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知の循環

誰もが知識を手軽に手に入れられる時代になりました。
インターネット上に情報は溢れ、ノウハウをご丁寧にYoutubeに纏めてくれる動画すらあります。昔みたいに、一部の人がノウハウを占有していたり、難しく高い専門書や、だいぶ怪しい情報商材のようなものに手を出さなくても、本当にごくごく一部の高度な情報を除いて、インターネットで多くのものが無償で手に入る時代になりました。

そんな時代において何が大事かと言うと、「行動」が成否を分けると考えています。
私は「即断、即決、即行動」を自分の信念の一つとして、念頭に置いているのですが、ベイビーステップ(もしくはファーストステップ)をいかに早く踏み出すかによって、得られるもののレベルは格段に上がると最近は本当に実感していて、直感で踏み出す重要さこそ大事なものはないのではないかとすら思っています。

その時に考えるべきは、進む道は「戻れる道」か「戻れない道」かの二項対立の概念です。
戻れない道なのであれば、重要な決断をする前に、その道や一手の正確性にこだわるべきだとは思います。しかし、戻れる道なのであれば、「やってみなはれ」の精神でエイヤッとやってみたらいいと思います。
多くの人は道に対して「戻れない道」が多くあると認識していますが、ぶっちゃけて言うとほぼ無いに等しいと個人的には思っております。何故なら、人生の選択の多くのことでお金が絡むのですが、お金なんて(というと若干失礼かもしれませんが)ぶっちゃけ無くなれば稼ぎ直せば済むと考えています。

ですが、その時にしかできない「Time」に絡むタイミングの問題に関しては、私は「戻れない道」に成り得ると思っているので、「時は金なり」なんてことわざめいた言葉がありますが、私個人の感覚からすれば、「Time>>>>>>>>>>Money」ぐらいの圧倒的な差があると思っていて、比較するのも申し訳ないほど、重要な要素なのではないかと考えています。

話を戻すと、その状況下で「時」を無駄に浪費して人生を過ごすと言うのは勿体無いなぁとも思いますし、自分自身の人生においても、「もったいな!」と本気で思う要素が多々あります。
結局は死ぬ手前になると「やった後悔」より「やらない後悔」の方が大きいのだから、後悔を低減させる方法を考えるのであれば、ほぼほぼ世の中にあることなんて「戻れる道」なんだから「やってみなはれ」と自分で自分の背中を押して、前に突き動かすことが何より重要なんだと私は思っています。

つまり、この話の結論としては、「悩む暇があるなら、やってみなはれ」というメッセージにはなるのですが、最後に重要なことを伝えます。

私自身は「知を循環」させることが大事だと思います。
それは自分が知の獲得者だけではなく、ギバーになることによって、意図的に少しずつ世の中をよくすることを言います。具体的には、自分が学んで、考えて、腑に落ちたことをどんなメディアないし口頭でも良いとは思うのですが、自分の中で留めておくだけでなく、アウトプットすることが何より大事だと考えています。

その行動を行うことで何を得られるのか?というと、得られるものしかありません。
知の再構築を自分の反芻の中で得られ、相手に与えると感謝をされ、拡張すると自分の学びや考えが世の中に広がっていく感覚すらあります。口にすることによって得たものが自分のものになり、第三者への広がりを感じるなんてそんな最高なことはないのではないでしょうか。
その裏側には「自分はギバーになる」という明確な意思も芽生え、クレクレする「テイカー」とはまた違った思考や行動につながると思っており、社会的価値の下に自分の存在を置くことができるので、繋がりを常に得て且つ与えることもできるので、オススメです。

誰でも情報を手に入れやすくなった昨今であるからこそ、「知の循環」や「行動」と言う時分岐点の発想に目を向けることで、自分の人生を切り開けるのではないでしょうか。

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