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真夜中の深呼吸。

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私のままで生きるために、深呼吸をするように綴った文章たち。
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2021年6月の記事一覧

私はきっと「そのままでいいんだよ」って言葉がほしかったんだ

私はきっと「そのままでいいんだよ」って言葉がほしかったんだ

「岡崎さんは、生きてるだけで尊いんだよ。」

それは、あまりにも唐突なできごとだった。わたしは上を向いたまま、一瞬フリーズしてしまう。

あと2,3日後には満月になりそうな、おおきな月がぽっかり浮かぶ、夏のはじめの夜だった。

その輝きに夢中になっていたわたしは、ふと我に返って声がする方を向く。

言葉の主は、まっすぐな瞳でこちらを見つめて、真剣な表情をしていた。

その人は、さっきまで眺めていた

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「好きを言葉で紡ぐ人」から、「あなたの好きをつくる人」になりたい。

「好きを言葉で紡ぐ人」から、「あなたの好きをつくる人」になりたい。

「見つけてほしい。」
「誰かに、好きになってもらいたい。」

そんな必死の想いでつくった「自分の広告」は、結果的に、誰からも「推し」に選ばれることはなかった。

心の中では、「きっと、誰かひとりくらいは好きと言ってくれる人がいるはず…!」と楽天的に考えていたわたしは、残酷な現実を突きつけられて、目の前が真っ暗になった。

初回の講義を受けた今では「自分が選ばれなかったのって、当然の結果だったなあ…

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5月の振り返り|全力で駆け抜けた、その先で。

目の前に飛んでくるボールをひたすら打ち返していたら、あっという間に1ヶ月が過ぎた。

「義務感を手放す」というテーマを掲げて走り出した、5月。実際は義務感云々なんて意識する暇もないまま、ひたすら頭と身体をフル稼働させ、駆け抜けた1ヶ月だった。

つかの間の休日が訪れた今日、そろそろ5月の振り返りnoteを書くことにする。

5月の目標と結果▼5月のテーマ
「義務感」を手放し、「わくわくしながらアウ

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憧れ続けた、あの場所に。〜企画メシ2021に向けて〜

憧れ続けた、あの場所に。〜企画メシ2021に向けて〜

まさか、自分が「あの憧れの場所」に立つことができるなんて、一ヶ月前までは全く想像もしていなかった。

コピーライターの阿部広太郎さん主催の連続講座、「企画でメシを食っていく2021」。この度の選考を経て、わたしは晴れて企画生になった。

初回の課題を出し終えた今、この数週間を振り返ってみて、「ああ、飛び込んでしまったんだなあ…」と、ようやく実感が沸いてきている。

どうして今、わたしはここにいるの

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