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客観的科学の側をどうレベルアップすると、主観が扱えるようになるのか?
Moonshot 9 というプロジェクトは「こころゆたかな社会の実現」というのを目指している。で、私は山田真希子さんのプロジェクトの一員として、多少プロジェクトに関わっている。そこで運営しているSlackで出た話がちょっとおもしろい。
Moonshot9のタイトルとウェブサイトは以下の通り。Moonshot Goal9: Realization of a mentally healthy and
意識研究、量子論、仏教の接点が見えてきた。気がする(その3ーこの世界の根本は関係性)
その2で私が書いたのは、
1)脳内のニューロン同士の相互関係という関係性、
2)我々の身体の外にある世界のモノ同士の関係性、
3)1)の関係性と2)の関係性をつなぐ関係性、
この3つは、世界の構成要素として根源的に違うのか、という疑問だ。
私は、この3つが根源的に違う、ということを指し示すような実験・観測事実は無いと思っている。それは、マッハが「感覚的要素一元論」を提唱した時以降も変わっていない
時限公開販売最後。クオリアと報告の関係性は「随伴」関係? 現象的な意識とアクセス意識の関係性への新しい見方とそこから生まれるあらたな実験パラダイム。
(最後は一気に5章から7章までを載せます)5. クオリアと報告の関係性は「随伴」と捉えられるか?4章では、圏論における重要な結論である米田の補題と、それにインスパイアされてデザインした心理物理実験として考えられる例を紹介した。
5章では、圏論が明らかにしたもう一つの重要概念である「随伴関係」を意識研究者や認知科学者に紹介する。「随伴」とは、2つの圏の間にある関係性である。圏論で正式に定義される他
数学者じゃない人が圏論を学ぶ時の勘どころ その2 ー 圏論における図の書き順について
今週Monashでのシンポジウムで、「随伴 Adjunction」という圏論の概念が、意識研究に使えるのでは? というトークを行った。そのトークスライドを準備している時にいくつか気づきがあったのでNoteにまとめておきます。
書き順なしでの随伴の説明まず書き順なしに随伴を説明してみる。それがこのNoteの最初の図だ。
目標は、2つの圏が随伴関係にあるとはどういうことかを説明すること。
ここでは