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〜2019年_毎日ログ

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考えたことなどを、適当にぽいぽいしてます。不定期更新。
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#私のこと

愛される才能

愛される才能

人生において最も大きな成功は、たくさんのお金を稼ぐことでも、ビジネスチャンスを掴むことでもなく、ただただどれだけの人から愛されるかではないか。

そんなことを、どなたかが言っていた。

それでいうと、わたしは結構な成功者じゃないかな、と思うのだ。

これは聞きようによっては自慢に聞こえるのかもしれないし、実際に自慢なのかもしれないけれど、わたしは昔からわりと可愛がられ体質だ。とはいっても、たくさん

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よそゆきの声

よそゆきの声

「だれ!?」何度言われただろう。仕事用の電話をひとたび取れば、わたしはまるで別人のように喋るらしい。意識的に切り替えているつもりはないのだけど、不思議とスイッチが入るんだろう。

普段の声と違う発声は、たぶんパチンコ屋とコールセンターで身につけたのだろうと思う。パチ屋ではカウンタースタッフとしてカウンターに立ち、マイクを使ってアナウンスをしていた。パチ屋の喧騒さは言わずもがな、マイクを使うといった

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そろそろ、心地よく生きよう

そろそろ、心地よく生きよう

昔から、自分の心地よさというものをどこか置き去りにしてしまうところがあった。

つい、「わたしが我慢すれば」とか「もうちょっと時間が経てば状況が良くなるかも」とか思ってしまうタチで。「つらい、しんどい、もう嫌」といっぺん口に出せば、もう後戻りはできないような気が常にしていて、だからギリギリのギリギリまで、悪口は言わずに耐え忍ぶ。そんなタチで。

それは、自分自身に数えるほどしかない長所の一つだと思

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余計なものを、捨てていく

余計なものを、捨てていく

いつからだったのか、それとも生まれ持った性質だったのか、それはもはやわからない。けれどとにかく数年前までのわたしは、なんだかいろいろなものにがんじがらめに縛られて、とてもとても生きにくかった。

最後に勤めた会社を辞めて、なんやかんやでフリーになって、なんとかそのままやってこれて今に至る。フリーとして活動をして2年が経過し、今は3年目になったわけだけれど、その間にわたしはどんどん余計なものを捨てて

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母は娘に過去の自分を重ねる

母は娘に過去の自分を重ねる

母とは、わたし。娘は、わたしの娘のことだ。

わたし達は似ている。顔もそうだけれど、中身も。息子は夫似なので、うまいこと分かれるものだなあと感心してしまう。

だからだろう。娘の考えることが手に取るようにわかることもあれば、わたしの人生をなぞるような娘の言動に危うさを覚えることもある。

例えばわたしは、小さな頃から人付き合いが得意ではなかった。といっても、まったくできないとか友達が一人もいないと

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