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45歳、バツイチ、息子と二人暮らしのシングルマザー。HSPのエンパスだと思われます。中…

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45歳、バツイチ、息子と二人暮らしのシングルマザー。HSPのエンパスだと思われます。中学生の頃から引きこもりの息子も同じだと思われます

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急展開

大好きな人と、電話をしてデートをする事が出来た。彼が大好きな和菓子を、手紙と共に渡したその日の夜。すぐに電話をくれた彼。 彼が好きな和菓子を、お裾分けだと嘘を付いて渡していたのだけど、嘘を見抜かれていたようで。 彼から、1つだけ願いを叶えてあげると、言ってくれた。職場の人達が居る前で、笑いながら。私も、えー?本当に?何でも叶えてくれるの?と笑った。冗談だと思ったから。 休み明け、彼はお願いは決まった?と私に聞いてくれた。私は驚いて、一瞬、言葉に詰まった。やっとの思いで紡い

    • 紫苑の花のように

      『私を忘れないで』 紫苑の花言葉通り、私は彼に忘れて欲しくないのだ。私は愛せば愛すほどメンヘラになり、重くなり、嫌われるけれど、愛情だけは本物だから。愛した分だけ愛して欲しいと願ってしまう。お金をどれだけ掛けたかとかではなく、私の愛に応えて、と。メンヘラが過ぎるのは承知しているし、彼からしたら私は脅威でしかないのも分かってる。でも、と願わずにはいられない。 『私を忘れないで』 か奇しくも七夕の夜。彦星と織姫が1年に1度、会うことを許されたこの夜。珍しく晴れ間が覗きそうな今夜、

      • 悪の華道を行きましょう

        私はゲーム、マンガ、アニメが好きな、オタクだ。タイトルも、小説から漫画化されたものを拝借してる。他には、悪役令嬢の中の人も大好き。今、私個人として楽しみにしている作品だ。アニメになったら良いのにな、とも思っている。 好きな作品として挙げたタイトルの共通点は、主人公が本来悪役令嬢だと言うことをいわゆる、転生モノで、好きな恋愛ゲームをプレイしていたプレイヤーが、悪役令嬢に転生してしまったと言う内容なのだ。転生したプレイヤーは善良で、悪役令嬢に少なくない影響を与える。違うのは、愛

        • 惑う

          私は精神的に落ち込むとすぐに食が細くなる。栄養ドリンクやゼリー飲料でやり過ごす日々が続き、ある日突然、プツリと張り詰めた糸が切れてしまう。こうなると、何もかもが嫌になり、心配してくれる人達に酷い事をして遠ざけてしまう。馬鹿だと思いながらそれを繰り返し、戒めにしていると自覚している。私は私に罰を与えたいのだ。頼る人が居ない、孤独と言う罰を。 幸せになる資格などない。明るい未来を勝ち取る資格などない。優しく、明るい方達に大切にされる資格はない。私はいつもそう思っている。私がどれ

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          泡沫

          私は弾け飛んで消える、シャボン玉になりたい。最近、つくづくそう思う。何もかもに嫌気が差して、いっそ死にたいと思っているのに死ねないことも、自分の命に興味はないが、息子のことは愛しいから死んではいけないと思っていることも、良い人を続けることも、誰かを心配して手助けすることも、自分を蔑ろにすることも、本当に何もかもがどうでも良くなってしまった。 私の気持ちなんて何一つ、現実に反映されないのだから。自分を犠牲にして何になるのか。そう思ってからはもうメンタルの立て直しなど出来なかっ

          哀しい

          哀しい事が立て続けに起こっている。人生においてまだ、こんなに哀しい事が起こるなんて思ってもみなかった。 かなりセンシティブな内容があるから苦手な人は気を付けて欲しいし、全ての方に公開しても良いか分からないから、初めての公開設定をしてみようと思います。

          ¥100

          哀しい

          ¥100

          風花が舞う

          私は北海道の田舎町の出身だ。北海道でも、雪の少ない地域で雪祭りならぬ、氷祭りをする地域でスピードスケートが盛んな街だった。北海道でも冷え込む地域で、真冬の夜の凛として澄んだ空気が好きだった。晴れた夜には街灯が少ない地域だった事もあって、満天の星空が広がった。 幼い頃から、辛い事がある度に部屋を抜け出し、冬の夜空を見上げた。大人に理不尽に怒られた時。母に理不尽な要求をされた時。大人の男性に身体を弄ばれた時。夢や希望を全て壊された時。雪で作った椅子に座ってただ、夜空を見上げた。

          風花が舞う

          涙雨

          繰り返し。同じ事を繰り返している。恋愛において、私はかなり人間関係が下手になる。そう、恋愛でだけ。 メンヘラになってしまうのだ。幼い頃に両親が離婚し、母親と暮らしていたが、その母親も私を育てるためにクラブのママや寮母、花屋にスーパー…色々な仕事をし、時には掛け持ちをしてくれていた。それには感謝している。 いつ帰っても1人の家。明かりが灯っていたことはない。たまの休みには母の男友達が何人も来ていた。私は、父からの愛情どころか、母からの愛情すら、まともに感じたことはない。

          意味不明な言葉達

          今、私は人材派遣として派遣された会社で働いている。詳しくないから、ちゃんとした説明は出来ないけど派遣会社ではないらしい、所属先の会社から、派遣された会社で働いてる。ややこしいけど、派遣元が私の雇い主なのだ。 で、私は病を治すために派遣元の会社を6月末で退社する。それに伴い、派遣先の会社も6月末で退社する。退職届は派遣元の会社に提出済み。退職の手続きが始まっている。派遣先の専務さんにも、派遣元の社長から連絡済み。1ヶ月前の申し入れで、仮に私が、体調不良で休むにしてもまぁ、円満

          意味不明な言葉達

          どんな気持ち?

          癌のこと、少しずつ会社の人に伝えてる。肺に転移してて、骨にも転移してるかもってなったから、正直、個別に話すのはかなりしんどい。殆どの人は心配してくれるし、身体が1番、無理しないでと言ってくれるから、なんとか頑張れてる。 でも、大好きな人が昨日、朝の挨拶をしてくれてそれにおはようございますと答えたら、元気?と聞かれたから、笑顔で首を横に振った。彼には、癌のことも転移の事も話していたのに、続いて彼の口から出た言葉は、「死ぬの?」だった。 何時ものように軽い、明るい口調で言われ

          どんな気持ち?

          体調不良の憂鬱

          私は今、闘病中だ。急な癌の告知に、転移も見つかって土曜日からの3日間、身動きが取れないくらいに落ち込んで、どん底かって思うくらい体調不良に悩まされた。仕事も休んで病院に駆け込んで、泣きに泣いた。とても正気ではいられなかったけど、会社の社長には身体的、精神的にしんどすぎて仕事が出来ないとメールした。 およそ、目上の方へのメールとは思えなかったけれど、取り乱しているのだけは伝わったのか、社長は何度も身体が一番だから、と言って何かあったらメールしてと冷静に返してくれた。こう言う人

          体調不良の憂鬱

          初デート

          初デートは、ラブボだった。1つだけ叶えてくれると言うお願いに、私が、ホテルで抱いて欲しいと言ったから。 思えば、真夜中のドライデートでも、避妊しなくて良いかと聞かれ、一度は避妊せずに事におよび、一度抜いてゴムを付けてくれた。私は妊娠しづらい体質ではあるけれど、まだ閉経していない。100%妊娠しないとは言えない。しかも、するのが目的な訳ではなかった。少なくとも私は。 それでも、男女の仲になり、贈り物のお礼とは言え、嫌われていたらこうはならないだろうと淡い期待があった。しかも

          1つだけの願い

          私の好きな人は、とても大人で優しくて明るい、男性。愛想が良く誰からも一目置かれている人。 でも、どこか影のある人。きっと私とは相容れない人。 私は、恋愛になると人間関係を上手に築けなくなる。構ってちゃんになるしメンヘラになるし、相手の気持を考えたり慮る事が出来なくなる。依存体質なのかもしれないし、大人になりきれて居ないのかもしれないし、そもそも恋愛に向いていないだけかも知れない。 愛される資格が必要なのであれば、私にはその資格がないし、愛するためにも資格が必要なら、それも

          1つだけの願い

          メロメロです

          私は何故か仕事が出来て家事も育児も完璧な超人的なイメージを持たれるのですが、ただの甘えん坊でズボラなダメダメ人間です。職場では、出来る限りしっかりしていよう、ちゃんとした仕事をしよう、迷惑を掛けないようにしようと過緊張で頑張って居るだけで、プライベートではその反動でどうしても駄目になってしまう。息子には何時も、駄目人間!45歳児め!と言われながら世話を焼かれている。 そんな私に好きな人が居る。歳上の、しっかりとしていて仕事も出きる、ジョークが分かる優しい紳士。それだけで釣り

          メロメロです

          泣ける程に愛しい

          歌の歌詞に、泣ける程愛したりしないってあったと思うけど、ホントに泣ける程愛しい気持ちってあると思ってる。 HSPである私にはとても難しい事ではあるのだけど。 私はHSPなのに、純粋過ぎて素直過ぎて、人を信じ過ぎて。そのくせ警戒心や猜疑心は強くて、その線引は私の基準でしかないから、他の人は戸惑うのかもしれないけれど。 勝手に信頼して勝手に懐いて、勝手に失望して勝手に突き放して勝手に離れるだけの私に、周りの人は戸惑い、怒ってか悲しんでか全ブロックされる。当たり前の話だけれど。

          泣ける程に愛しい

          私の大切な人

          私の大切な人は息子と、今、愛している職場が一緒の20歳くらい年上の男性。この二人が、私にとって最愛で命を差し出しても良いくらい、大切な人。 そう、私は馬鹿なのだ。信頼を寄せ、愛し、大切だと認識した人の事は、何が何でも庇護しようとする。息子なら、皆さんにも分かって貰えるだろうけど、20歳以上も歳上の経験豊富な男性を庇護しようだなんておこがましすぎて。 そこまで考えて、私は何時も気付くのだ。 物心付く前に両親が離婚してしまい、父の顔すら知らないのだ。だから、歳上の男性に憧れがあり

          私の大切な人