転職の失敗13:会社名の大切さを認識していなかった

私は新卒で日系大企業に就職し2回転職活動をしています。

私は旧帝大を卒業し、新卒で大手事業会社に就職して、イキりまくっておりました。

1回目の転職では、tierの低い無名なコンサル会社から直ぐに内定をもらい、イキったまま転職活動を終了させたのです。

”tierが低くても“自分がどうにかしたる!”

位にイキいきり、人生最大の過ちの1歩を踏み込んだのです…。

私は転職市場で持つ「所属企業の会社名」の大切をこの時、認識していませんでした。

もちろん転職先が自分のやりたいことや人間関係、給与等、希望を満たす先であれば、会社名は何も気にする必要はありません。

しかしながら、企業側も「所属企業の会社名」を見ているのです。

私の友人で、大手金融機関から小さなヘッジファンドに転職した人がいます。

自分がやりたいことがそのヘッジファンドでなら実現できる…!と思って友人は転職したわけなのですが、人生は落とし穴だらけです…。

入社してみると、自分のやりたい仕事は全然できず…友人は焦って転職活動を始めました。

しかしながら、全然うまくいきません。

前の転職は、無双だったのになぜだ…!?と友人は疑問に思いましたが、それは大手金融機関という会社の看板を持っていたからなんですね。

友人が転職した小さなヘッジファンドにはそれがありません。

面接の時も何をしている会社か説明しなければいけないのです。

友人は苦労をして、また大手に返り咲き、今はヘッドハンターからお声がかかるまでになったそうです。

うらやましい限りです。

私も自分の希望と条件面でミスマッチを起こしていました。

今振り返ると、2回目の転職でどうにか内定をもらえたのは、新卒で入社した会社名に助けられた面もあったと思います。

面接官と話す際にも、新卒で入社した会社と取引があったり、名前も知れていたため、そこから話題が拡がっていきました。

逆にイケてないコンサル会社の話は、ほとんど聞かれませんでした…。

もちろん、転職において、求人のポジションと応募者の経験がマッチするかという観点が第一に評価されます。

会社名ではなく、業務経験、成果が何よりも大事です。

しかし、私のように、やりたいことが漠然としている方や、希望する仕事へのアサインが水物になってしまうコンサル業界を志望する場合、注意が必要です。

名の無い会社や、こういっては失礼ですがtierの低い会社に入社しミスマッチが起きた場合に次の転職で苦労しやすいからです。

保険を掛ける意味でも私のように安易に転職先を決めずに、出来る限り名の知れた企業に入社しておくと、次のステップもスムーズになるでしょう。

会社名という虎の威を借りましょう!

記事一覧

●転職の知恵
絶対に知って欲しい転職の失敗、ミスマッチを防ぐ方法

●転職の失敗
転職の失敗1:追い込まれた精神状態で選考を進めた
転職の失敗2:転職活動の暗黙ルールを把握していなかった
転職の失敗3:転職エージェントを理解していなかった
転職の失敗4:転職サイトの特徴を理解していなかった
転職の失敗5:転職エージェント無しで選考を進めた
転職の失敗6:未経験なのにシニアの職位で入社してしまった
転職の失敗7:転職直後にやばい会社だと気づいたのにすぐに転職活動しなかった
転職の失敗8:転職先で干されまくった
転職の失敗9:自分のやりたいことばかりを考え選考にのぞんでいた
転職の失敗10:コネ選考で楽勝と思ったけど甘くなかった
転職の失敗11:社長から内定と言われたが内定取消になった
転職の失敗12:転職直後のスタートダッシュでコケた
転職の失敗13:会社名の大切さを認識していなかった

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