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パフォーマンスとか展覧会とか

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梨茄子か立蔵葉子がつくったもので、パフォーマンスとか展覧会とか、会場にお越しいただくタイプのものをまとめています。映像も、パフォーマンスの延長ということで、入れちゃいます。
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梨茄子のそれぞれ一人芝居 世田谷線とくぁ

梨茄子のそれぞれ一人芝居 世田谷線とくぁ

梨茄子がひさしぶりに演劇を作ります。
しばらく作ってなかったのですが、というのはなんかやる気がでなかったからなんですが、最近なんかいける気がしてきたので。
ふりかえれば下駄が梨茄子の人になってから、演劇つくるの、実は初めてでした。あははお待たせ下駄くん。

作るのは、たちくらようこの一人芝居『世田谷線で海へ帰る』と、日和下駄の一人芝居『Qua(くぁ)』の2本立て。どっちも30分くらいです。

会場

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歌集「金平糖と夜とあたたかいもの」

歌集「金平糖と夜とあたたかいもの」

趣味で短歌をつくっているんですが、昨年から1日1首を自分に課して真面目に実行していたら、1年半ですんごい溜まってしまったので、お借りしているシェアアトリエの定期イベントの当番を利用して発表しました。

31音分の言葉と想像力でなんでもやっちゃう短歌っていう表現が、好きだし素晴らしいと思っているのですが、文字を表示する以外の現れ方があってもいいんじゃないの?と思いまして、展覧会みたいな歌集をつくって

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『「梨茄子の夏の旅 丁寧な生活/サヨナラ」展』

『「梨茄子の夏の旅 丁寧な生活/サヨナラ」展』

2020年7月に小豆島で、8月に京都で発表するつもりだった 梨茄子の夏の旅「丁寧な生活/サヨナラ」というパフォーマンス作品は、コロナが怖くて結局旅に出られずできませんでした。かわりに、京都で予定していた期間中、オンラインと京都のSpace bubuで、「梨茄子の夏の旅 丁寧な生活/サヨナラ」展 をしました。

生まれそびれた作品と、きちんとお別れするための展覧会です。

2020年8月9日(日)1

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『のこりもんおばけのおはなし』

『のこりもんおばけのおはなし』

2020年、東京都のアートにエールを!に出した映像作品です。

生ハムをひとくち食べて捨てちゃうお金持ちの青年のもとにあらわれた、もったいないの神様。毎日やっすい賃金でハムの試食販売をして暮らしている女、は、まだ迫る危機に気づいていない。おうちにあるものから生まれた人形が演じる、現代の東京を反映した創作昔話の人形劇。

のこりもんおばけの歌は、その後パウンチホイールのライブで歌っていただくなどの栄

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梨茄子の発表会2『その実ができるまで』

梨茄子の発表会2『その実ができるまで』

谷中の路地裏の古民家に暮らす絵画モデルゆうこと、居候の木星人と、古民家トタン。今日もゆうこはトタン相手に恋バナ。2階で盗みぎきしていても、恋バナも、自分を未来に残したいっていう地球人のねがいも、木星人にはわからない。ゆうこがもうすぐ引っ越すことを、トタンはまだ気づいていない。

2019年7月18日(木)~ 21日(日)全6回
場所 トタン(谷中銀座の裏路地 の 多々目的家屋)
発表する人  遠藤

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茄子梨『丁寧な生活/サヨナラ』

茄子梨『丁寧な生活/サヨナラ』

『この部屋の重力』という演劇の打ち上げ的な席でやるかっていって1年越しに実現した、梨茄子スピンオフ・日和下駄さん主導「茄子梨」の発表会です。

「死後の世界という概念がどうしても説得力をもって感じられません。要するに「それを言ってるお前、死んどらんやんけ」ということです。
一方で「死」を考えても仕方のないもの、と捉えることにも抵抗があります。なぜならあることを知ってしまっているからです。
そこで今

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梨茄子の発表会1『この部屋の重力』

梨茄子の発表会1『この部屋の重力』

横浜の小さなアパートにしょうがなく暮らす、人類がいなくなった後の世界にうっかり生き残ってしまった二人の物語。

2018年4月11日~22日 全12回
場所 bear(横浜市の住居兼アトリエ)
作った人  立蔵葉子・日和下駄
写真撮影 皆藤将
広報協力 たくみちゃん
協力 アゴラ企画・青年団 谷口俊彦 谷口香澄 佐藤亮太

重力強めな場所に生きてるたちくらと、まわりの重力弱そうな日和下駄で作った演

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『梨茄子の発表会』

『梨茄子の発表会』

急な坂スタジオの育成プログラム・急な坂相談室plus!2017に選出され、20日間和室に籠もり、スタジオを使い倒して創作したパフォーマンスです。

立蔵がバイトを辞め、呪いを受けて魔女になり、そして人に戻るまで。呪いを解く儀式として、観客とともにインドの祝祭の料理・ビリヤニを食す。演出家・劇作家・音響デザイナーのカゲヤマ気象台が音楽、調理などを担当。

2017年7月20日
急な坂スタジオ(神奈川

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『ダスト』

『ダスト』

2017年の3月、三軒茶屋にあるキャロットタワーの「生活工房」というスペースで、美術家の飯島剛哉さんとたちくらが、演劇『ダスト』を、13日間上演しました。

世田谷区は原因不明の流行病によって滅びてしまい、出ていけない人たちだけが世田谷に残っている。廃墟になったキャロットタワーに、防護服を着た人が何か……調査、探し物、ラジオ放送、慰霊……をしに来る、という演劇です。飯島さんの「アルミでできた服を着

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『どこだよミラクルムーン』

『どこだよミラクルムーン』

妹の結婚、それは彼氏か友達か、劇団・ゴキブリコンビナートに引いたり惹かれたりするカップル、手を引いて歩む老夫婦。恋愛にまつわる瞬間を連ねた20分。

2015年3月8日
神奈川県立相模湖交流センター(神奈川県相模原市)
作った人 立蔵葉子、力武修一(劇団リケチカ)
出演 服部未来
写真 Hiraparr Wilson

神奈川県立相模湖交流センター主催「オルタナティヴパーティー 鹿ハウス」に出品し

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『梨はにばんめ、茄子はごばんめ』

『梨はにばんめ、茄子はごばんめ』

高円寺と中野の間の古民家カフェで、お客様にお茶と芋ようかんを出しつつ、のんびりみてもらったパフォーマンスです。

2013年10月12~13日 全4回
場所 くらしのアトリエひらや(東京都杉並区)
出し物を作った人 後藤ひかり、島村和秀(情熱のフラミンゴ)、立蔵葉子
写真の展示 シマサオリ、玉井美世子
記録写真 玉井美世子

谷崎潤一郎の『猫と庄三と二人の女』の朗読、お客様から寄せられたお悩みに、

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