なお屋

初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王…

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初めまして! なお屋と申します(^^) 『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』 というラブコメ風ファンタジー小説を書いております。ぜひご一読くださいませ!

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  • 一気読み用マガジン:最強のぼっち王女がグイグイ来る!...

    『最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?』マガジンです。 『固定された記事』に第1話を固定しているので、そこから読んでね! このマガジン経由でアクセスすれば、本作以外の投稿を除外して次の記事に飛べます。 【追放系ラブコメ】ぼっちなツンデレ美少女と、気ままな旅に出掛けない? 超絶天才美少女なツンデレ王女→有能だけど性格に難ありで王族追放。 平民でも衛士になった主人公→身分を理由に理不尽にも衛士追放。 身分も立場も違うそんな二人は、同日に追放されたことで奇妙な出会いを果たします。 すると主人公は、ぼっち王女にグイグイ来られて……!? 空気が読めないぼっち王女に主人公は翻弄されまくり、なぜかデートっぽいことになったと思ったら、あげくの果てには一緒に一晩明かしたり……!? そんな異世界の追放ラブコメ。ぜひゆるりとお楽しみください(^^)

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[1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

第1話 そうですか。ではさようならあらすじ 本編 「つまり、王族から追放ということですか」 「誰もそんなことは言っておらんだろう!?」 「分かりました。では出ていきます。今までお世話になりました」 「ちょ、ちょっと待ちなさい!」  きびすを返したわたしに、お父様が慌てて声を掛けてきます。  ですがわたしは無視をして、お父様の執務室を出て行こうとしましたが、お父様の側近に行く手を阻まれてしまいました。  わたしは仕方なく振り返ると言いました。 「今さらなんのご

    • [3−8]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

      第8話 それは絶対だめぇーーー! 分けの分からないことを言い始めた妹に、アルデは、とりあえず待ったを掛けた。 「おいユイナス。何を言っているのか分からんが……」 「どうして分からないのお兄ちゃん!?」  ユイナスは、オレの首元を掴んでガクガクしてくるので、オレは目を回しそうになる。  そんなやりとりをしていたら、家の玄関が開いた。 「アルデ?」  玄関から出てきたのはおふくろのアサーニだった。屋外の騒ぎが家の中にまで聞こえていたのだろう。 「帰ってたの? ってい

      • [3−7]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

        第7話 お兄ちゃん下がって! コイツ、ぜったいお兄ちゃん狙いだから!! 「お兄ちゃん、いつ帰ってきたの!?」  突然の出会いに、ティスリは胸の鼓動を撥ね上げます。  走り寄ってきた少女の口調から察するに、話に聞いていたアルデの妹──ユイナスさんでしょう。アルデはその妹さんに答えました。 「いま帰ってきたとこだよ。家に入ろうとしたら、シバに出迎えられてたんだ。お前は学校の帰りか?」 「うん、今日は時短だったから早めに帰ってきたんだけど……」  ユイナスさんはそう言い

        • [3−6]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第6話 わふわふ! ウルグじいさんと会話していたら、なぜか急に不機嫌になったティスリだったが……アルデの実家が近くなるにつれて口数も減っていった。  怒っているからしゃべらない、というよりは緊張から沈黙しているという感じだ。  あのティスリが緊張しているなんて、その様子を目撃していても信じられないが……しかし実家が近づくにつれティスリの顔は明らかに強張っている。  別に、オレの両親は王侯貴族でもなんでもないんだから、そこまで緊張する必要はないと思うが……いやむしろ、ティ

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        [1−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで? (異世界ラブコメ小説)

        • [3−8]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

        • [3−7]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

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          93本

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          [3−5]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第5話 いい加減はっきりしないと、そのうち後ろから刺されるぞ? アルデが運転する魔動車の助手席で、ティスリは感嘆の声を上げました。 「す、すごい……これが小麦畑なのですね……」 「ああ、ちょうど収穫前に間に合ったな」  二泊ほどキャンプした森を抜けると、別世界が広がっていました。  なだらかに波打つ大地は、地平線の彼方まで黄金色に輝いています。大地のすべてに、初夏の太陽をふんだんに浴びた小麦が実っていました。まさかこれほどまでに広大だとは想像していませんでした。  

          [3−5]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−4]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第4話 顔を引きつらせて立ちすくむしかなかった…… ラーフルは、リリィ様とその侍女三名と、リリィ様を護衛する自身の配下を十数名連れて、一路、フェルガナ領都へと向かった。  連れて行く親衛隊の選抜には一悶着あったものの──わたしの部下でもあり親友でもある女性隊員が、最近やたらとわたしに迫ってくるので、それを振り切るのに一苦労したのだがそれはともかく──っていうかあのお見合いは苦肉の策であってわたしはノンケだと何度も説明しているというのにアイツは未だに……いや、今はその話はどう

          [3−4]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−3]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第3話 どうしてわたしが、アルデの生家に泊まることになっているのですか!? 領都を出発したアルデとティスリは、魔動車を一日走らせると、森の湖畔でキャンプをすることにした。  近隣には宿場町もあるのだが、追っ手の撹乱ということで宿場町を使うのはやめておいた。追いつかれたところで、ティスリにとっては大した問題でもないようだが。  あと買いだめした保存食がまだけっこう残っているというのもある。何しろキャンプは一度しかしていなかったからな。  森の中で野宿するなんて、普通なら野

          [3−3]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−2]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第2話 数人の親衛隊と共に、わたしが現地に出向く!  殿下失踪先の予想を大きく外したラーフルは、親衛隊隊長の任を解かれることも覚悟していたが、しかし、リリィ様はそのようなことはなされなかった。 「今、あなたに抜けられては困ります。自身の失態は功績によって挽回なさい」  とのこと。てっきりヒステリーを起こされると思っていたわたしは、思いも寄らぬその寛容さにちょっと感動したりもして、だからことさら王女殿下捜索に熱を入れることになる。  そしてその挽回の機会は、思ったより早

          [3−2]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [3−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第1話 約束ですよ? 必ず、連絡をくださいね 武術大会もなんとか閉幕し、その祝勝会も終えた翌日。  ティスリとアルデは、フェルガナ領都を出立することにしました。  本当はもう少し滞在する予定だったのですが、王女であるわたしの顔が知れ渡ってしまいましたので、おいそれと観光をするわけにもいかなくなりましたし、すでに王宮から追っ手が掛かっているでしょうから、予定を繰り上げることにしたのでした。  だからわたしは、ため息交じりに言いました。 「まったく……あの元領主には迷惑ば

          [3−1]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          【ラノベ新刊】中年男が美少女に転生して、異世界で無双します(笑)

          皆さんこんにちは、なお屋こと佐々木直也です! 実は先日Kindle本を出しまして、今日はその告知をさせてください(^^) というライトノベルです。シリーズもので11巻目! 出版社を通さない個人出版なので紙書籍はありませんが、キャラの作画は人気イラストレーターのne-onさんに担当して頂けました! 上掲表紙の通り、むちゃくちゃ可愛いです!! なので各巻のキャライラストだけでも必見の仕上がりですので、ぜひAmazonを覗いてみてください(><)b 惚れ惚れするイラストです

          【ラノベ新刊】中年男が美少女に転生して、異世界で無双します(笑)

          [2−41]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          番外編4 アルデのファンクラブ「つけられていますね、わたしたち」  ティスリがそう言うと、アルデも気づいていたようで頷きました。 「ああ、そうだな。けど殺気はないようだが……」  旅館からコロシアムへと向かう道中で、わたしたちは尾行に気づいていました。  わたしとアルデは、武術大会を順調に勝ち進んでいる真っ最中ですから、いよいよ領主がなりふり構わなくなってきたのかと思ったのですが、それにしては確かに殺気が感じられません。  というより殺気とは別種の、異様な視線を感じ

          [2−41]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [2−40]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          番外編3 ティスリと水の都 領都に到着したアルデたちは、旅館のチェックインを済ませた後、観光することにした。  領都は水の都とも呼ばれていて、観光客も多く訪れている。まぁその大半は貴族ではあるが。  オレは、子供の頃に何かの用事で家族一緒に訪れたことがあったのだが、何しろまだ小さいころだったのでほとんど覚えていない。断片的な記憶しかなくて、やたらと橋が多かったとかその程度だ。  そもそも大多数の平民にとっては、観光旅行なんて出来るお金もなければ時間も習慣もないので、今こ

          [2−40]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [2−39]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          番外編2 ティスリの挑戦状 ティスリたちは鎧を役所に預けた後、キャンプ用品を扱っている道具屋を探すため、街を散策することにしました。  そしてわたしは、魔動車を馬繋場の脇に停めるとアルデに言います。 「さぁアルデ。街を散策しがてら勝負しましょうか」  わたしがそう言うと、アルデはきょとんとした顔つきで言ってきます。 「勝負って……なんの?」 「もう忘れたのですか!?」  さきほど役人を気遣ったとき、アルデはわたしを揶揄してきたのです。その仕返しをしないと腹の虫が治

          [2−39]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [2−38]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          番外編1 クルースちゃんの求愛:後編前編はこちらへ  親衛隊隊長であるラーフルは、アルデ・ラーマに手籠めにされた親衛隊隊員クルースの心の傷を癒やすため、中央貴族の嫡男を紹介することになった──のだが。  クルースと同い年で……  とても優しくて……  誰にでも親切で……  花を愛でて歌を嗜む……  そんな、吟遊詩人の物語に出てくるかのような男なんて──いるはずがない!  いたらわたしに紹介して欲しいくらいだ!!  しかし!  そんな嘘をついてしまったのは、他

          [2−38]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [2−37]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          エピローグ あっという間に夜は更けていったのでした ティスリが元領主を成敗した影響で、武術大会は多少の混乱は来したものの、残り試合は通常通り開催されることになりました。  大会側が全試合の魔法検知ログを確認したところ、不正を働いた相手選手は、アルデとの試合以外では魔法を使っていなかったことも大会進行の要因でした。  そうして決勝戦にはベラトさんが進出し、アルデと対戦しました。 「はぁ……アルデさんには足元にも及びませんでした……分かってはいましたが」  祝勝会が始まる

          [2−37]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          [2−36]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?

          第2章最終話 そして、わたしとアルデは背中合わせになって  ティスリは、声が聞こえてきた場内西門を見ます。すると大勢の衛兵を従えて、初老の男が歩いてきました。 「そこの女、判定はくつがえらん! 身分を弁えて退くがよい!」  ふんぞり返りながら歩くという器用なことをしながら、男は闘技台に上がってきました。 「そこのアルデとかいう選手の不正は明らかである! 認証局が出しゃばるまでもない!」  男は闘技台中央までやってくると、拡声器を衛兵に持たせ、声高らかに宣言しました。

          [2−36]最強のぼっち王女がグイグイ来る! オレは王城追放されたのに、なんで?