なお屋

初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王…

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初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』 というラブコメ風ファンタジー小説を書いております。ぜひご一読くださいませ!

マガジン

  • 一気読み用マガジン:最強のぼっち王女がグイグイ来る!...

    『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』マガジンです。 『固定された記事』に第1話を固定しているので、そこから読んでね! このマガジン経由でアクセスすれば、本作以外の投稿を除外して次の記事に飛べます。 【追放系ラブコメ】ぼっちなツンデレ美少女と、気ままな旅に出掛けない? 超絶天才美少女なツンデレ王女→有能だけど性格に難ありで王族追放。 平民でも衛士になった主人公→身分を理由に理不尽にも衛士追放。 身分も立場も違うそんな二人は、同日に追放されたことで奇妙な出会いを果たします。 すると主人公は、ぼっち王女にグイグイ来られて……!? 空気が読めないぼっち王女に主人公は翻弄されまくり、なぜかデートっぽいことになったと思ったら、あげくの果てには一緒に一晩明かしたり……!? そんな異世界の追放ラブコメ。ぜひゆるりとお楽しみください(^^)

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固定された記事

[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

第1話 そうですか。ではさようならあらすじ 本編 「つまり、王族から追放ということですか」 「誰もそんなことは言っておらんだろう!?」 「分かりました。では出て…

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[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第23話 農家に一人、魔法士ですか……悪くないですね…… もはや恒例行事といってもいいかもしれない朝の一悶着をこなした後、アルデたちは、ミアの農地にやってきた。…

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[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第22話 さて……そのお姫様の今日の機嫌は如何に?「ふあぁぁぁ……眠い……」  よく考えたら久しぶりの早起きに、アルデは大きな欠伸をしてからベッドから起きる。 …

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第21話 まるで、巧妙なトラップを仕掛ける狩人のような女ね! 女狐のくせに!!「ああ、そのコのこと嫌いなんだ?」  ユイナスのカマかけに、しかしティスリはそこま…

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[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第20話 ということはティスリって、リリィのことが……「まぁまぁ……! ミアちゃんと会ったの?」 「ええ……中央広場で偶然に」 「どうだった!?」 「え、えっと…

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ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

今回は小説じゃなくて、ちょいとAIの話をさせてください。すごく驚いたので(^^; 今日、ExcelでCSVをひたすらコピペしてデータ作らにゃあかん……という眠くなる作業が発生…

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[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第19話 アルデとわたしは他人なのですから 村の案内をしてもらったティスリは、日も暮れた時分にアルデの実家へと帰ってきました。  するとアサーニさんが、わたしの…

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[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第18話 護衛として 一戦交えたかのような疲れを感じながらもアルデは、ティスリとともにミアんちを後にする。  その後、村の中央広場に戻って商店なんかを案内したの…

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[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第17話 でも、それだけですから そして──アルデの背筋に悪寒が走る。  「血は繋がっていない」というミアの言葉は、ごく普通の受け答えのように感じたのだが、しか…

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[3−16]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第16話 手の掛かる弟って感じはするかな「へぇ……いろいろ大変だったんだね」  ミアの家に招かれてお茶をすすりながら──アルデは、衛士追放になった経緯を説明した…

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7日前
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[3−15]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第15話 わたしのお兄ちゃんは、わたしだけのお兄ちゃんなんだから! 手を組みましょうと申し出たリリィに、ユイナスは渋面になりながらも、黙って話を促しているようで…

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8日前
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[3−14]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第14話 わたしのお兄ちゃんを手玉に取ろうっていうの!? 貴族であるこのリリィが、ただの平民でしかない少女に揺すられるだなんて……!  しかし、ここでユイナスの…

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[3−13]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第13話 それは〜、このあとの展開次第かな〜? 天幕が準備されたのち、リリィはその中でティータイムを楽しんでいましたが、天幕の外から声が掛けられます。 「リリィ…

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[3−12]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第12話 あなたのブラコンが、ここまでだったなんて……「ユイナス、あなた一体どういうつもりなの?」  お兄ちゃんとあの女が家を出て行ってすぐ、ユイナスはお母さん…

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[3−11]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第11話 この方は?「アルデ……帰ってきてたんだ……」  アルデたちが近づくと、シバを撫でていたミアが立ち上がった。  するとオレの背中が小突かれて、ティスリが…

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12日前
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[3−10]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第10話 やはり……アルデがそんなだからでしょうね「悪かったなティスリ。まさかユイナスが、あんなに突っかかって来るとは思いも寄らなくて」  アルデはシバにリード…

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13日前
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[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

第1話 そうですか。ではさようならあらすじ

本編

「つまり、王族から追放ということですか」

「誰もそんなことは言っておらんだろう!?」

「分かりました。では出ていきます。今までお世話になりました」

「ちょ、ちょっと待ちなさい!」

 きびすを返したわたしに、お父様が慌てて声を掛けてきます。

 ですがわたしは無視をして、お父様の執務室を出て行こうとしましたが、お父様の側近に行く手を阻まれ

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[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−23]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第23話 農家に一人、魔法士ですか……悪くないですね…… もはや恒例行事といってもいいかもしれない朝の一悶着をこなした後、アルデたちは、ミアの農地にやってきた。魔動車がなかったら遅刻してたところだ。

 ちなみに……魔動車に乗り込んだユイナスがそのスピードに驚いたり、魔動車を乗り付けたら村人達が驚いたりしたが、まぁその辺は想定通りといったところか。

 そうして農地に集まったのは、オレたち三人の他

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[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−22]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第22話 さて……そのお姫様の今日の機嫌は如何に?「ふあぁぁぁ……眠い……」

 よく考えたら久しぶりの早起きに、アルデは大きな欠伸をしてからベッドから起きる。

 これまでも、そこまで寝坊していたつもりはないが、農民の朝は早いからなぁ。日が昇ると同時に起きるなんて久しぶりだ。もっとも村人たちは、日が昇る前から仕事の準備をしているはずだが。

 そう考えると、ティスリの護衛という仕事がどんだけラク

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[3−21]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

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第21話 まるで、巧妙なトラップを仕掛ける狩人のような女ね! 女狐のくせに!!「ああ、そのコのこと嫌いなんだ?」

 ユイナスのカマかけに、しかしティスリはそこまで慌てることはなかったけど、さりとてハッキリとは答えてこない。

「いえ、嫌いというわけではないのですけれど……」

 煮え切らないその態度にイラッとしたわたしは、さらに突っ込んで聞いた。

「なら苦手なのね?」

 するとティスリは小さ

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[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−20]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第20話 ということはティスリって、リリィのことが……「まぁまぁ……! ミアちゃんと会ったの?」

「ええ……中央広場で偶然に」

「どうだった!?」

「え、えっと……どうだったとは、どういう意味でしょう……?」

 夕食が始まり、ユイナスはむっつりしながらも、あの女──ティスリとお母さんの会話を聞いていた。

 ティスリと一緒に食事するなんて冗談じゃないわよ部屋をわざわざ宛がったんだからそこで

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ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

ChatGPTに知らないプログラムを書かせてみた結果

今回は小説じゃなくて、ちょいとAIの話をさせてください。すごく驚いたので(^^;

今日、ExcelでCSVをひたすらコピペしてデータ作らにゃあかん……という眠くなる作業が発生しまして。約3000行ほど……

行や列ごとコピペすれば済む話ではなかったわけです。

試しに100行ほど手作業してみたところ、全部終わるのに10時間はかかりそう……(ToT)

一昔前はバイト君にがんばってもらってたのです

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[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−19]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第19話 アルデとわたしは他人なのですから 村の案内をしてもらったティスリは、日も暮れた時分にアルデの実家へと帰ってきました。

 するとアサーニさんが、わたしのために部屋を用意してくれていて、「夕食までゆっくりしてね」とのこと。なのでわたしはお言葉に甘えることにしました。

 そうしてわたしは個室のベッドに腰掛けて、今日のことを振り返ります。

 生まれて初めて見た広大な麦畑は、とても素晴らしく

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[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−18]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第18話 護衛として 一戦交えたかのような疲れを感じながらもアルデは、ティスリとともにミアんちを後にする。

 その後、村の中央広場に戻って商店なんかを案内したのだが、村で作っている商品なんかを説明しても、ティスリは「へぇ、そうですか……」などと素っ気ない態度だった。

 商店を案内し終えると、もはや話題もなくなってしまい、麦畑を突っ切る畦道を、オレたちは当てもなく歩いていたのだが……

「な、な

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[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−17]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第17話 でも、それだけですから そして──アルデの背筋に悪寒が走る。

 「血は繋がっていない」というミアの言葉は、ごく普通の受け答えのように感じたのだが、しかし二人は沈黙してしまう。

(な、なんだ……!?)

 オレは沈黙した二人を見る。

 ミアは寂しそうにうつむいているし、ティスリは笑顔で固まっているし……えっと……これはどういう状況なんだ?

 オレの本能が、なんでもいいから何かを話せ

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[3−16]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−16]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第16話 手の掛かる弟って感じはするかな「へぇ……いろいろ大変だったんだね」

 ミアの家に招かれてお茶をすすりながら──アルデは、衛士追放になった経緯を説明した。もちろん、ティスリと戦ったことは伏せた上で。

 そうして一通りの説明を聞き終えたミアが、オレに言ってくる。

「それで……新しい仕事がティスリさんの護衛なのね? そしてティスリさんは、農業視察や体験をするためにうちの村に訪れたと」

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[3−15]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−15]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第15話 わたしのお兄ちゃんは、わたしだけのお兄ちゃんなんだから! 手を組みましょうと申し出たリリィに、ユイナスは渋面になりながらも、黙って話を促しているようでした。

 なのでわたしは言葉を続けます。

「これまでの話をまとめると、ユイナスは、あなたのお兄様が誰かと恋仲になるのがイヤなのでしょう?」

「ええ、そうよ」

 ユイナスは大きく頷くと、ちょっとよく分からない話を始めました。

「わた

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[3−14]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−14]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第14話 わたしのお兄ちゃんを手玉に取ろうっていうの!? 貴族であるこのリリィが、ただの平民でしかない少女に揺すられるだなんて……!

 しかし、ここでユイナスの機嫌を損ねたら、お姉様にあることないことを言われかねません。

 お姉様とユイナスの関係がどのようなものかはまだ定かではありませんが、いずれにしても、お姉様に対するわたしの心証は悪化することでしょう。

 そもそも、わたしがこの村にまで来

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[3−13]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−13]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第13話 それは〜、このあとの展開次第かな〜? 天幕が準備されたのち、リリィはその中でティータイムを楽しんでいましたが、天幕の外から声が掛けられます。

「リリィ様、不審者を捕らえたのですがいかが致しましょう?」

 ちなみに声を掛けてきたのはラーフルではありません。ラーフルは、領主代行という重要な役割をお姉様に与えられたわけですから、先日まで滞在していた領都に置いてきました。

 お姉様から直々

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[3−12]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−12]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第12話 あなたのブラコンが、ここまでだったなんて……「ユイナス、あなた一体どういうつもりなの?」

 お兄ちゃんとあの女が家を出て行ってすぐ、ユイナスはお母さんに問い詰められた。

 でもわたしは臆することなく、お母さんを睨む。

「言った通りよ! あの女はお兄ちゃんを狙ってるから、わたしが阻止しなくちゃいけないの!」

 そう断言すると、お母さんは、困った顔つきになって頬に手を当てた。

「仮

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[3−11]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−11]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第11話 この方は?「アルデ……帰ってきてたんだ……」

 アルデたちが近づくと、シバを撫でていたミアが立ち上がった。

 するとオレの背中が小突かれて、ティスリが言ってくる。

「アルデ。この方は?」

「え? あ、ああ……彼女はミア・ミズーリと言って、村長の娘さんだ」

 オレが紹介すると、ミアはにこやかに会釈をした。

 オレの隣に並んだティスリも会釈を返してから、オレを見上げてくる。どこと

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[3−10]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

[3−10]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

第10話 やはり……アルデがそんなだからでしょうね「悪かったなティスリ。まさかユイナスが、あんなに突っかかって来るとは思いも寄らなくて」

 アルデはシバにリードを付けながらティスリに謝ると、ティスリは、怒っている様子もなく返事をしてきた。

「構いません。こういう事態も想定の一つでしたから」

「そうだったのか? 家族のオレでも想定してなかったのに恐れ入ったな」

「まぁ……家族だから想定できな

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