。 伊坂幸太郎さんの「死神の浮力」は何回も読んでいる大好きな作品で、没頭できるので何も余計なことを考えずに済みます。 ゼルダの伝説はやったことがなかったのですが、今のところ広大

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        記事

          心療内科に通うことはたいしたことではないという話。

          初めて心療内科に行った日のことを書こうと思います。 もうその時期は自分でも何を考えているのかわからなくて、自分自身のコントロールもできていませんでした。 そして、周囲の方から、強く通院を勧められていたので、なんとなく、「あぁ、心療内科に通った方がいいんだろうな。」と思っていました。 その時期。 月曜日から金曜日まで仕事を何とか乗り切って、土曜日になり、発狂寸前まで行っていました。 とてもじゃないけど翌週から仕事なんてできない。 「とにかく今すぐ自分の何かを(メンタルを)

          心療内科に通うことはたいしたことではないという話。

          禅の機能

          最近、メンタルと筋肉は似ているところがある、と思っている。 もともと筋肉質な人がいるように、もともとメンタルが強い人は、存在するように感じる。 他方、もともとのメンタルの強さだけでは社会生活のストレスに耐えられない。素質のみで努力せずにアスリートになることができないことと同じように。 筋肉は鍛えることができる。これと同じようにメンタルも鍛えることが可能に感じる。 硬直した筋肉より、しなやかな筋肉が良い。鋼のメンタルではなく、竹のように堅いが「しなる」メンタルが、困難に

          禅の機能

          本音を押し殺して生きていく。

          「忙しすぎて目が回ります。」 「仕事が欲しいんじゃないです。お金が欲しいだけなんです。」 という言葉が喉まで出掛かった。 #3行日記

          本音を押し殺して生きていく。

          うつ病が少し和らいだときの休日はこんな感じ。

          朝9時起床。 おにぎりと目玉焼きを食べる。 朝のうちに掃除機をかけてしまう。 午前中は雨なので、洗濯機は乾燥までかける。うまいこと2回かけることができた。 昼前。図書館に出かける。 借りていた本を返し、子供に読み聞かせする用の絵本を10冊ほど借りる。 帰りにいつものたこ焼きやさんで2パックたこ焼き購入。 家に帰って家族で食べる。 子供、ゲームを始める。 私、小説を読みながら、ふとnoteを開く。 鬱の症状はだいぶ改善されていた。 だけど油断してはならない。 順調に

          うつ病が少し和らいだときの休日はこんな感じ。

          睡眠万能薬

          9月に入り、うつがひどくなる。 9月下旬まではなんとか持ったが、耐え難いレベルになる。 スケジュールを無理矢理変更し、丸1週間休みを取り、ひたすら寝る。 noteはほぼ開けず。 しかしその甲斐あって、ようやく頭が働いてくる。 やはり睡眠は偉大である。 同時に運動(軽い筋トレ)を開始。 運動はうつに良いとたいていの本に書いてある。 今日、ようやく、伊坂幸太郎さんの「777」を読み始めることができるところまで回復。 今回も割とうまく付き合えた方だと思います。 治らない

          睡眠万能薬

          私が写真を撮る理由

          「生まれてから、現在までの写真を用意してください。」 今から約10年ちょっと前のこと。 結婚式の準備が最終段階に入っていた。 式場はもちろん決めている。 招待状の発送も抜かりはない。 新婦のドレスもバッチリだ。 新郎の私の衣装はどうでもいい。 だが、ただ一つ、どうしても準備できないことがあった。 「昔の私の写真」だ。 結婚式の段取りの中で、「お色直し」という(私にとっては)謎のイベントがあり、このイベントが発生すると、新郎新婦が何故か披露宴会場から中座し、しばらくする

          私が写真を撮る理由

          向いている職業ってそもそもあるのかという話。

          高校時代の担任の先生で、変わった先生がいた。 英語の教員だったが、英語を話している印象がない。何故ならまともに授業をしないからだ。 当時おそらく30代後半の男性教員。 少しぽっちゃりしているが、無精髭ということ以外は割と身だしなみは整っている。 授業中に飛び出す雑談に定評があり、生徒からはそれなりに好かれていた。 授業が終わると質問タイムとかは一切繰り広げず、趣味のドラムを叩きに行くために軽音部へ直行する。 こんな感じの人が高校2年生、3年生の時の担任だったため、私はとに

          向いている職業ってそもそもあるのかという話。

          仕事に行きたくないときの話。

          鬱スイッチが入ってしまいました。 今回の鬱スイッチはこちら。 【休み明けでどうしても起き上がれない鬱スイッチ】 10段階でレベル5の鬱 3連休をのんびり過ごし、今朝起きたら、どうしても仕事に行きたくないスイッチが入ってしまいました。 仕事に行きたくない、仕事に向かい合うメンタルが整っていない、とにかく仕事から逃げたい。 そんな、厄介だけど、休み明けによく入ってしまうスイッチです。 症状としては、 ・少し息苦しい。 ・安静時脈拍が90を超えている(通常は72ぐらい。)。

          仕事に行きたくないときの話。

          鬱スイッチは解除できる(そしてはま寿司にも行ける)

          鬱病と言っても、毎日凹んでいるわけではなくて。 やはり波があります。 普段は普通(なんだこの日本語)なんですが、急に鬱スイッチが入って、何も出来ない状態になります。 鬱スイッチが入ると、「何も出来ない状態」を改善することに焦りを感じ、パニックを併発することもあるため、なかなかに難儀です。 また、鬱スイッチが入るきっかけが掴めず、鬱スイッチ自体を回避できません。 というわけで、鬱とお付き合いしている私は、鬱スイッチ自体入ることはやむなしとし、鬱スイッチの解除する方向に全振

          鬱スイッチは解除できる(そしてはま寿司にも行ける)

          完結。コタロー。

          最近完結していた「コタロー」読了。 どんな大人でも、必ずこの4歳児コタローから「必ず」何かをもらえる、とても好きな漫画です。 一つだけ残念なのが、完結してしまったということ。 続きは自分の中で想像を膨らませることとします。

          完結。コタロー。

          カレーをナンで食べると思い出す話。

          鬱病と診断され、一番変わったのは私自陣ではなく、周囲(職場)だった。 だけどそれはたぶん悪い意味ではなく、良い意味だったのだろう。 診断前からおそらく私はかなり調子が悪く(後から聞いたら、「少し前のことを忘れる」「急に黙って固まる」等の行動をして心配をかけていたらしい。)、心療内科から「鬱病ですよ」という診断が出たこと、言い換えれば私の様子が「言語化されたこと」で、周囲が対処の方法を具体的に考えるようになってくれた。 もともとその職場は、十数人で回している小さな職場だっ

          カレーをナンで食べると思い出す話。