Enchanted Naughty Documents 略して納智堂

最近、宮仕えを足抜けして可処分時間の増えたジジイであります。 世代的には、新人類とか、…

Enchanted Naughty Documents 略して納智堂

最近、宮仕えを足抜けして可処分時間の増えたジジイであります。 世代的には、新人類とか、ヲタク第1世代とか、になるのかと思うです。 音楽の話や、美術展の話や、食ったものの話や、読んだものの話、 とかをチマチマと書いていきたいと考えます。

最近の記事

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    • 美術館で会った人だろ、アンタ。 8

      またまた京都だね。 今度は岡崎だよ。 今回は写真撮影OKの大判振る舞いだった。 &最近になって 本文内に画像を挿入するのを 覚えたのでベタベタ画像を張ってみました。 あっそうそう。 今回なかなか逸材っぽい女子を 2名発見しました。 普通のお嬢なんだけど 透明ビニールのバッグの内側に アニキャラっぽいキャラの 缶バッジを ビッチり貼りこんで なんだか腐の波動を放出しておられた。 帰りにふと見ると、 会場のわきで ブリーフィングをしておられた。 大切なことだよね。 君たちの未

      • 音楽の古臭たち、そして騒音。12            music fluxos, and so on.12

        グラハム・チャップマンとジョン・クリース扮する 中年の主婦がテレビの前でバカ話に興じている。 テレビの上のペンギンのフィギュアに 二人とも心覚えがないらしい。 ペンギンの話から話が転んでグダグダに。 突然マイケル・ぺリン扮するアナウンサーが テレビに映し出されて 「8時になりました。 テレビの上のペンギンが爆発します。」 あっ! ほんとに爆発しちゃったよ。 何が言いたいかというと 「ペンギン」という言葉が出てくると 脳裏にこの情景が浮かぶということなんだよ。 モンティ・パイ

        • 美術館で会った人だろ、アンタ。 7

          『シュルレアリスム宣言』100年 シュルレアリスムと日本 京都文化博物館 そうだ京都に行こう。 今回は岡崎ぢゃなくて烏丸御池。 地下鉄の駅を出ると なんだか頑張っちゃいました風の 建物がごろごろしてる。 うん、京都はこれだから面白いね。 『シュルレアリスム宣言』100年 このマニュフェストをものした アンドレ・ブルトン師は 四次元怪獣ではなく詩人であるとのことだ。 詩人は定義している。 シュルレアリスム 男性名詞。心の純粋なオートマティスム (自動現象)であり、それ

          美術館で会った人だろ、アンタ。 6

          テート美術館展 ターナー、印象派から現代へ 光 しっかり寒いねこの頃、 もうデブ症をこぢらせてね ネタ集めも億劫になっちゃうよ。 でもまぁ行ってきたんだ 中之島美術館。 ぢつは芦雪展も行ってきたんだが なんか御託並べる気にならんかったなぁ。 蕭白とかだとヤル気満々なんだがね。 相性ってやつだよ、きっと。 そういやこないだ芸文で神野美加の 「ラッパと娘」を聴いた。 ArrowJazzOrchestraがバックの。 あれはイイもんだったなぁ。 で、タイトルに戻る。 光だ

          美術館で会った人だろ、アンタ。 6

          なろう このなろう その1

          旧聞になるが、23年10月27日 犬塚弘氏が逝去された。 このことはおれたちに たくさんのことを考えさせてくれた。 先ず確実に言えることは クレージーキャッツの再結成はないということだ。 最近では別メンバーによって B小町が再起動するというincidentが発生した。 (まんがの世界の話だが。) 例えば 令和のクレージーキャッツが結成されたとしても それはおれたちのクレージーキャッツなのか。 おれたちがクレージーキャッツとしたものは 何なのか。 王国一の無責任令嬢 作者:

          音楽の古臭たち、そして騒音11      music fluxos, and so on 11

          The Young Person's Guide to the Minimal Music あぁ、また大阪だね。 ザ・フェニックスホールでね。 つまりコンサートなんだよ。 といっても音楽のタイトルだよね、これ。 ミニマル音楽の行方 ~スティーヴ・ライヒ&アンディ・アキホ~ てやつに凸してきたんだよ。 耳慣れないかね。 ミニマリストです、 なんて意識高い系の人がのたまったりしてるよね。 そんな感じ。 基本的に要素が少ない音楽。 ぢつわ、おなじ日で芸文管の定期があって

          音楽の古臭たち、そして騒音11      music fluxos, and so on 11

          佐鯛家嘉一の「サタイヤ流」2

          みんしゅしゅぎのもんだい 昨日新聞を読んでいて 誠に興味深い記事があったので 御託を並べたいのだね。 英フィナンシャルタイムスの記事の転載なんだがね。 ああ英文の記事ぢゃないよ。 あたしはそんな英文読みこなすような 知性は持っちゃないから。 翻訳してあるんだよ。 現物は写真にしてあるからそういうことなんだけど。 オックスフォード ロイタージャーナリズム研究所の 報告によると、世界でニュース報道に接するのを 積極的に避けている人の数は この6年間で増加したっていうんだ。 英国

          佐鯛家嘉一の「サタイヤ流」2

          音楽の古臭たち、そして騒音10      music fluxos, and so on 10

          updated world music 残暑がキビシくて、疲れちゃうよね。 ヤレヤレ。 とか言いながらも秋なんだね。 芸術の秋。 いや音楽の秋かな。 9月になって4回目の出撃だよ。 ニシキタの芸文にね。 2回が芸文オケ(公開リハを含む)、 芸文オケでブリテンのP協奏曲を知ったのは収穫。 反田恭平の人気具合を知ったのが二つ目。 あとプレトニョフのショパン。 この人の印象を要修正中。 音色がダーク寄りだったことが興味深い。 ま、ゆっくり検討しよう。(妄想が正) そして カ

          音楽の古臭たち、そして騒音10      music fluxos, and so on 10

          音楽の古臭たち、そして騒音9 music fluxos, and so on 9

          オケを支える≒耳を育てる こないだなろうを徘徊していて 勇者(1万人):「阪神優勝やぁ!」 って短編を見つけてしまった。 鴉野 兄貴って人の作だけど いや早いね。笑っちゃったよ。 閑話休題(あだしごとはさておき)。 去年ふと思いついて 地元のオーケストラ 兵庫芸術文化センター管弦楽団 の年間席を取ったんだ。 何故かっていうとなんとなく気分がいいかも と思ったからで深い意味なんかないんだけどね。 ワンシーズンが終わって2シーズン目も継続なんだけど 継続するってことで明ら

          音楽の古臭たち、そして騒音9 music fluxos, and so on 9

          美術館で会った人だろ、アンタ。 5

          Parallel Lives 平行人生 ―新宮 晋+レンゾ・ピアノ展 まだまだ暑いね。 クーラーの効いてない外に出るのが嫌でね。 ずっと引き籠りだよ。 こりゃイカンという訳でまたもや大阪だよ。 大阪中之島美術館。 国立国際美術館のすぐ北隣りにある。 前に阪大医学部があった跡地らしいが まぁそんなこたどーでもいい。 でもカッケー建てもんだぜ。 アプローチすっとヤノベケンジの おっきなフィギュアが出迎えてくれる。 好きだね、こーゆー感性。 中入るとすげーモダンなつくりになっ

          美術館で会った人だろ、アンタ。 5

          音楽の古臭たち、そして騒音8            music fluxos, and so on 8

          フィンランドの深遠なる森より現れた妖精 うん、今回はメタルという ジャンルの音楽について語ってみたい。 とってもうるさいやつ。 そもそもメタルってやつは 年中ドラムがドカドカ言ってて ギターが年中ひゅんぎゅんいってて だみ声のあんちゃんが年中がなってて とかいったステロタイプでとられがちなんだよね。 まぁいいけどね。そいうとこもあるから。 でさメタルってジャンルのもイロイロあるんだ。 デスメタルとかメロディックメタルとか、 フォークメタルとかシンフォニックメタルとか、

          音楽の古臭たち、そして騒音8            music fluxos, and so on 8

          美術館で会った人だろ、アンタ。 4

          こないだね、暑いんだけど大阪にね ふらっと出かけてみたんだ。 国立国際美術館にね。 中之島にあるんだ。 大阪駅からフェスティバルホールの手前まで地下街なんで まぁまぁな距離だったね。 Thema1.ホーム・スイート・ホーム コロナの影響でホームということに再注目してみたんだって。 主題は別に異議はないんだけど、 あのさ、今のアートの業界は手法が拡散しちまってるだろう。 つまりは受け取る側にも、 いろんな受け取り方を要求されちゃうんだよ。 それがひとつの展覧会に詰め込まれ

          美術館で会った人だろ、アンタ。 4

          王宮書痴室 1

          寛延弐年の転生小説 まぁなんだな、我が家には訳わからん本が 一杯あってだね、 そのうちの一冊をパラパラしてたんだ。 ちょっと面白そうなのがあったので 紹介してみようと考えたのだよ。 話を始める前に前提条件の確認をしておきたい。 そもそも儂らの国は 所謂ところの小説というものは17世紀末頃まで 存在していなかったと考えて良いと思うのだ。 確かに平安時代には源氏物語があった。 平家物語も永い歴史に耐えてきた。 それらは文学とはいえるが 儂らの馴染んだ小説とは違うんぢゃないか

          音楽の古臭たち、そして騒音7            music fluxos, and so on.7

          そういうことがあったんだ。きっと? そもそもオレが音楽をやろうってのは なんだなその時代の気分、そんな感じだったんだよ。 あの頃は、オレにとってのヒーローがいっぱい居たんだよ。 そんなかっこいい奴にオレもなりたい。 精いっぱい自己主張とかいうやつをやってみたんだよ。 大当たりを引き当てちまった。 オレは持ってたんだよ、luckてやつを。 ああ、あんときゃ先ずオファーがあったんだよ。 そん時ゃオレもbig_name、別に変なことやる必要なかったんだ。 オレにとっちゃsho

          音楽の古臭たち、そして騒音7            music fluxos, and so on.7

          音楽の古臭たち、そして騒音6            music fluxos, and so on. 6

          その時世界が終わると思っていたんだ 70年末とかその辺の時なんだがね。 なんていうかさみんなあんまり幸せな 気分ぢゃなかったんだろうね。 大洋感情ていう言葉を知ってるかい。 世界中のみんなが一緒に幸せになるとかそういう感じ。 そいつがどうも怪しいと感じ始めていたんだよ。 なんか違うことを考えなきゃとか そんなことを感じていたんだろうね。 その当時はすでに音楽とか言う ドカドカうるさいやつにはまっていたんだ。 正確にはドカドカうるさい音楽にはまっていたんだよ。 で小難しいや

          音楽の古臭たち、そして騒音6            music fluxos, and so on. 6