【育児】保育園は可哀想なのか
こんにちは、もももと申します。
今日は巷でよく聞く『3歳児神話』に絡めて、子どもを早くから保育園に預けることが可哀想なのか、について私なりに経験したことを元に書かせて頂きたいと思います(*^^*)
・・・と、まずその前に。
3歳児神話とは何ぞや???の方のために(*^^*)
▼『NHK生活情報ブログ』より抜粋
「かわいそうに、こんな小さい時から保育園に預けて」 働くお母さんがよく言われる言葉です。その背景にあるのは“3歳児神話”。『3歳までは母親が家庭で子育てをした方がよい』という説で、広く言われ続けています。
いやぁ・・・未だにあるんですねぇ(;'∀')
幼い子どもは母親のもとで育てるべきか、保育園に預けるべきか、私は学者ではないし、明確な科学的根拠もないので、はっきりとどちらが正解なんて言えません。
ただ、自分が実際に息子を保育園に預けてみて感じたこと。
ここから、自分なりに思うことを書こうと思います。決して正解は無い内容だと思いますので、温かい気持ちで読んで頂けると幸いです(*^^*)
***
ちなみに現在4歳になる息子は、1歳5ヶ月頃から保育園のお世話になっています。
もともと産休に入った当初から、1年くらいで復職する予定でした。(育児休業給付金の兼ね合いもありますしね。)
・・・が、実際に子どもが生まれてみると、成長とともに息子の可愛さは増し、生まれてからずっと一緒にいるのに、こんな小さな子どもを保育園へ預けるなんてやっぱり可哀想かな、と心が揺れたことを覚えています。
ただ、結論から言うと私自身は「早くから保育園に預けて大正解だった」と100%思っています。(迷いは1ミリもありません。)
理由としては以下の3つです。
①発達の遅れに早期に気づけた
上記マガジンの『保育園に個室を持つ息子』シリーズでも書かせて頂いていますが、1歳5ヶ月頃から通い始めた認可外保育園で、園長先生から発達の遅れを指摘された息子。
当時はなかなか素直に受け入れられずに、園長先生にも随分と失礼な態度を取ってしまいましたが・・・(^^;)
初めての育児で分からないことが多く、きっと母子二人で過ごしていたら、明らかに他のお友達と横比較をする機会も少なく、息子の発達の遅れを受け入れて動き出すのは、もっと後になっていたのではないかなと思います。
たくさんのお子さんを見てきた保育士さんと過ごす機会があったからこそ、早めに気づいて療育センターなど、たくさんの方のサポートを受けることが出来たのだと思っています(*^^*)
②プロだからこそ提供できる遊びが豊富
これは・・・単純に私が子育てに向いていない性格というだけなのかもしれませんが(;'∀')
やっぱり、保育士さんって保育&遊びのプロなんですよね。
ブロックあそび、スライム作成、泥んこあそび、劇あそび、絵具あそび、粘土あそび、ごっこ遊び、絵本の読み聞かせ、その他たくさんの制作物などなど・・・。
毎日、家で子どもとマンツーマンで、これだけのクオリティの遊びを息子に提供してあげられるのか。はっきり言って答えはNOです。
家事もあるし、自分の時間も欲しいし、絶対スマホとか見ちゃいますもん。
そりゃ、家で二人の方が確かに母親からの愛情はたっぷり受けられるかもしれませんが、愛情だけでも人は絶対に育ちません。
たくさんの遊びや楽しいことを経験させてくれる場所。家だったら、絶対に泥まみれや絵具まみれで遊んだりさせてあげられないけれど、保育園ではそういった経験を遠慮なくさせてもらえる。
これは、本当に得難い経験だなぁと、いつもありがたく思っています(*^^*)
③外的要因から受ける影響が大きい
家とは決定的に違うこと。それは、同じくらいの年齢の子ども達とたくさん接しながら、一緒に成長することが出来るということです。
ここから得てくる学びは、本当に大きいなあと日々感じています。
実際にトイレトレーニングも、お着替えも、歯磨きも、言葉も、家ではほとんど特別な訓練をしたり、教えたことはありません。(いや、やれよって話かもしれませんが💦)
母である私は、ただ毎日朝ごはんと夜ごはんをしっかり食べさせて、家にいる間はしっかりと愛情を注ぐ。基本それだけしかしていません(^^;)
でも、気づけばいつの間にかトイレの使い方を知っているし、歯ブラシも使えているし、教えてもいない単語をいっぱい覚えています。
正直家庭で覚えたことよりも、保育士さんやお友達から刺激を受けて出来るようになったことの方が圧倒的に多いと感じています。
家では全く食べない生野菜なんかも、保育園では頑張って食べるらしいです。しかも、信じられないことに、家では全く自力でごはんを食べないのに、保育園では自分で食べているらしい。(・・・お友達効果すごい!)
自閉スペクトラム症を持つ息子。
私一人だったら、間違いなくここまで息子の成長を促すことは出来なかったと、今なら迷わずに断言できます。
たくさんの方の協力や、息子の成長を促してくれる環境があったからこそ、今の息子は存在していて、母親の愛情だけではなく、たくさんの人の愛情を元に彼は成長しているのだと思います。
だから、私は決して早いうちから保育園に預けることが可哀想だとは思いません。
預けたからこそ得られるものも多いし、一緒にいる時間が短いからこそ、精一杯向き合える側面もあるのだと思います。
冒頭にも書きましたが、これが絶対に正解だとは思いません。
でも、息子の子育てを通して、母親の愛情「だけ」あれば子どもが順調にすくすくと発達して行けるとも思いません。
もし今、保育園に我が子を預けることに少なからず罪悪感を抱いているお母さんがいたら、胸を張って言いたいです。
私は、息子を保育園にお願いして、100%良かったと思っています。
そして全国の保育士の皆さん、本当に、本当にありがとうございます!100%感謝の気持ちしかありません(ノД`)💦
卒園まであと2年。たくさんの方のお力を借りながらにはなりますが、今後も母子ともに成長していきたいと思います( *˙ω˙*)و✨
つたなくお見苦しい文章かもしれませんが、最後までお読みいただきありがとうございました(*^^*)
記事を読んで気に入って頂けたら、「スキ」「フォロー」を頂けるととても嬉しいです(´艸`)
▼『子育てで思うこと』関連記事はこちらです☆